神戸学院大学

寄贈図書について

2012/09/03

図書紹介

書名:『ひとり親家庭を支援するために:その現実から支援策を学ぶ』
編著者:神原文子 人文学部教授、NPO法人 しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西
発行所:大阪大学出版会
発行年月:2011年3月(267ページ)

このたび、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西と神原文子の編著により、『ひとり親家庭を支援するために-その現実から支援策を学ぶ-』を、大阪大学出版会より刊行していただくことができました。
これまで、シングルマザーやシングルファーザーの方々を応援したり、役立つ情報を提供したりする本は数多く出版されているのですが、意外と、ひとり親家庭の支援者向けの本が見当たらないのです。そこで、本書は、日ごろ、離婚、死別、非婚によりひとり親家庭になった人びとの相談にのったり支援をしたりしている方々に読んでいただきたいと企画いたしました。
ひとり親家庭の保護者や子どもたちが直面する法的手続き、経済面、子育てや親子関係についてなど、相談員が知識を身につけ、支援のポイントを理解していただければ、当時者にとってなにより心強いものとなるでしょう。
また、以下のような3部構成になっており、どこからでも読んでいただくことができます。

第1部 離婚・非婚になる前に知っておくべきこと-離婚、親権、養育費、面会交流
第1章「夫婦関係を解消するとは」(竹川幸子)
第2章「親権と養育費、そして面会交流」(乗井弥生)
第2部 なにがひとり親家庭を困難にしているのか
第3章「日本のひとり親家族を取り巻く現状と課題-子づれシングルと子どもたち」(神原文子)
第4章「ひとり親家庭で子どもが育つということ」(大森順子)
体験談 母子家庭で育った子どもたちの声
第5章「『母子』がひらく家族の可能性」(牟田和恵)
第3部 離婚・非婚で生じた困難をどう乗り越えるか
第6章「DVの基礎知識」(加藤伊都子)
体験談 DV離婚当事者の声-結婚、DV,引越、離婚、今の生活にいたるまで
第7章「ひとり親家庭の生活設計-自立に向けてのお金の話」(植田香代子)
第8章「ディーセント・ワークとは」(社納葉子)
ほかに、コラムやQ&Aなど、もりだくさんの内容になっています。

おひとりでも多くの方々に本書を読んでいただき、少しでも役立てていただくことができれば、とても嬉しく存じます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。