学部長からのメッセージ

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新しいポートアイランドキャンパスに薬学部が移転してから4年余りになります。薬学の施設は、6年制教育のために全てを新しく作った最新の設計になっています。4年制の学生のほとんどは2009年3月に卒業し、6年制の最初の学年は4月から6年次生になります。1年後にはいよいよ6年制の最初の学生が6年間の総決算となる薬剤師国家試験に挑戦します。
薬学部は、移転と同時に組織を改変し、部門制という新しいシステムを導入しました。物性、分子、生命、臨床、社会薬学部門という大きな単位で、より自由でかつ広範・緻密な連携のもとで教育や研究を実施しています。
ご承知のように、神戸市は、ポートアイランドを神戸医療産業都市と銘打って医療にかかわる産業・研究の拠点形成を目指しています。理化学研究所、先端医療センター、神戸市医療センター中央市民病院、神戸大学医学部の研究施設、100社にあまる企業など多くの医療・研究・産業施設が結集しています。薬学部もライフサイエンス産学連携研究センターを中心として施設・設備の相互利用、共同研究を行なうようになりました。さらに、地元4大学との連携を進めるとともに、地元消防署のご指導で防災に関する授業も実施しています。加えて、ポートアイランドにはなかった図書館機能、情報ネットワーク機能、多様な領域の研究基盤、人材供給機能などを通して、当地の地域文化形成に貢献しつつあるものと自負しています。
本学は、医療・臨床に直接関わる薬学を三十数年前の創学当初から視野においてきました。この経験は、これから大いに力を発拝するものと考えています。教育や研究の両面で、科学基盤を深め、社会貢献可能な展開を心がけ、新しい医療技術の開発と実現を目指すことを、教員も学生も心に留めています。
今日ほど、薬学の教育や研究が社会の注目を集めたことはかつてなかったといわれています。それだけ薬学への期待がまっているわけです。この期待に応える活動は確実にポートアイランドで高まっています。



