シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
食品衛生学実験 【臨検】/Laboratory Work in Food Hygiene
授業コード
/Class Code
B100442004
ナンバリングコード
/Numbering Code
NMTc005
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水3(後期),水4(後期),水5(後期)/WED3(AUT.),WED4(AUT.),WED5(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
平井 由美子/hirai yumiko
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
平井 由美子/hirai yumiko 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(実験)で行います。
授業の目的
/Class Purpose
食品衛生に関する技術革新には目覚ましいものがあり、食品衛生法に基づく公定法も随時みなしされている。本授業では、食品衛生学(座学)で学んだ内容を実験を通じて実践し、理解を深めることにより、栄養学部のDPに示す栄養学・保健衛生学の学問領域において的確に判断できることを目指している。
具体的には、洗剤の正しい使用法、食品添加物の定量法、食品の変敗の定量法、さらに微生物操作を正しく行える技術をみにつけるだけでなく公定法の知識も習得する。
なお、この科目の担当者は食品製造加工会社において、20年以上の食品衛生に関する検査技術の経験があり、現在も食品製造会社にこれら検査技術の指導を行っている実務経験のある教員です。
授業では、単に検査するだけでなく、公定法との関連についても説明します。
到 達 目 標
/Class Objectives
思考・判断
1.科学的根拠に基づいて人の健康について考察できる。
2.栄養学・保健衛生学の学問領域において的確に判断できる。
3.法令との関連を的確に判断できる。
関心・意欲
1.予防医学の知識を使って、地域住民の健康増進に意欲をもって寄与できる。
2.我が国の超高齢社会に対して関心を持ち、生活習慣病の予防に強い意欲を持っている。
技能・表現
1.自分の考えを的確に表現し、人とのコミュニケーションを通じて医学検査を実践できる。
2.臨床検査技師のリーダーとして社会で活躍できる技能を習得している。
3.代表的な食品衛生に不可欠な微生物学的検査の手技を習得する。
4.代表的な理化学的試験検査の手技を習得する。
態度
1.医療関係、食品関係、食育関係などの分野で活躍することを希望する。
2.上記1の分野の担い手として、責任を十分に果たす自覚を持つ。
3.同じ班のメンバーと協力しチームビルディングできるスキルを習得する。
授業のキーワード
/Keywords
油脂の酸敗、食品の腐敗、水質、食品の鮮度、食品衛生法、食品添加物
授業の進め方
/Method of Instruction
授業の初めに、実験の概要や注意点を説明します。
実験は班単位で行います。
行った実験について、所定の日時までにレポートして提出する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
白衣と名札着用。髪の毛が長い人はくくる、かかとの高い靴は履かないなど安全に努めるこど。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
予習:食品衛生学(講義)で該当する箇所を読み、実験ノートに記入し、実験内容を確認する。(1時間)
復習:実験ごとに与えられた課題をする。(1時間)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
実験ノートの作成を行う(実験ノートについては初回授業で説明)
行った実験について、所定の日時までにレポートして提出する。
フィードバックは、各自の提出したレポートへのコメント・提出日の授業はじめ・8回目の総評にて行う。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
実験レポート(80%)、実験ノート(20%)
テキスト
/Required Texts
三訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録 数研出版
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 食器の汚染分析 食器の洗浄度、中性洗剤の残留検査
2 第2回 食品の変質試験 油脂など食品の変敗に関する試験(AV,POVなど)
3 第3回 水質試験及び環境試験 環境(照度、騒音)、水質(水道法に基づく検査及び食品衛生法に基づく検査)
4 第4回 厨房機器の微生物検査 ATP検査、簡易検査法、ふき取り検査を行い、それぞれの長所短所がわかる。
5 第5回 食品の微生物検査 食品の微生物検査
6 第6回 食品の鮮度試験 鶏卵、牛乳の鮮度低下がどのように起こり、その原因は何かがわかる。
7 第7回 食品添加物の分析② 保存料、漂白剤、発色剤の検査、着色料の検出、クロマトグラフィーによる分離・同定
8 第8回 総評、まとめ

科目一覧へ戻る