創立記念日を迎えるにあたって 学長 佐藤 雅美
2017/01/18
1月23日、神戸学院大学は51回目の創立記念日を迎えます。これは、1966(昭和41)年1月23日に当時の文部省から大学設置認可の連絡を受けたことに由来しています。本学は、1912(明治45)年に創立された学校法人神戸学院の校祖・森わさの子である森茂樹が、山口県立医科大学学長を退職した後、日本人の体質改善を目指して、栄養学部を有瀬キャンパスに開設したことに始まります。現在は、9学部・7大学院研究科を有し、学生数1万人を擁する神戸市内で最大規模の文理融合型私立総合大学へと発展しました。
森茂樹が建学の精神とした「真理愛好・個性尊重」とは、「学びと知の探究を通じて、普遍的な学問体系の英知に触れる喜びを実感し、その過程で自己と他者の個性に気づき、互いの存在をこよなく尊重する」を意味しており、建学の精神を具現化するための方策として「神戸学院大学の目指す姿」、「教育基本理念」、「運営基本理念」、「神戸学院大学が期待する教職員像」が、神戸学院大学憲章に定められています。
法人創立100周年を迎えた2012年には「神戸学院100年宣言」を公表し、これを基に2013年度から5年の間に実施すべき具体的施策を「中期行動計画」として取り纏め、全教職員が協力しながらその計画の実現に努めて参りました。さらに、昨年6月に行われた大学創立50周年記念式典では「未来50年-神戸学院大学が進むべき道筋」を公表し、次の50年に向けて本学が取り組むべき当面の課題を明確にしました。
今後も本学が地域社会の発展に寄与する質の高い教育・研究を行う魅力ある大学として、そして、学生が成長を実感できる大学として在り続けるために、全教職員とともに様々な課題にチャレンジを続けていきたいと考えています。
≪神戸学院大学の主な沿革≫
1966(昭和41)年 4月栄養学部開設
1967(昭和42)年 4月法学部・経済学部開設
1972(昭和47)年 4月薬学部開設
1974(昭和49)年 4月大学院法学研究科・大学院栄養学研究科開設
1975(昭和50)年 4月大学院経済学研究科開設
1976(昭和51)年 4月大学院薬学研究科開設
1979(昭和54)年 4月大学院食品薬品総合科学研究科開設
1990(平成2)年 4月人文学部開設
1994(平成6)年 4月大学院人間文化学研究科開設
2004(平成16)年 4月経営学部、大学院実務法学研究科(法科大学院)開設
2005(平成17)年 4月総合リハビリテーション学部開設
2009(平成21)年 4月大学院総合リハビリテーション学研究科開設
2014(平成26)年 4月現代社会学部開設
2015(平成27)年 4月グローバル・コミュニケーション学部開設
2016(平成28)年 4月栄養学部栄養学科 管理栄養学専攻、生命栄養学専攻設置
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