神戸学院大学

社会連携

社会防災学科の中田敬司教授がグランフロント大阪で「防災の日特別企画」のワークショップを実施しました

2015/09/04

ワークショップの趣旨説明をする中田教授
ワークショップの趣旨説明をする中田教授
ロープの結び方を説明する兼石大地さん
ロープの結び方を説明する兼石大地さん
119番通報を説明する竹村一希さんと小林毅郎さん
119番通報を説明する竹村一希さんと小林毅郎さん
最後のBOUSAIトライアスロンでは暗闇の中、子どもたちが力を合わせて頑張りました。
最後のBOUSAIトライアスロンでは暗闇の中、子どもたちが力を合わせて頑張りました。

現代社会学部 社会防災学科の中田敬司教授が8月30日、グランフロント大阪北館のナレッジキャピタルで防災の日特別企画「ちびっこBOUSAIトライアスロン」を実施しました。この企画は、同施設で1月、1.17特別企画として実施したプログラムの第二弾。今回は“暗闇からの救出大作戦!!”と題して真夜中に発生した災害を想定して行いました。

参加したのは小学生とその保護者12組。中田教授が講師を務め、社会防災学科の学生を中心として結成している「シーガルレスキュー」の竹村一希さん、大谷祥麻さん、兼石大地さんら8名が学生スタッフとしてワークショップを開催しました。
ワークショップでは、20年前の阪神・淡路大震災で暗闇の中、住民の助け合いによって命が救われたことが例に挙げられました。暗闇の中でどのような動きができるか、今後起こり得る南海トラフ巨大地震等の広域災害に備えるためにも、自分たちで助け合うスキルを高めるために「三角巾を使ったケガの手当方法」「ロープ結索」「搬送法&119番通報体験」の3つのメニューを実施。阪神・淡路大震災や東日本大震災での日本DMAT活動の様子を見て、災害時の傷病者と医療資源のバランスを知り、災害時に「ぼくたち・わたしたちができること」を一緒に考えました。
グループごとの体験訓練では、「災害から自分の力で身を守り」「家族や友達等の仲間を助ける」ためのスキルを高める実習を開始。「三角巾を使ったケガの手当方法」では、大判の三角巾を使ったケガの手当を覚えました。「ロープ結索」では、本結び、もやい結び、巻き結び等の結び方や、長さが足りない場合の対処法を体験。「搬送法&119番通報体験」では、シチュエーションカードを引いて、様々なケースで傷病者を発見した時の119番のかけ方を学び、毛布と棒を使った担架での搬送方法を体験してもらいました。
最後にスタジオの電気を落として暗闇を再現し、3つのスキルをマスターできたかどうかのBOUSAIトライアスロンに挑戦しました!トライアスロン開始前には各グループで作戦タイム。懐中電灯を照らす係、ケガの手当てを担当する係、119番通報を担当する係など、各関門におけるミッションの担当を決めておきます。第1関門、ロープ結索ではミッションカードで結び方を引きます。早く結べた子どもは、苦手な友達の手助けを行います。第2関門のケガの手当では学生が傷病者役に扮し、119番に通報する子ども、ケガの手当を行う子ども、搬送用担架を作る子どもに別れて、互いに協力しながら準備をし、障害物が置かれた道を手作り担架で傷病者(人形)を運びます。
終了後、全員が防災マスターの修了証を受け取り、「今日覚えたことを、お家に帰って他の家族の方にも教えてあげてください。」と講師陣から話がありました。

参加者からは「子どものうちから、防災意識を持つことの大切さを楽しみながら学ばせることができてとてもよかった。」「なかなか家で本格的に教えることができないので、貴重な体験をすることができてよかった。」などの声をいただきました。