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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/15 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
基礎演習A/Basic Seminar A
授業コード
/Class Code
B201862014
ナンバリングコード
/Numbering Code
LAWe001
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
法学部/Law
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木1(前期)/THU1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
新田町 義尚/NITTAMACHI YOSHINAO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
新田町 義尚/NITTAMACHI YOSHINAO 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
 この科目は、法学部DPに示す、法的素養を身につけ、社会における各種の問題について法的思考に基づいた説得力ある解決指針を示すこと、公平性と客観性を重視した判断及び行動ができるようになることを目指して法学部における学修を始めるにあたり、以下に示すような大学生活において必要となる基本的な能力やスキルを養成する学修を行うものである。

・神戸学院大学の学生として、神戸学院大学の教育目標や歴史などを共有する。
・大学生としての生活と学修を始めるにあたって、高等学校での学びとの違いを理解し、大学生としてのマナーやルールについて知り、充実した大学生活をすごすための計画性や行動力を養う。
・法学部での学修において必要となるスタディスキルを身につける。

具体的なスタディスキルは以下の通りである。
①専門分野における情報収集の方法を身につけることができる。
②特定のテーマについて、基礎的な文章を作成することができる。
③聞き手が理解できるようなプレゼンテーションをすることができる。
到 達 目 標
/Class Objectives
・神戸学院大学の建学の精神や教育理念、大学と学部の教育目標を理解し、説明できるようになる。
・学校法人神戸学院と神戸学院大学の歴史について説明できるようになる。
・自分の将来像について考え、その実現に向けて充実した大学生活を送る方法を考えることができるようになる。
・将来の社会人としてのマナーを身につけ、楽しい大学生活を送ることができるようになる。
・薬物乱用の恐ろしさ、飲酒および喫煙のルール、SNSのルールなどを理解し、説明できるようになる。
・法学部で学ぶためのスタディスキルを身につける。
授業のキーワード
/Keywords
法学入門、法学の基礎、大学での学び、神戸学院大学 等。
「アカデミックライティング」(大学での文章表現法)
新聞記事の要約練習
授業の進め方
/Method of Instruction
少人数のクラスにおけるゼミナール形式で行う。
【授業の進め方】大学での学びの基礎となる法学部向けの要約力・作文力を高める。
①毎週、各自がひとつ新聞記事を何か自由に選ぶ(スマートフォンで探した記事で可)
②それをもとに400字作文を書く。(内容の紹介・要約200字+自分の意見200字)
③授業で4人程度のグループになり作文を相互に読み、意見交換、話し合いする。
 ここで「相手にきちんと伝わったか」「漢字や語句の使い方は適切か」などチェック
④400字作文は、土曜日締め切りで学習システムMoodleにオンライン提出する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
毎回の授業ごとに各教員の指示に従って予復習等を行うこと。
【第1回授業にあたって】予習課題として次の作文を書いてきてください。できれば横書き、wordで打ち出しだものを持参。(手書きでもけっこうです)
① どんな大学生活を送りたいか(大学で何を学びたいか、どんなことがやりたいか)
(字数は自由。書きにくい場合は「なぜ法学部に進んのか」でもよい。答えは一言だけでもよい。理由なしでも可)
②「いままでもっとも心に残ったこと」(字数は自由ですが、できれば200字以上。
 印象に残った体験、感動したこと、高校・中学時代の体験、クラブ活動やアルバイト、旅行、趣味のことなどなんでもかまいません。好きなマンガや音楽などでもよい)
③「いま自分が関心のあること」(個人的な趣味や興味のあることでもよいし、できればテレビや新聞などのニュース、事件から)
 これをグループでお互いに紹介して話し合いの時間(20分程度)を持ちたいと予定しています。これで400字程度の作文を完成させます。なおノートパソコンを持っている人は授業に持参し、授業中のグループワーク時にご使用ください。オンライン提出などに使います。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
 その回ごとに取り扱う内容やテーマ等が異なるが、文献調査、テキスト読解、レポート作成、報告準備などが必要となる。
 事前の学修としては、各教員の指示により、次回の学修内容に該当するテキストや資料等を調査・収集し、それらを丹念に繰り返し読み、過去に取り扱った内容との関連性についてある程度の概要をとらえておくこと。また、次回以降に自分の報告が予定されている場合には、その準備も併せて行うこと。(目安として2時間程度)
 事後の学修としては、その回で取り扱った内容を再確認して確実な理解をすること。また、不明な点があれば指定図書や参考書、参考文献や新聞等の資料を用いて不明な点の解消に努めること。また、レポート課題が課された場合は、それに取り組むこと。(目安として2時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業中に各教員が指示する(提出された課題については、後の授業時において解説・講評等を行う)。
【この授業の進め方】①新聞記事を各自がひとつ選んでそれを題材に400字作文を書く。
②毎週1つ何か新聞記事(オンライン記事、スマートフォン検索でも可)を1つ選ぶ。
③その内容をまとめて紹介する要約文200字+意見文200字をword横書きで作成。
④授業時にグループ(4名ほど)で作文を読み合わせ、意見交換、話し合いをする。
⑤毎週土曜日にMoodleのレポート欄に提出する。(これを成績評価の基礎とします)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
すべての演習への出席を前提とした上で、演習への取り組み状況により評価する。
基本的には、以下の通りだが、詳細は第1回目に担当教員が説明する。

授業時間中の取組み状況    60% (毎回指示した課題への取り組み、完成度)
授業時間外の課題提出状況   40% (オンライン提出した課題への評価)

最終授業(7月)は授業時間をレポート作成時間(最終授業試験形式、ただし持ち込み可)とします。参考図書を使って400字の要約文・意見文を完成させます。
テキスト
/Required Texts
『神戸学院大学を知ろう』(神戸学院大学全学教育推進機構編)。
参考図書
/Reference Books
『ポケット六法 令和6年版』(有斐閣)または『デイリー六法 令和6年版』(三省堂)ほか。
【この基礎演習Aの参考図書として次のものを指定しています】
碧海純一『法と社会』中公新書
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 演習の進め方等に関する説明を行う。
2 第2回 神戸学院大学について 神戸学院大学や学部の教育目標を理解する。神戸学院大学の歴史を知る。
3 第3回・第4回 大学生活について 大学の学修について理解し、大学生としての考え方、マナーを身につける。自分の将来の姿を思い描き、将来計画の第一歩として、大学でどのように学び、どのような大学生活を送るかについて、考える。
4 第5回 大学生活における様々な危険について(その1) SNSのマナーや将来の就職などについて理解するために、SNSに関する講演やキャリアセンターの説明を聴講する(時期が変更になる可能性もあり)。
5 第6回 大学生活における様々な危険について(その2)  薬物乱用の防止について理解するために、薬物に関する講演を聴講する。加えて、飲酒および喫煙のルール、ハラスメント問題等についても学ぶ(時期やテーマが変更になる可能性もあり)。
6 第7回 基礎演習B説明会 後期に開講される基礎演習Bの概要および登録方法等に関する説明会を開催予定(時期が変更になる可能性あり)。 
7 第8回~第15回 スタディスキルの修得 次の事柄について各ゼミで学ぶ。
①専門分野における情報収集の方法
②特定のテーマについて、基礎的な文章の作成
③聞き手が理解できるようなプレゼンテーションの方法

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