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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
生命倫理学/Bioethics
授業コード
/Class Code
B102371001
ナンバリングコード
/Numbering Code
NSDa003
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水2(前期)/WED2(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
坂本 学史/SAKAMOTO NORIFUMI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
坂本 学史/SAKAMOTO NORIFUMI 法学部/Law
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
専門基礎分野・専門分野外の必修科目であり、生命の尊厳と生命倫理観について学習し、学部DPに記載されている「医療関係、食品関係、食育関係などの分野の担い手として、責任を十分に果たす自覚を持つ」ことができるように、人の命に関わる職業である管理栄養士としての自覚を高め、対象者等との信頼関係の確立に必要な職業倫理を習得することで、ヒューマニズムを身につけることを目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
・生命倫理,死・生命観について自分の意見を述べることができる。
・個体の死の概念と定義や生物学的な個体の死を説明できる。
・医療・科学技術の進歩に伴い生命倫理観がどの様な変遷を遂げてきたか,概説できる。
・管理栄養士の職業倫理を理解し,自覚する。
・食を介した健康の維持・増進,疾病の予防・治療,QOL の向上,食育等,管理栄養士としての基本的な責務を説明できる。
・関連分野の知識・技術の習得,研究心の向上,教養と品性の陶冶等に努めることができる。
・対象者に対するインフォームド・コンセントを説明できる。
・根拠に基づく支援・指導,守秘義務,人格尊重に基づいた対応,信頼関係醸成への努力等,対象者に対する責務を説明できる。
・チーム医療・ケアに携わる関連職種の一員として,相互理解を高める。
・社会的責務(情報の発信,公衆衛生活動への積極的な対応等)について説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
自己決定、生命、法と道徳、家族
授業の進め方
/Method of Instruction
基本的には講義形式で行うが、受講生との質疑応答、双方向の講義形式も組み入れる。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・各テーマにつき授業後に友人や家族と話すなどして、理想的な管理栄養士像を自分自身で構築する努力をすること。
・各授業前に各自でレジュメをダウンロードしておくこと。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・予習として、テキストの授業テーマ該当箇所を読み、論点を確認しておくことが望ましい。(30分程度)
・復習として、ノートにまとめておくこと。(30分程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・毎回の授業時に、授業アンケートをdotCampusを通じて提出してもらいます。アンケートに記載されたことに対して、次の授業時に、総評などを行います。
・期末課題レポートについては、論述のポイント(採点基準)を課題提出期限後に提示する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・期末課題レポート(70%)、授業アンケート(30%)
・期末課題レポートは論述式で行い、その内容は授業中に取り扱った事項の基本的な理解・知識力と表現力を問うものであり、それらが到達目標に達したと評価された者を合格とする。
テキスト
/Required Texts
霜田求編『テキストブック 生命倫理〔第2版〕』(法律文化社)¥2,530
参考図書
/Reference Books
①宮坂道夫著『医療倫理学の方法』医学書院¥2,800
②加藤尚武著『現代倫理学入門』講談社学術文庫¥940
③樋口 範雄著『ケース・スタディ生命倫理と法 第2版 (ジュリスト増刊)』 ムック¥3,200
④金子章道著『学生と考える生命倫理』ナカニシヤ出版¥2,000
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回
オリエンテーション、生命倫理学とは? ・講義の進め方および成績評価基準についての説明
・生命倫理学の学問の特性を理解する。
2 第2回 生命倫理、利用倫理、臨床倫理 ・生命倫理学の4原則を学ぶ。
・患者の自己決定権
3 第3回 患者の自己決定権とインフォームド・コンセント ・医療者の倫理について説明できる。
・対象者に対するインフォームド・コンセントを説明できる。
4 第4回 胎児の権利 「胎児の保護やその権利」の問題を具体的に学ぶ。
5 第5回 生殖に関する倫理 具体的生命倫理の問題を学ぶ(出生前診断)。
6 第6回 脳死と臓器移植に関する倫理 ・「脳死と臓器提供」の問題を具体的に学ぶ。
・家族による判断
7 第7回 終末期医療に関する倫理と生命倫 具体的生命倫理の問題を学ぶ(安楽死と尊厳死)
8 第8回 まとめ ・まとめ(栄養学部で生命倫理を学ぶ理由)
・期末課題レポートの説明

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