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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
教育福祉連携論/Outline of school social work
授業コード
/Class Code
B704271001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木3(前期),木4(前期)/THU3(SPR.),THU4(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
大塚 美和子/OOTSUKA MIWAKO
科目区分
/Course Group
【専門教育分野】 《社会福祉専門分野》/*** MAJORS *** 《社会福祉専門分野》
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
大塚 美和子/OOTSUKA MIWAKO 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
この科目は、学部DP2、4に掲げる社会福祉の広範かつ専門的な知識を習得し、社会問題に対する思考力や判断力を身に着けることを目指す。対面授業
授業の目的
/Class Purpose
この授業の目的は、スクールソーシャルワークについての基本的知識を学んだ上で、教育現場で課題になっている発達障害、不登校、学級崩壊、いじめ等に対するスクールソーシャルワークの具体的な支援方法を習得することである。教職を希望する学生や子どもの問題に関心がある学生が受講することで、子どもが抱える課題に対するアプローチの視点や方法を学習することができる。この授業は、教育福祉の分野での実務経験のある教員が担当し、具体的な授業を展開する。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.教育現場に福祉の視点を導入することの意義を説明することができる。(知識)
2.発達障害、不登校、学級崩壊、いじめ等に対して、ミクロ、メゾ、マクロの様々なレベルから教育現場で取り組んでいることを説明できる。(知識)
3.子どもが抱える様々な課題の背景について、スクールソーシャルワークの視点から、自らの見解を示すことができる。(技能)
4.教育現場で起きている問題について日常的に関心を持ち、自ら調べる積極性がある。(態度)

授業のキーワード
/Keywords
スクールソーシャルワーク 発達障害 不登校 いじめ 学級崩壊
授業の進め方
/Method of Instruction
2時間続きで授業を行う。1時間目に講義形式で各テーマに関する知識を深め、2時間目に更に演習形式で議論し、各テーマに対する理解を深める。
履修するにあたって
/Instruction to Students
4月前期授業開始の木曜日3限4限2コマ続きの授業となるため、他の受講科目との兼ね合いを確認してから登録手続きを進めること(授業日:4月13日、20日、27日、5月11日)
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
毎回のテーマを意識し、新聞やマスコミ報道の記事を読んで授業に参加すること
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回、テーマに沿ったレポート課題を提出すること
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業時の積極的な発言、出席カードの記載内容(20%)、毎回のレポート課題(80%)で評価する。
テキスト
/Required Texts
毎回、資料を配布する。
参考図書
/Reference Books
大塚美和子『スクールソーシャルワーカーと教師のための校内支援実践マニュアル』神戸学院大学出版会、2022
大塚美和子『学級崩壊とスクールソーシャルワーク』相川書房、2008
山野則子ら編『よくわかるスクールソーシャルワーク』ミネルヴァ書房、2012
鈴木庸裕ら編『子どもが笑顔になるスクールソーシャルワーク』かもがわ出版、2014
DVD『スクールソーシャルワークとチーム学校』
その他、必要に応じて紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 スクールソーシャルワークの基本的な視点 教育現場にスクールソーシャルワークの視点を導入することの意義を学び、教育と福祉の連携の在り方を理解する(講義形式)
2 第2回 虐待事例からSSWの視点を理解する 虐待事例のDVDを視聴し、スクールソーシャルワークの視点にもとづく連携の在り方を具体的に学ぶ(演習形式)
3 第3回 発達障害の子どもの支援 ミクロ・メゾ・マクロの視点から 発達障害の子どもに対する校内の通級指導・支援学級における個別支援(ミクロ)、個別支援計画に基づく校内チーム支援、放課後等デイサービス事業、医療と学校との連携(メゾ)、発達障害者支援法等の法制度(マクロ)について理解する(講義形式) 
4 第4回 発達障害の事例への対応を検討する 発達障害の事例を分析し、子どもへの支援方法を協議する(演習形式)
5 第5回 不登校の子どもへの支援 ミクロ・メゾ・マクロの視点から 不登校の要因や背景を理解し、教育現場における個別支援(ミクロ)、校内支援、教育支援センターとの連携(メゾ)、教育機会確保法(マクロ)の理解を深める(講義形式)
6 第6回 不登校事例への対応を検討する 不登校の事例を分析し、子どもへの支援方法を協議する(演習形式)
7 第7回 いじめと学級崩壊への支援 ミクロ・メゾ・マクロの視点から いじめ問題の要因、学級崩壊との関係等を理解し、いじめの加害、被害の支援(ミクロ)、いじめ防止の校内対策とスクールソーシャルワーカーとの協働(メゾ)、いじめ防止対策推進法(マクロ)の理解を深める(講義形式)
8 第8回 いじめと学級崩壊事例への対応を検討する いじめと学級崩壊の事例を分析し、子どもへの支援方法を協議する(演習形式)

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