神戸学院大学

ライフサイエンス産学連携研究センター

高性能システム型ICP発光分光分析装置

誘導結合プラズマ発光分光分析法(Inductively Coupled Plasma Atomic Emission Spectrometry,ICP-AES)は,N,O,F,Cl,Brといった非金属元素を除くほぼすべての元素をppbオーダーの高感度で定量分析できる方法です。アルゴンガスを電磁場で電離させて生じる高温(10000K)プラズマ中へ分析試料を導入してプラズマのエネルギーによって試料に含有されている成分元素(原子)を励起発光(発行線の放出)させ,発行線の位置から成分元素の種類を判定し,その強度から各元素の含有量を求めることを原理としています。LSCでは,生体試料中のがん中性子捕捉療法用増感元素(BやGd)や白金(Pt)含有新規抗ガン剤の定量分析に活用されています。このほか,水素化合物発生装置の併用によるAsなどの低感度元素の定量実績もあります。