神戸学院大学

社会連携

グリーンフェスティバル「神戸学院寄席~男もすなる落語、女もやります。だから紅白落語会!~」を開催しました

2017/07/12

桂坊枝さんによるお囃子の説明
桂坊枝さんによるお囃子の説明
月亭天使さん
月亭天使さん
桂文五郎さん
桂文五郎さん
露の都さん
露の都さん

グリーンフェスティバル「神戸学院寄席~男もすなる落語、女もやります。だから紅白落語会!~」を8日、有瀬キャンパスメモリアルホールで開催し、約240人が公演を楽しみました。

落語会の前に落語入門講座として、落語とお囃子について本学卒業生の桂坊枝さんにお話いただきました。見台(机)や膝かくしなど高座で使用する道具の説明や、開場時に叩く太鼓を一番太鼓と呼び「ドンドンドンと来い」と聞こえるように叩くことなど、初めて落語会に参加される方にも分かりやすく紹介。また普段は表舞台には出てくることのないお囃子の方にも出てきてもらい、同じく本学卒業生のはやしや美紀さんによる三味線、月亭天使さん、桂文五郎さんによる太鼓や笛で、お囃子による落語の演出効果についても解説しました。はやしや美紀さんは、上方の全落語家の出囃子が演奏できるということで、入門講座の最後は会場からリクエストを募り、3代目桂米朝さんの出囃子「都囃子」を披露しました。

そして紅白落語会では、東西初の女流落語家である露の都さんは『星野屋』を、月亭天使さんは『平林』を上演し、女性ならではの華やかで陽気な落語を披露。対する桂坊枝さんの『船弁慶』、桂文五郎さんの『二人ぐせ』では、巧みな喋りに加えて力強い身振り手振りで会場の笑いを誘いました。思わず声を出して笑ってしまうほど楽しい落語会となり、また男性に引けをとらない女性落語のおもしろさを実感していただける大変貴重な機会となりました。来場者からは、「落語を聞けて良かった。また落語入門講座も大変勉強になりました」とのお声をいただきました。

本公演で2017年度春季グリーンフェスティバル公演は、全て終了しました。

2017年度秋季のグリーンフェスティバルも音楽や演劇など、皆さまにお楽しみいただける企画を準備していますので、ご期待ください。詳細が決まり次第、大学ホームページ等でお知らせします。