特別イベント

2015.02.21(土)
「液状化現象を実験してみよう!~ 地面が突然どろどろに !? ~」

地震発生時の液状化現象をテーマにワークショップを開催しました。
1.レクチャー:どうして液状化現状はおこるの?
2.実験:液状化現象を作ってみよう!
講師:現代社会学部 社会防災学科 准教授 中山学
学生スタッフ:防災・社会貢献ユニット3年次生 松本春海さん、立岩那採さん、水野友貴さん 、同2年次生 大智優一さん
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液状化現象を実験してみよう!
近年、自然環境の変化や異常気象など、私たちを取りまく環境は様々な変化をきたしています。
今年で、1995年1月17日に発災した「阪神・淡路大震災」から20年目、2011年3月11日に発災した「東日本大震災」から4年目を迎えます。今回は、地震が起こった時に発生する液状化現象をテーマとして、小学生と保護者の方が一緒に、お家を建てる“地盤(じばん)”を作ってもらいます。その中に水がある場合と、ない場合の違いを感じてもらい、お家が建ったあとに大きな地震が発生すれば、どのような被害になるかを体験して、液状化現象を学ぶプログラムをナレッジキャピタルThe Lab.にて開催します。

2015.01.10(土)
「ちびっこBOUSAIトライアスロン」~いざという時のスキルを身につけよう!!~

震災20年継承・発信事業の一貫としてワークショップを開催しました。
1.レクチャー 災害時にぼくたち・私たちができること
2.ワークショップ ちびっこBOUSAIトライアスロン
・三角巾を使ったケガの手当
・ロープワーク
・搬送法体験
講師:現代社会学部 社会防災学科 教授 中田敬司
学生スタッフ:防災・社会貢献ユニット 3年次生 大西慶志さん、高岸明以さん
同2年次生 吉見あきのさん、伊藤瑠美さん、大智優一さん、阿賀恵理さん
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ちびっこBOUSAIトライアスロン
今年度は、1995年1月17日に発災した「阪神・淡路大震災」から20年の節目を迎えます。
当時の被災地では地域住民の助け合いがとても大きな力となり「共助」の精神が改めて重要視されました。
震災から復興を遂げたまち神戸から、南海トラフ巨大地震などの広域災害が発生したときに、自分たちで助け合うことができるノウハウを学び「防災」について考え行動できるプログラムを、ナレッジキャピタルThe Lab.にて開催します。

防災・社会貢献ユニット(法学部) 3年次生 高岸明以
今回、「ちびっこBOUSAIトライアスロン」に学生スタッフとして参加しました。内容は、「緊急時の119番通報のしかた」「三角巾を使ったケガの手当て」「ロープ結索」の3つを子どもたちに教え、最後は3つを組み合わせてトライアスロンをするというイベントでした。
事前に、ロープ結索やケガの処置について勉強しました。それを子どもたちに教えることで、私たちにとってもスキルアップに繋がる非常にいい機会でした。
ロープ結索や三角巾の使い方は、私たち大学生でも覚えるのに一苦労でしたが、参加した子どもたちは私たちよりも覚えるのが速く、尚且つ正確にこなしていました。また、担架で人を運ぶ時、子ども2人だと力が足りず持ち上がらないこともありました。その時にも、周りに助けを求めて協力してもらうことができていました。1人で何とかしようとせず、周りにいる人たちと協力する力も身に付いており、とても感心しました。
阪神・淡路大震災から今年で20年。現在、神戸市民の4割が震災を経験しておらず、風化しつつある時代になってきました。防災を学んでいる私たち大学生が率先して防災活動に取り組むことが大切だと思います。子どもたちへの防災教育の機会も、これからもっと増やしていきたいと思います。

2014.12.23(火・祝)
神戸学院サイエンスLab.~おもしろ科学実験!~

科学の不思議について、実験を通して楽しく学ぶプログラムを実施しました。
<プログラム>
・ベルヌーイの定理実験
・紙ひこうきの不思議
・浮沈子(ふちんし)づくり
・人工イクラづくり教室
学生スタッフ:薬学部 3年次生 玉林悟さん、2年次生 梅本和輝さん、福本峰也さん
1年次生 早戸萌さん、山城千明さん、大中佑介さん、山下雄満さん、吉田大紀さん、武秀美さん、福本哲也さん
附属高等学校 1年生 洞七々海さん、陸駿豪さん、檀上力輝さん、深河暁弘さん
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神戸学院サイエンスLab.
「なぜ?」「どうして?」私たちを取り巻く環境(世界)には、たくさんの「ふしぎ」が存在します。今回、高大連携企画として、神戸学院大学薬学部の科学部と神戸学院大学附属高等学校の理科部がコラボレーションして、子どもたちの好奇心の扉を開く4つの「おもしろ科学実験」を実施します。

科学部(薬学部) 3年次生 玉林 悟
私たち科学部が担当したワークショップでは、スノードーム作りを皆さんにチャレンジしてもらいました。
科学部らしいスノードームということで、雪を人工イクラで作ってみました。スポイトから試薬を滴下して、小さな粒が生まれてくるところに関心が集まっているようでした。
普段はそこで実験終了ですが、今回はさらに透明な瓶の中に入れ、飾り付けもしてスノードームに変身です。こちらで用意した材料から好きなものを選び、皆さん熱心に「世界でひとつだけのスノードーム」を作成されていました。同じ材料でも、作り手によって多彩に変化する様子は、今までの化学実験でも見たことがない光景でした。
また今回のイベントでは、神戸学院大学附属高等学校 理科部の皆さんと一緒に出展させて頂きました。短い時間でしたが非常に刺激的な経験でした。これを機に、附属高等学校 理科部と薬学部 科学部の交流を深め、新しい企画にも挑戦していきたいと思っています。
事前の検討が不十分であったため、至らぬところが多々ありました。しかし、多くの来場者に恵まれ、楽しんで頂いて感謝の限りです。
私たち科学部は部員たちで科学を楽しむだけでなく、そのドキドキ・ワクワクを広く共有できたらと思っています。今回の経験を生かし、もっと楽しんで頂ける工夫を重ねていきたいです。

2014.11.24(月・祝)
自然の恵みとふしぎを学ぼう!~漢方薬を調合して、味わってみよう~

・葛根湯に入っている生薬を鑑別してみよう!
・葛根湯を調合して飲んでみよう!
・オリジナル漢方薬作り~屠蘇散~
講師:薬学部 分子薬学部門 講師 神谷浩平
学生スタッフ:薬学部5年次生 速水友樹さん、中原優さん、前川聖登さん、港菜摘さん
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<常設体験プログラム> 漢方薬を自分で調合してみよう!
・漢方薬の調合~オリジナル漢方薬作り~ ・漢方薬の飲み比べ

自然の恵みとふしぎを学ぼう!
漢方薬は中国起源の伝統医学で、日本で独自の発展を遂げたものです。 今回、実験する漢方薬「葛根湯」は、中国医学の三大古典の一つ、「傷寒論」(約2000年前の書物)に記載されています。「カゼのひきはじめに効く」ことで有名ですが、肩こりや筋肉痛にも効くのを知っていますか?葛根湯は、葛根、生姜、大棗、桂皮、甘草、麻黄、芍薬から構成され、葛根は クズの根、生姜はショウガの根茎、大棗はナツメの果実、桂皮はシナモン、甘草は食品の甘味成分として使われています。麻黄はセキ止め薬のエフェドリンを含み、また、芍薬は日本では美しい花の代名詞であるシャクヤクの根です。このような身近な植物から構成される漢方薬のふしぎを学び、自分で調合して味わってみましょう!

薬学部 5年次生 速水友樹
今回のワークショップでは漢方の歴史、風邪の代表的な漢方である葛根湯、また元旦の縁起物であるお屠蘇を作るための屠蘇散の調合にチャレンジしてもらいました。
体験学習では、難しい話の多い漢方なので小学生にとって興味ある体験を提供できるかどうか少し不安も有りました。実際、最初はあまり興味を持ってもらえていなかったように思います。しかし葛根湯に含まれる生薬の鑑別など、クイズ形式で質問していくうちに積極的に手を上げる子も増え、保護者の方も笑顔で参加していただいている様子に安心しました。また今回は自分オリジナルレシピの屠蘇散を作る調合体験を行いました。お屠蘇が漢方であることを初めて知ったという大人の方々が非常に多く、子供たちは自分から臭いを嗅ぎ味見して好みのお屠蘇を目指しながら一生懸命調合し、親子で共に楽しく学べた会になりました。
その後の常設体験プログラムでは200名以上の方にお越しいただき、漢方に興味のある方が非常に多いことに驚かされました。年齢・性別関係なく、多くの方が漢方への興味を広げるきっかけを提供できたことを嬉しく思います。
たくさんの方に参加いただき、企画は大成功でした。参加された方々は、作ったお屠蘇で自分の家だけのオリジナル元旦を迎えてみてくださいね。皆様が2015年元旦、邪気を屠り心身を蘇らせて健康で過ごせることをお祈りしています。

2014.11.2(日)
くすりの秘密を学ぼう!~調剤体験・錠剤やカプセルで実験してみよう~

「くすり」の世界から化学の不思議を楽しく体験できるプログラムを実施しました。
講師:薬学部 臨床薬学部門 教授 福島昭二
ワークショップリーダー:同 実習助手 岩瀬由布子
学生スタッフ:薬学部5年次生 山倉祐さん、3年次生 新里拓也さん
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「くすりの秘密を学ぼう!」
くすりには錠剤やカプセル、顆粒など様々な形状があります。それぞれの性質を学び、どのような工夫がなされているのか、私たちのからだの中に入ったくすりはどうなるのか、実験を通して考えます。また、調剤体験として軟膏を自分でつくります。くすりの秘密を通して化学の不思議を体験してみましょう!

薬学部 3年次生 新里拓也(写真右)
ワークショップの内容は酸素が人体にとっていかに重要であるかという話に始まり、カプセル剤の効き方と飲み方、目薬の正しい差し方、オブラートの正しい使い方そして軟膏調剤と多岐に渡るものでした。全ての内容について講義型だけではなく体験型学習が組み込まれたプログラムとなっていたので、講義のレベルが少しくらい高くても子供達は楽しそうに実験に取り組んでいました。「やってみたい」に全力で取り組む姿を見る度に企画側として非常にやり甲斐を感じました。
私自身、軟膏調剤などは当日まで経験が無かったので教える側に回ることが出来るのか不安もありましたが、一緒に参加していた先輩や先生方が親切に指導してくださったので何とか参加者の皆さんのフォロー役を全うすることが出来ました。また、保護者の方から薬に関しての質問を頂いた際には自分がいかに薬学生として非医療者の方との知識のギャップが開いてしまっているのかを実感しました。勉強すればするほどこの溝が深まることは間違いありません。一般の方がどこに疑問や不安を抱くのかは予測不可能であることをこれから肝に銘じておく必要があると思いました。
今回のワークショップは私にとっても大きな学びの場となりました。参加してくれた子供たちがワークショップを通じて、薬へのちょっとした興味と正しい知識を持ち、それがいつか彼ら自身にとって大いに役立つ日を楽しみにしています。

2014.10.9(木)~10.11(土)
健康フェア~自分のからだを知ろう!~

「体育の日特別企画」として常設体験プログラムとワークショップを実施しました。
【 常設体験プログラム 】
・体組成計、骨密度計、ABI検査(四肢脈拍測定器)
・足の指で魚つり -片足バランスゲーム-
講師:総合リハビリテーション学部 医療リハビリテーション学科 教授 春藤 久人、講師 南 哲、助教 福元 喜啓
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【 ワークショップ 】
・からだの構造を学ぼう!~人体のふしぎ~
講師:総合リハビリテーション学部 医療リハビリテーション学科 助教 小形 晶子
学生スタッフ:同学科 理学療法学専攻 木村拓哉さん、青嶋龍之介さん、三井裕美子さん、竹田紗彩さん、木田由真さん、堀喜与美さん、地附浩史さん、石倉駿佑さん
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総合リハビリテーション学部 医療リハビリテーション学科 2年次生 木村拓哉
校外でのイベントのスタッフとしては初めて参加させていただきました。これまでも何度か子供たちと触れ合う機会はありましたが、小学生が対象のイベントで人体について興味を深めるというテーマのもと、子供たちがどれほどの興味をもって参加してくれるのか始まる前は疑問を持って準備に取り掛かっていました。イベントが始まると、もちろん興味の度合に差はありましたが、多くの子供たちが興味を示してくれました。得意げに骨の名前をカードに書く子や、真剣な表情で学生達の説明に耳を傾ける子など、それぞれが普段ではなかなか味わえない特別な時間を過ごされているように思いました。また、他の学生スタッフ達の表情も子供たちに促されて笑顔が多く見られ、充実した時間になっていたと思います。子供たちには少し難しい内容ではあったかと思いますが、これを機会に人体について少しでも興味を持ってもらえれば嬉しいです。最後に今回参加してくださり、充実した時間と楽しい雰囲気を作ってくださった子供たちとその保護者様に感謝したいと思います。

2014.09.15(月・祝)
認知症カフェ in ナレッジキャピタル~認知症について一緒に語ってみませんか~

「敬老の日特別企画」としてワークショップを実施しました。
9月19日から「暮らしの安全・安心~防災と健康」をテーマにThe Lab.3階で体験型ブースを設置します。今回はそのキックオフイベントです。

講師:総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科 講師 水上 然
オブザーバー:同 教授 高間 満、教授 西垣 千春
学生スタッフ:松井友亮さん、船田伸吾さん、山下美春さんら 水上ゼミ生 10名
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「認知症カフェ in ナレッジキャピタル」
認知症への理解を深めることを目的としています。厚生労働省が2012年に発表した「認知症対策推進5カ年計画(オレンジプラン)」の中で打ち出された認知症の人やその家族に対する支援策のひとつで、全国の都市で行われてきている最新の取り組みを、神戸学院大学の高齢者の保健福祉領域の専門家が中心となって実施します。

2014.09.15(月・祝)
コンピューターを使って自分だけのオリジナルおもちゃを作ろう!!
~柔軟な思考を育み、こどもの応用力を上げる~

「敬老の日特別企画」としてワークショップを実施しました。
9月19日から「暮らしの安全・安心~防災と健康」をテーマにThe Lab.3階で体験型ブースを設置します。今回はそのキックオフイベントです。

講師:総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科 教授 高見 正利
学生スタッフ:田中つばささん、佐々木結花さん、中谷夏生さん、大橋仁さん、ソヒナさん
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「コンピューターを使って自分だけのオリジナルおもちゃを作ろう!!」
情報化が進み、エレクトロニクスも使いやすい環境が整ってきました。これまでになかったような面白いシステムや新しい素材を簡単に作ることができるようになってきました。おもちゃ作りを通して、物事の原理を学ぶとともに、異なるジャンルを組み合わせることで、新しい発想が芽生え、医療・福祉の世界でも“誰でもが”簡単に新しい福祉用具を開発できるようになったことを伝えます。

総合リハビリテーション学部 社会リハビリテーション学科 4年次生 田中つばさ
今回、ナレッジキャピタルで行ったワークショップに、企画の段階から参加させていただきました。正直、あっという間の2ヶ月間でした。企画や準備、当日の運営など初めて経験することばかりだったので不安でいっぱいでした。
ワークショップの当日までは、夏季休暇中にも関わらずほぼ毎日のように、大学に集まって試作品を作っては試す、を繰り返して当日に向けて失敗のないように学生同士、時には高見先生にも入っていただき、みんなで意見し合いました。
当日、参加していた子供たちは保護者の方に手伝ってもらいながら、親子で楽しんでもらえていてとてもよかったです。保護者の方からの感想や、ワークショップで作った、おもちゃを完成させた時の喜んでいる子供たちの顔を見たときは頑張ってきてよかったな、と思えました。
この事業に参加して大変だったこともありましたが、高見先生をはじめ周囲の方々に助けてもらいながらみんなで頑張ったことがワークショップの結果に繋がったのだと思います。貴重な経験をさせていただいてありがとうございました。

2014.08.31(日)
非常持ち出し袋をつくってみよう!~もしもの時、何が必要 ??~

神戸市危機管理室と連携し「防災の日特別企画」を実施しました。
講 師:現代社会学部 社会防災学科 教授 伊藤 亜都子
学生スタッフ:社会防災学科1年次生 喜田悠太郎さん、石橋尚大さん、兼石大地さん、松本涼平さん、阿武妃夏さん、光井一成さん、水谷收希さん、田中瞳さん、合田七海さん、樋口なつみさん
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「非常持ち出し袋をつくってみよう!~もしもの時、何が必要??」
近年、自然環境の変化や異常気象など、私たちを取りまく環境は様々な変化をきたしています。今年度は、1995年1月17日に発災した「阪神・淡路大震災」から20年の節目を迎えます。復興を遂げた神戸から「防災」についてみんなで考えるプログラムを開催します。
震災の教訓から家庭レベルでの備えとして「非常時持ち出し袋」が広まっていますが、実際に備えているものを使ってアレンジをする機会は少ない為、実際に災害が発生した時に役立つ応用力を親子で楽しみながら学び、家庭での定期的な非常時持ち出し袋の見直しの大切さを伝えます。

現代社会学部 社会防災学科 1年次生 水谷收希
防災ラリーで“新聞紙でスリッパをつくろう!”を担当しました。子どもたちは作り方を説明すると身を乗り出すように真剣に話を聞いてくれ、保護者より早く作ることができた子もいました。イベント終了時には、「家ではなかなか防災についての話ができていなかったので、こういった機会に親子で考えることができて良かったです。」という保護者の方の声を聞きました。
私は、今回の活動を通して子どもたちに防災を伝える難しさを感じました。これからの学生生活では、先生方から教えていただいた知識や知恵を、いかに簡単に楽しく伝えていけばいいのかを考えながら、伝える力を磨いていきたいと思います。

2014.08.18(月)
アートで遊ぼう!~世界にひとつの作品~

講師:人文学部 人間心理学科 准教授 山上 榮子
学生スタッフ:人間文化学研究科心理学専攻 雨是優介さん、金子晴香さん、高谷尚也さん、奥野史織さん、水田良菜さん
人文学部人間心理学科 山上ゼミ4年次生 秋田育子さん、重田唯歩さん、本波慶之さん
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「アートで遊ぼう!~世界にひとつの作品~」
子どもは自分の気持ちを言葉で十分表現できません。しかし、真っ白なキャンパスにクレヨンや絵具を載せて自分を自由に表現することができます。アートによる表現は自己解放とも言われています。目と手を調整しながらのアートワークは脳の活性化や、子どもの心を再発見する機会にもなります。神戸学院大学で開催している地域の子どもたちに大好評の「アートで遊ぼう」を、今回初めて夏休み特別企画としてナレッジキャピタルThe Lab.にて開催します。

人間文化学研究科 心理学専攻 臨床心理学系 修士課程2年 奥野史織
「母と子のアートで遊ぼう」は、大学内の心理臨床カウンセリングセンターで月に1度行われています。今回初めて大学外で実施しました。大学内では就学前の子どもを対象にしていますが、今回のアートで遊ぼうは就学前の子どもと小学生の部門に分けて行いました。その中でも印象に残っていることは、ご自宅でも自由にアートをさせている親御さんが多かったことです。例えば、今回のアートで遊ぼうと同じ様に、ブルーシートを床に敷き、その上で汚れてもよい恰好で自由に絵を表現していると聞いたことです。私の想像とは違う話を聞くことができ、楽しく過ごせました。しかし多くの方はそのような体験を家では行っておらず、「部屋が汚れるから家ではできない。いい機会だから参加した。」という方が多数いました。参加後は、「子どもがイキイキと絵を描いていてよかった。」という感想を沢山頂きました。親と子ども共に絵に興味を持ってくれることをとても嬉しく感じました。また、参加した院生も普段慣れて接している子どもたちと違い、新鮮な気持ちで臨むことが出来ました。

2014.05.03(土)
地震に強い家をつくろう!~家屋の耐震構造と免震構造~

講師:現代社会学部 社会防災学科 准教授 中山 学
学生スタッフ:防災・社会貢献ユニット 中山ゼミ 3年次生 水野友貴さん、川口颯さん、松本龍さん、立岩那採さん、小林沙也加さん、冨樫紘貴さん
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「地震に強い家をつくろう!~家屋の耐震構造と免震構造~」
ナレッジキャピタル1周年記念イベント「世界一ためになる、ひまつぶし」の一環である「大学都市KOBE!」発信プロジェクトのキックオフイベント。小学生と保護者の方が一緒に、木工細工で家屋の骨組みを製作します。地震の揺れやすさや斜めの筋交いを入れたあとの補強効果、免震や耐震についても学びます。

防災・社会貢献ユニット(法学部) 3年次生 小林 沙也加
今回私は、学生として、又、子供たちに教える立場として、参加させていただきました。
「地震に強い家を作ろう」というテーマで、実際に自分たちで簡単な家を作り、どのようにすれば地震に強く、安全な家が作れるのかを考えました。普段の授業の中では、机に座り講義を受けるというスタイルが多い為、実際に木工細工で制作しながらの講義というのはとても新鮮でした。
このようなイベントに参加するのは初めての経験で、最初はどのように教えていけばいいのか戸惑いがありました。しかし、作業を進めていく中で子供たちとコミュニケーションを取る事が出来、帰り際に「ありがとう」と言われた時はとても嬉しく、やりがいを感じました。
地震は毎年のように起こるものではない為、地震に備えた対策をしている人が少ないと思います。今回のイベントを通して、自分や家族の命を守るための一つの方法として、「強い家造り」があるという事を学んでもらえたらうれしいです。