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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
言語学概論/日英対照表現法
授業コード
/Class Code
B504414001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火4(後期)/TUE4(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
前田 宏太郎/MAEDA KOTARO
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈言語・文学科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF LANGUAGE AND LITERATURE〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
前田 宏太郎/MAEDA KOTARO 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この授業は、人文学部人文学科のDPに示す「1.複数の分野の基礎知識を教養として身につけている。」「2.人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけている。」「4.獲得した知識と体験と技能を活用して、自らが設定した課題や問題点を論理的な分析と考察をとおして解決・解明へと導くことができる。」「8.人文学の知見にもとづき、知的好奇心をもって、自立的に深く学修できる。」と関係します。
「言語学」という言葉から想像する以上の広い世界が言語学という学問には広がっています。そのすべてについて詳細にお話しすることは不可能ですが、その広がりを皆さんが少しでも実感できるように様々なトピックを取り上げます。
到 達 目 標
/Class Objectives
①言語学の基本的な概念を説明できる
②それらの概念を用いて、日本語や英語の音・形・意味を分析できる
③言語学の観点から人間の営みについて考察できる
授業のキーワード
/Keywords
音声学・音韻論、統語論、意味論、語用論、言語獲得、言語処理、脳科学、進化
授業の進め方
/Method of Instruction
授業は主に講義形式です。授業の合間にグループ単位で話し合いをすることもあります。授業の最後に、その日の講義内容を確認する小テストを行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
初めて触れる概念が多く登場すると思います。なので、テキストの予習を必ず行なってから授業に参加してください。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
・テキストの予習(60分):予習範囲を指定するので事前に読んできてください。
・授業の復習(30分):わからないことがあればチェックして、遠慮せず教員に聞いてください
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・毎授業の小テスト(12回):講義内容の確認
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・毎授業の小テスト(60%)
・期末試験(40%):毎授業の小テストが主な出題範囲の予定
テキスト
/Required Texts
大津由紀雄(編著)(2009)『はじめて学ぶ言語学:ことばの世界をさぐる17章』京都:ミネルヴァ書房.
ISBN:9784623055807、税込3,080円
参考図書
/Reference Books
○窪薗晴夫(編)(2019)『よくわかる言語学』京都:ミネルヴァ書房.
本講義では扱いきれない言語学の多様なトピックについて簡潔にまとめられています。自分の興味のある分野が見つかるかもしれません。
○斎藤純男・田口義久・西村義樹(編)(2015)『明解言語学辞典』東京:三省堂.
言語学用語について簡潔にまとまっている辞典です。テキストの予習復習の際に参照するとより理解が深まると思います。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ことばの世界をさぐる 授業の概要(自己紹介、授業の進め方)、ことばについて考える方法の紹介
2 第2回 発音の仕組みをさぐる 「青空」と「青い空」:連濁から音の規則を考える
3 第3回 語の仕組みをさぐる 文の材料としての「語」はどのように作られるかを考える
4 第4回 文を作る仕組みをさぐる 人間のことばの「普遍性」と「特殊性」について考える
5 第5回 ことばの意味と法則をさぐる ことばの意味と「構造」の関係について考える
6 第6回 発話解釈能力をさぐる 相手の「意図」汲み取るとはどのような行為かを考える
7 第7回 コミュニケーションをさぐる 「コミュニケーション」とはどのような行為かを考える
8 第8回 言語獲得のメカニズムをさぐる 生まれ(nature) vs. 育ち(nurture):言語はどのような過程を経て獲得されるのかを考える
9 第9回 ことばの理解のメカニズムをさぐる #REF!
10 第10回 発話のメカニズムをさぐる 文を理解するときに人間が行なっていることについて考える
11 第11回 比喩の世界をさぐる 日常言語を支える「比喩」について考える
12 第12回 言語を生み出す脳をさぐる 人間の言語能力を「実装」している脳について考える
13 第13回 起源と進化をさぐる 人間の言語はいつ・どのように現れ、進化したのかについて考える
14 第14回 まとめ 期末試験
15 第15回 補足 期末試験の解説

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