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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
臨床栄養学実習Ⅱ(B)/Practice in Hospital Nutrition Ⅱ
授業コード
/Class Code
B100352002
ナンバリングコード
/Numbering Code
NSDh006
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
栄養学部/Nutrition
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期),木2(後期)/THU1(AUT.),THU2(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
大平 英夫/OHIRA HIDEO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大平 英夫/OHIRA HIDEO 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面実習
(個人、グループワーク)

実習書に付属している結果記録用紙(PDFファイル)の予備は、MS Teams (クラス教材)にてダウンロード可能です。

特別警報または暴風警報発令の場合の本科目の取り扱いについて
⇒大学の指示に従い、休校とする。
但し、避難指示、避難勧告が発令されている場合は、ご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。  
授業の目的
/Class Purpose
◎主題
傷病者や要介護者の栄養管理についての基礎的な知識を実習を通じて理解する。

疾病の治療や栄養・食事支援を目的として、個別の疾患・病態や心身機能の特徴に基づいた適切な栄養管理の方法について実習する。

◎管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)大項目
臨床栄養学
1.臨床栄養の概念
2.傷病者・要介護者の栄養アセスメント
3.栄養ケアの計画と実施
4.栄養・食事療法、栄養補給法
5.傷病者・要介護者への栄養教育
6.モニタリング、再評価
8.栄養ケアの記録

本科目は、管理栄養士実務経験を持つ教員によって実施される。栄養学部のディプロマ・ポリシーに示す、科学的根拠に基づいてヒトの健康を考察でき、的確な栄養評価、高齢傷病者ならびに超高齢者への適切な栄養管理が可能な実践能力の修得を目指す。 
到 達 目 標
/Class Objectives
◎到達目標 
傷病者の病態や栄養状態の特徴に基づいて、適切な栄養管理を行うために、栄養ケアプランの作成、実施、評価に関する総合的なマネジメントの考え方を学び、具体的な栄養状態の評価・判定、栄養補給、栄養教育、食品と医薬品の相互作用について理解できる。特に各種計測による評価・判定方法やベッドサイドの栄養指導などについては実習を通じて自身で実施できる。また医療・介護制度やチーム医療における役割について理解する。さらにライフステージ別、各種疾患別に身体状況(口腔状態を含む)や栄養状態に応じた具体的な栄養管理方法について理解できる。 
なお、この科目は実務経験のある教員が担当し、臨床現場に沿った内容とするものである。 
授業のキーワード
/Keywords
臨床検査値、栄養アセスメント、食事状況記録解析、特別治療食、濃厚流動食 
授業の進め方
/Method of Instruction
・本実習では、上の教育目標、管理栄養士国家試験出題基準(ガイドライン)に従って実施する。
・加えて、本実習では臨床栄養実習室に設置されている次の機器・設備を用いる。(身体計測用器具、臨床検査用器具、健康増進関連機器、エネルギー消費の測定機器、要介護者等に対する食事介助等の機器及び器具、経腸栄養用具一式、経静脈栄養用具一式、ベッド、栄養評価及び情報処理のためのコンピュータ、標本並びに模型)
・最終的にレポート作成にて各実習内容の考察を行う。 
履修するにあたって
/Instruction to Students
各実習の注意点(準備、持参物)、実習内容についての基礎知識を実習書をよく読み、実施前に事前予習しておくこと。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
事前に、実習計画の実施予定に関連した内容の基礎知識を予習・復習を行ってから実習に臨むこと。実習レポートに加え、課題レポートについてもテキスト、参考書を活用し学習、調査を行うこと。予習におよそ1時間、復習におよそ2時間を目安とする。 
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各実習項目を纏めたレポート、ならびに各実習に関連した課題レポートである。*なおレポートは添削、採点後、評価結果についてコメントを伝え、返却する。  
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
評価は、実習レポート60%、課題レポート40%、合計100%として評価を行う。 
テキスト
/Required Texts
栄養科学イラストレイテッド「臨床栄養学 疾患別編 改訂第2版」羊土社 
糖尿病食事療養のための食品交換表 第7版:日本糖尿病学会編・著 
日本病態栄養学会編『病態栄養専門師のための病態栄養ガイドブック』メディカルレビュー社
参考図書
/Reference Books
第8版 腎臓病食品交換表:医歯薬出版株式会社 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 実習意義・手順説明および準備(オリエンテーション) <オリエンテーション>本実習の意義・手順について講義する。
<演習>症例検討:患者情報から適正栄養量設定等、栄養アセスメントの検討を行う。 
2 第2回 腎臓病食(K制限あり):調理実習  <調理実習>腎臓病食の特徴、臨床的意義を調理・喫食を通じて学ぶ。 
3 第3回 個人の適正栄養量の算定  <実習>各個人の性別、年齢、身体計測値、活動量調査、間接熱量計による安静時基礎代謝測定等より、様々な手法を用いた算出方法から個人の適正栄養量を評価する。 
4 第4回 目安量による食事栄養量推定と評価 <実習>市販弁当より、目安量と秤量実測より食事栄養量を推定する。
5 第5回 糖尿病患者への栄養指導(個人)媒体作成、、75 gブドウ糖負荷試験評価  1.個人を各対象に、糖尿病食品交換表を用いた栄養指導媒体作成の実施(個人ワーク)
2.各班代表より、75 gブドウ糖負荷試験を実施。血糖変動の評価を行う。 
6 第6回 模擬集団教室の発表準備 <実習:グループワーク>各班与えられた疾病テーマによる、模擬集団教室の発表の準備 
7 第7回 各種経腸栄養剤(濃厚流動食)試飲、及び疾病に対応した栄養剤選択の検討 <実習:グループワーク>各種経腸栄養剤(濃厚流動食)の特徴、および疾病に対応した栄養剤選択を評価。併せてモデル人形を用い、経鼻経管投与、胃ろう投与に関する各長所、短所について学ぶ。  
8 第8回 秤量法による自己の3日間食事記録解析、ならびに質問紙法による推計栄養量算出  <実習>秤量法による、自己の3日間食事記録解析と評価を行う。 併せて、質問紙法による推計栄養摂取量の算出し、自身の普段の食生活を評価する。
9 第9回 栄養管理計画書の作成  <演習>症例検討:患者情報から栄養アセスメントの評価を行い、適正栄養量、投与方法、栄養管理(短期・中期・長期)の設定を検討。栄養管理計画書の作成を行う。  
10 第10回 模擬栄養指導(個人):症例設定あり   模擬栄養指導(個人):設定症例に準じ、模擬栄養指導(個人)を行う。その際、前実習で作成した糖尿病栄養指導媒体(個人)を用い実施する。併せて、SOAP形式に則った栄養指導記録を作成する。  
11 第11回 模擬集団教室(1) <実習:グループワーク>1.2.3.4班(30分×4班)。各班与えられた疾病テーマによる、模擬集団教室を実施する。前回(実習6回目)、発表準備有。
12 第12回 模擬集団教室(2)  <実習:グループワーク>5.6.7.8班(30分×4班)。各班与えられた疾病テーマによる、模擬集団教室を実施する。前回(実習6回目)、発表準備有。 
13 第13回
14 第14回
15 第15回

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