神戸学院大学

社会連携

薬学部の科学部がグランフロント大阪でワークショップを実施しました

2016/05/10

開場と同時に大賑わいとなりました
開場と同時に大賑わいとなりました
「人工イクラのスノードームづくり」の説明をする3年次生の山城千明さん
「人工イクラのスノードームづくり」の説明をする3年次生の山城千明さん
「動くスライム」実験の説明をする1年次生の鼻崎奈千子さん
「動くスライム」実験の説明をする1年次生の鼻崎奈千子さん
「水中しゃぼん玉」実験の説明をする3年次生の大中佑介さん
「水中しゃぼん玉」実験の説明をする3年次生の大中佑介さん

薬学部科学部が4日、グランフロント大阪北館のナレッジキャピタルでゴールデンウィーク特別企画として「神戸学院サイエンスLab.~おもしろ科学実験!!~」を実施しました。

神戸市と連携してナレッジキャピタルで実施している“大学都市KOBE発信プロジェクト”において、2016年度の第1弾として「神戸学院サイエンスLab.」を開催。薬学部の科学部から、4年次生の坂口孝俊さん、3年次生の福本哲也さんら12人の学生が参加し、「人工イクラでスノードームづくり」など3つの実験プログラムを行いました。

会場では、整理券配布に先立ち約2時間前から長蛇の列ができ、開場と同時に多くの人で賑わいました。

人工イクラのスノードーム作りでは、アルギン酸ナトリウム水溶液(コンブなどの海藻に含まれる多糖類を抽出、精製したもの)を塩化カルシウム水溶液の中に滴下すると、接触した水滴の表面がゲル化したゼリー状に固まります。その反応を利用して、人工イクラ作りを行い、スノードームの雪に見立てます。スノードーム液は学生たちが事前に実験を重ね、塩化カルシウム水溶液や洗濯のりなどを用いてスノードームの中でゆっくりと人工イクラが舞い落ちるように調合を行いました。

最初に発泡スチロール球でつくった人形に色づけを行い、準備された5色から好みの色で人工イクラの雪を作り、鯉のぼりに見立てたビニールテープに目や鱗を描いた後、スノードーム液の中に人工イクラと好みのラメと人形を入れて、完成です。

「水中しゃぼん玉」と「動くスライム」は、今回が始めての取組み。水中しゃぼん玉は、水と洗剤とストローを使って水中にしゃぼん玉を作る少し難しい実験でしたが、参加者はとても上手に作っていました。

同じく「動くスライム」実験は、洗濯のりとホウ砂で作るスライムに砂鉄を混ぜ、磁石で動かす実験です。まず砂鉄と磁石で遊んでからスライム作りを体験してもらい、作ったスライムは、磁石と一緒にプレゼントとして持ち帰ってもらいました。

一日を通して約550人の方々が訪れ、子どもたちだけでなく家族で楽しみながら体験いただき、「チラシを見て、今日の実験をとても楽しみにしていました」などのお声をいただきました。