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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/19 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地域文化理解Ⅰ/Understanding of Regional Cultures Ⅰ
授業コード
/Class Code
BB00621001
ナンバリングコード
/Numbering Code
GCEh001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月5(前期)/MON5(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
為村 啓二/IMURA KEIJI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
為村 啓二/IMURA KEIJI グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
授業の方法
/Class Format
パワーポイントを使った講義形式で授業を進める。
毎回の授業の終わりに、理解度を把握するために小レポートを課す。

特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて ⇒授業を実施します。
ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。
授業の目的
/Class Purpose
本講義科目は、ディプロマポリシーの中でも「3.言語の基礎にある多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて幅広い知識や教養を身に付けることができる」ことを目的としている。また、「地域文化理解Ⅰ」では英語圏以外のアフリカ、南アメリカなどの文化など様々側面を学ぶ事により、異文化間コミュニケーションに必要な基礎知識を提供する事を目的とする。人類発祥の地アフリカの歴史的にや、その後ヨーロッパ文化との交流、植民地政策による他国への文化的影響などを理解する事により異文化のコミュニケーションを円滑にする。
到 達 目 標
/Class Objectives
1)主にに英語圏以外の文化を理解するための基本的な歴史的背景を理解することが出来るようにする。
2)英語圏以外の文化、宗教、政治を通じて現代社会への理解を深め、異文化理解のアプローチが出来るようになる。
3)異質な文化を深く理解することにより、コミニュケーションに必要な寛容力と対応力を身につける事が出来る。
授業のキーワード
/Keywords
アフリカ文化圏、帝国主義、植民地政策、インカ帝国、ヨーロッパ文化圏
授業の進め方
/Method of Instruction
インタラクティブな講義形式の授業を行います。その為には予習・復習は勿論の事、自身の考えをまとめ発表する事が必要とされます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業で学習した内容を必ず1時間ほど復習して下さい。また、課題を出した際には必ず予習として事前学習が必要となります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業への積極的参加や取り組み、提出課題などを総合して評価します。 
授業への参加、課題、感想など70% レポート30% 
テキスト
/Required Texts
授業中に適宜指示します。講義はパワーポイントを使用。
参考図書
/Reference Books
新・現代アメリカ入門 勝俣 誠著
アフリカ・レポート 松本 仁一著
日本人のためのアフリカ入門 白戸 圭一著
アフリカ 諸本主義のフロンティア NHK
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション イントロダクション、講義内容、講義方法、目標設定。
2 第2回 アフリカ大陸 人類の起源と言われるアフリカ大陸を正しく理解するためにその歴史と文化について触れ、政治、経済も合わせて学習する。 北アフリカ、中部アフリカの諸国。
3 第3回 アフリカ大陸 中部、東、南部アフリカ諸国の文化、遺産ならびに現在の産業などを検証する。
4 第4回 南アメリカ大陸 スペイン、ポルトガルを始めとしてイギリス、フランスなどの植民地となった南アメリカ諸国にはかつて高度な文明が発展していた。 インカ帝国を中心としてアンデス文明を学習する。
5 第5回 南アメリカ大陸 BRICsのブラジルを始めこれから経済成長が見込まれる多くの諸国が存在している。それぞれの国の特徴と文化的遺産、観光名所ならびに国が抱える諸問題について学習する。
6 第6回 中央アメリカ諸国 先コロンブス時代のマヤ文明を始め中央アメリカには古くから文明が発達していた。メキシコを含む中央アメリカの歴史と文化、現在の社会、経済を詳しく検証する。
7 第7回 南ヨーロッパ諸国 国際連合によるヨーロッパの地域区分の南ヨーロッパに属する諸国
スペイン、ポルトル、サンマリノ、イタリア、バチカン市国、マルタ、ギリシアなどを
文化的、民族的に検証するとともに現在の文化、遺産を詳しく調べる。
8 第8回 バルカン諸国 アルバニア、ギリシャ、クロアチア、コソボ、マケドニア、セルビア、モンテネグロ、 ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、およびトルコのバルカン諸国を詳しく学習する。
この地域はヨーロッパの中では観光名所としてはメジャーではないが魅力溢れる街が多く点在する。この地域の魅力について歴史とともに検証する。
9 第9回 中央ヨーロッパ 二大政党制が政治システムの中でどのような役割を果たしてきたのか、また議会政治が民主化につながった過程を観察する。
10 第10回 西ヨーロッパ諸国 ヨーロッパの中心的役割を果たしてきたこの地域の国々は歴史の中で多くの争いを演じてきた。二つの大戦を経てこれらの諸国がヨーロッパの中で進むべき道は何であろうか。また、多くの世界遺産を有した国々の観光名所も同時に検証する。
11 第11回 北ヨーロッパ諸国 主としてノルマン人が建国した北ヨーロッパ、スカンジナヴィア半島とバルト海沿岸地方の国々は歴史上大国が存在していた。北ヨーロッパ独特の風土の中、教育程度、社会福祉などが進んでいる。これらを支えるのはどのような社会制度であろうか。
12 第12回 東ヨーロッパ諸国 大国ロシア(ソ連)と西ヨーロッパ諸国に挟まれたこの地域は歴史の中で多くの犠牲をともなった。また、スラブ特有の文化を有するこの地域の文化と歴史を検証する。
13 第13回 「不法移民」問題と ヨーロッパ社会のジレンマ シリアを始め多くの難民問題を抱えたEU諸国。これらの諸問題を抱えながらEU内ではポピュリズム、EU離脱問題で揺れている。これからどのようにこれらの問題に対処して行くべきかを考察する。
14 第14回 EU その理想と現実 ジョン・ブルとはいかなるものか、その擬人化された国家像を多方面から検証する。また、イギリス発の庶民文化などを幅広く研究する。
15 第15回 総括 世界の非英語圏の成り立ち、社会、経済、文化を総合的に分析し新しい時代のこれらの地域がどのように我々と関わって行くかを考察する。

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