神戸学院大学

社会連携

経営学部の辻ゼミ生らが三宮周辺地域帰宅困難者対策訓練に参加しました

2016/02/12

アプリの災害情報掲示板に震度6の地震発生情報が配信され、訓練がスタートしました
アプリの災害情報掲示板に震度6の地震発生情報が配信され、訓練がスタートしました
災害情報掲示板の情報に基づき、ルートMAPを作成しながら開設された一時滞在施設①へ向かいます
災害情報掲示板の情報に基づき、ルートMAPを作成しながら開設された一時滞在施設①へ向かいます
開設された一時滞在施設①が満員のため一時滞在施設②の開設情報が配信されました
開設された一時滞在施設①が満員のため一時滞在施設②の開設情報が配信されました
訓練終了後に振り返りを行い、班ごとに気付いた点を発表しました
訓練終了後に振り返りを行い、班ごとに気付いた点を発表しました

2月9日に神戸市が実施した「三宮周辺地域帰宅困難者対策訓練」に経営学部 辻ゼミの國生優介さん、山田竜司さんら20人(2年次生)と、「117KOBEぼうさい委員会(主催:神戸市・神戸新聞)」に所属する社会防災学科の喜田悠太郎さんと松本涼平さん(2年次生)が参加しました。

大規模災害の発生で公共交通機関がストップした場合、昼間人口の多い中央区では最大4万6千人が行き場をなくしてしまうと予測されています。災害時「公助」を担う行政の機能が大きく制限されるなかで、企業を含めた個々人の自覚に根差した自主的な「自助」、身近な地域コミュニティ等による「共助」による対応など、社会全体で対策を進めてゆくことが必要です。この日、中央区役所と神戸市危機管理室が帰宅困難者対策協議会と連携して開発した「KOBEまちの安全・安心アプリ~かもめんnavi~」を使って、災害情報を入手しながら、一時滞在施設に移動する実働訓練を行いました。

訓練後の振り返りで、各班からは「ルートに色がついていてわかりやすかった」「操作もシンプルで簡単」「文字数を減らし、大切な内容を大きくしたり、色を付けたらいい」などの意見が出ており、参加した福田瑞規さん(経営学部 2年次生)は「普段何気なく、買い物などで出かける三宮を、防災の視点で街を見つめるきっかけとなり、まだまだ危険な場所があると感じた」と話しました。