図書紹介
書名：『地域共同ケアのすすめ 多様な主体による協働・連携のヒント』
監修：藤井博志 総合リハビリテーション学部教授
発行所：全国コミュニティライフサポートセンター （88 ページ）
発行年月：2011年6月

図書紹介
書名：『地域支え合いのすすめ 暮らしの場(日常生活圏域)における福祉のまちづくり』
監修：藤井博志 総合リハビリテーション学部教授
発行所：全国コミュニティライフサポートセンター （103ページ）
発行年月：2012年3月

両著はともに厚生労働省研究事業補助金にもとづく研究である。しかし、この研究の成果は全国の各基礎自治体、社会福祉協議会に配布するため、あえて研究報告書の体裁をとらず、現場職員が理解しやすい普及書として作成している。したがって、学生にもわかりやすい学習書として活用できる。『地域共同ケア』は介護サービスの社会化の基盤として、住民同士及び住民と専門職が共同して地域ケアを形成する必要性を提案し、12事例を紹介している。「地域支え合い」は住民同士の福祉のまちづくり実践を13事例紹介し、そのあり方を提案している。ともに、単身化社会、少子高齢社会、社会的孤立・排除の課題を背景とした地域実践の分析書である。また、30分のDVDを付けているので視聴覚学習としても活用できる。