神戸学院大学

社会連携

「神戸市農業サポーター事業」で本学学生が農作業を行いました【第3回】

2015/03/26

剪定した枝がたくさん落ちています
剪定した枝がたくさん落ちています
みんなの力を合わせて枝がたくさん集まりました
みんなの力を合わせて枝がたくさん集まりました
今日は今年度最後の活動。みんなで集合写真を撮りました
今日は今年度最後の活動。みんなで集合写真を撮りました

農業公園に隣接する押部谷果樹団地(神戸市西区押部谷町)で2月20日、ボランティア活動支援室学生スタッフが農作業を行いました。

<事業概要>
高齢化と後継者不足で農作業の人出が不足していることから、神戸市は農業や食に関心が高い都市部の自治会などの団体を農業サポーターとして募集する「こうべ農業サポーターモデル事業」を2013年度より実施しています。 今年度は昨年度の実績をもとに、ボランティア活動支援室の学生スタッフ環境班が、押部谷果樹団地がボランティアを受入れるためのスキームを確立するための、「神戸市農業サポーター育成事業」に採択されました。押部谷生産組合連合会との連携を通じて、実際に農作業を体験し、農家やそれに関わる人たちから聞き取り等を行い、神戸市の農業に対する理解を深めるとともに、それらを伝えることを目的としています。

<活動報告>
活動日:<第3回> 2015年2月20日(金)
活動場所:押部谷果樹団地 柿農園
活動内容:午前 剪定した枝を拾い、軽トラックに乗せ一カ所に集めて燃やす。
午後 剪定した部分に細菌が入らないよう、枝の切り口にボンドを塗る。
参加者:ボランティア活動支援室 学生スタッフ 9名

押部谷果樹団地で次の季節に備える準備を行いました。

<学生感想文>
神戸学院大学 ボランティア学生スタッフ
1年次生(人文学部)荒木 福望

今回、私が農業体験をさせて頂いたのは押部谷果樹団地さんです。私は以前にも一度こちらで桃の摘果や袋かけを体験させて頂きました。農作業は一年を通しての作業となるので、体験する季節によって作業は異なります。

枝の剪定はすでに農家の方が済ませていらっしゃったので、私達は樹の周りに落ちている枝を拾い始める所から作業を開始しました。木々にはワイヤーが張りめぐらされているので、常に頭上を気にしながら中腰で作業をします。集中力が切れ始めると枝が目に刺さったりする危険があります。着用していたヘルメットのおかげで私は何度か危ない場面を回避できました。剪定した枝を拾うために軽トラは運転席の屋根が取り外されており、ワイヤーの下を走行できるように改造されているので、一見の価値ありです。

一時間の休憩時間を挟み、学生間のコミュニケーションを深めたところで午後の作業に移りました。ボンドが付着しないよう作業着を借り、幹から伸びている大きな枝にボンドを塗っていきます。樹の周りを一周して切り口を確認しながら作業をしました。遠目からの確認が必要で、見落とさないように努めました。

◆用意が必要な物
軍手、動きやすい服装、スニーカーなどの運動靴

◆作業を始める前に知っておきたい知識
剪定とは・・・樹木の枝を切ることにより、樹全体の形を整えたり、養分を効率よく利用・促進させるために行う作業。病害虫に侵されている枝を除去するためにも行われる。