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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/19 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
Global business Ⅲ(航空産業論)/Global business Ⅲ
授業コード
/Class Code
BB01711001
ナンバリングコード
/Numbering Code
GCEh012/GCEi002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火2(後期)/TUE2(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
為村 啓二/IMURA KEIJI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
為村 啓二/IMURA KEIJI グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
授業の方法
/Class Format
パワーポイントを使った講義形式で授業を進める。
毎回の授業の終わりに、理解度を把握するために小レポートを課す。 

特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて ⇒授業を実施します。
ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。
授業の目的
/Class Purpose
本講義科目は、ディプロマポリシーの中でも「3.言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」ことを目的としている。
航空産業の歴史を学習しその特性を学び、航空産業が果たした役割をりかし、これからの航空業界が抱える課題・問題点を検証する。
なお、この授業の担当者は、外資系航空会社で営業、マーケティング業務を30年以上経験している、実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から航空業界の現状について解説出来る。
到 達 目 標
/Class Objectives
1)航空業界の歴史を学び航空業界が果たした役割をりかする事が出来る。
2)航空業界を支える機関や取り巻く企業を学習し、業界全体を理解出来るようになる。
3)航空業界の経営と戦略を理解する事が出来るようになる。
4)新しい時代の航空産業が抱える問題・課題を理解出来るようになる。
授業のキーワード
/Keywords
授業の進め方
/Method of Instruction
インタラクティブな講義形式の授業を行います。その為には予習・復習は勿論の事、自身の考えをまとめ発表する事が必要とされます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業で学習した内容を必ず1時間ほど復習して下さい。また、課題を出した際には必ず予習として事前学習が必要となります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業への積極的参加や取り組み、提出課題などを総合して評価します。 
授業への参加、課題、感想など70% レポート30% 
テキスト
/Required Texts
適宜授業内で案内します
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 授業の進め方、採点方法などを説明します。
2 第2回 航空輸送の歴史 航空輸送の歴史を航空機の発展と世界情勢の変化を関連付けて解説をする。
3 第3回 航空関連機関 IATAやICAOなど航空関連の世界機関の目的、役割を学習する。
4 第4回 航空輸送の推移 航空業界がこれまでどのように発展を遂げたかについて数字を基に検証する
5 第5回 規制緩和と航空政策 国際航空規制緩和はアメリカで始まり、その波はヨーロッパそして世界に広がりを見せた。
6 第6回 航空会社の戦略と経営 1 航空会社が経営戦略を立てるために航空輸送業の持つ特性を分析することが重要である。
その特性を生かした様々な戦略を詳しく解説する。一回目はCS、ブランド戦略を中心に学習する。
7 第7回 航空会社の戦略と経営 2 航空会社の収益に直結する重要なレベニュー・マネジメントについて検証する。その中核にあるプライシング、ディストリビューション・ポリシーなどを学習する。
8 第8回 ネットワーク戦略
メガキャリアは世界中のハブ空港を拠点に、縦横無尽の国際ネットワークを構築している。効率的な運行を可能とするメガキャリアのネットワーク戦略を考察する。
9 第9回 FFP戦略 航空会社が顧客の囲い込み戦略として登場したFFPは航空会社内に留まらず、他業種を巻き込んでデータベースマーケディングの一環として発展している。FFPの戦略を中心とした航空会社のマーケティングを検証する。
10 第10回 CRS戦略 航空会社の一予約システムとしてスタートしたコンピューター予約システムは、その後旅行代理店と世界中の航空会社とを結ぶツールとして大きく発展してきた。予約システムの発展の歴史を検証し、現在のグローバル予約システムとなったその背景を学習する。
11 第11回 エアラインマーケディング インターネットの普及でこれまで行っていたマスでの広報、広告活動は変化している。また、FFPなどの広がりにより個々の顧客に対する個別のアプローチも可能となった。新しい時代のマーケティングを検証する。
12 第12回 グローバルアライアンス
オープンスカイ協定が進む中、航空会社間の関係も時代の変化とともに変革する。他国の航空会社との間で商業的協力がアライアンス関係へと発展し、世界中のほとんどのメガキャリアは世界三大アライアンスに属するようになり、新たな航空会社の戦略となる。
13 第13回 FSCとLCC フルサービスを提供するFSCと近年低料金を実現するLCCとが存在する。それぞれの航空会社の運営形態の違いやその特徴を詳しく解説する。
14 第14回 航空輸送産業の課題 戦後目覚ましい発展を遂げてきた航空産業は幾度かの危機を乗り越え今日の規模まで成長した。しかしながら、環境問題、パイロット問題、空港問題、感染症問題と様々な問題を抱えている。これらの問題の本質を検証するとともに、対応策を学習する。
15 第15回 総括 これまで学んだ航空産業界全体を総合的に総括する。また、これまでに触れてこなかった点や様々な疑問について解説する。

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