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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/31 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
経済学特別講義B (ウクライナ経済・文化事情)/経済学特講Ⅱ/Special Lecture on Economics B
授業コード
/Class Code
B302172001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
経済学部/Economics
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火4(後期)/TUE4(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
Goral, Nadiia/Goral, Nadiia
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 (各コース科目・専門科目)/*** MAJORS *** (各コース科目・専門科目)
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
Goral, Nadiia/Goral, Nadiia 経済学部/Economics
授業の方法
/Class Format
講義
授業の目的
/Class Purpose
1) ウクライナ歴史と文化紹介
2) ウクライナ経済・政治紹介、
3) 日本とウクライナの交流
4) ウクライナ文化交流を通して、異文化に触れ、ウクライナ文化の理解を深め、尊重しようとする態度を養う
5) 文化交流を通して、日本文化を再認識し、それを継承し、外国の方々に分かりやすく説明できる態度を養う
なお、この科目は、学部のDPに示す「1.経済の歴史や制度に係わる知識を修得し、今日の経済情勢を歴史的・制度的に理解できる。」ことを目指しています。 
到 達 目 標
/Class Objectives
神戸学院大学が積極的に進めるウクライナについて知ってみませんか?この講義では、ウクライナ人客員教授が、ウクライナの歴史・文化・政治・経済について講義します。ウクライナは日本ではあまり知られいませんが、スラブ文化発祥の地で、ボルシチやコサックもウクライナ発祥です。また日本とも多くの似た点や共通点があります。ウクライナについてだけではなく、日本との深い関わり合いを学ぶことも到着目標です。
授業のキーワード
/Keywords
ウクライナ、ウクライナの歴史、ウクライナの経済、ウクライナの文化、ウクライナの政治、ウクライナ語、日本・ウクライナ交流
授業の進め方
/Method of Instruction
ウクライナについての講義(日本語)
履修するにあたって
/Instruction to Students
講師は西ウクライナのリヴィウ工科大学から1年間派遣されます。日本語での講義になります。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
予習、復習90分づつを想定している。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポート、感想作文
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート -50%
感想作文― 50%
テキスト
/Required Texts
プリントを適宜配布
参考図書
/Reference Books
1) Mykhailo Hrushevskyi. History of Ukraine-Rus. Vol.1- Vol.10.
2) Rudenko, Sergii .Lectures in the History of Ukrainian Culture/ Sergii Rudenko; edited by Liliya Grigoryan. – Kyiv: Vadex, 2019. – 66 p. URL:
https://www.researchgate.net/publication/331981714_Lectures_in_the_History_of_Ukrainian_Culture
3) Martynenko N. M. History of Ukrainian Culture: textbook for foreign students / N. Martynenko. – Kharkiv : KNMU, 2015. – 100 p.  URL:
http://repo.knmu.edu.ua/bitstream/123456789/5515/3/History%20of%20Ukrainian%20Culture.pdf
4) Ukraine in Histories and Stories. A Book of Essays by Intelectuals. Edited by VolodymyrYermolenko. URL:https://ukraineworld.org/articles/books/essays-intellectuals
5) Internet Encyclopedia of Ukraine. URL:
http://www.encyclopediaofukraine.com/display.asp?linkpath=pages%5CH%5CI%5CHistoryofUkraine.htm
6) Sergiy Gerasymchuk, Nadiia Bureyko. “Perception of Ukraine abroad. Japan.” (Analytical report). URL: https://ui.org.ua/en/ukraine-abroad-research-en/
7) How to rebrand Ukraine in Japan and Vice Versa. Analytical commentary.March 2021. URL:
http://neweurope.org.ua/wp-content/uploads/2021/03/Policy-comment_Rebranding_eng_web-5.pdf
8) Hiroaki Kuromiya. Freedom and Terror in the Donbas: A Ukrainian-Russian Borderland, 1870s-1990s (Cambridge Russian, Soviet and Post-Soviet Studies, Book 104) Cambridge, UK: Cambridge University Press, 1998, 2003. 380 pages.
9) Nahachewsky, Andriy. Ukrainian dance: a cross-cultural approach. McFarland & Company, Inc., Publishers.2012. URL: https://kr.1lib.limited/book/2924968/9d6c34
10) 岡部芳彦『日本・ウクライナ交流史1915―1937年』、神戸学院大学出版会、神戸、2021年、2月、1日。
11) 岡部芳彦『マイダン革命はなぜ起こったか―ロシアとEUのはざまで―』ドニエプル出版、2016年。
12) 平野高志『ウクライナ・ファンブック:東スラブの源泉・中東欧の穴場国』、2020.
13) 小野元裕『ウクライナ丸かじりー自分の目で見、手で触り、心で感じたウクライナ』、ドニエプル出版、2006年。
14) 『ウクライナを知るための65章』(共著)明石書店、2018年。
15) 岡部芳彦『本当のウクライナ - 訪問35回以上、指導者たちと直接会ってわかったこと』 - (ワニブックスPLUS新書) 新書 – 2022年。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ウクライナと言えばどんな国 入門(基本情報、イメージ、ステレオタイプ)
2 第2回 ウクライナの歴史1 先史時代~キエフルシ時代
3 第3回 ウクライナの「神道」 ウクライナ人と自然、自然の神々、神話、妖怪
4 第4回 現在ウクライナ人の暮らしと生活に影響をあたえた古代文化 祭り、迷信、アニメなど
5 第5回 ウクライナの歴史2 キエフ・ルシ~ⅩⅤ世紀
6 第6回 ウクライナの経済1 ウクライナの経済について
7 第7回 ウクライナの歴史3 ⅩⅥ世紀~ⅩⅧ世紀:ウクライナの「武士道」
8 第8回 ウクライナの経済2 ウクライナの経済について
9 第9回 帝国時代のウクライナの歴史 帝国時代のウクライナ
10 第10回 ウクライナ人の美の感覚 伝統的な服、アクセサリー(ロシア帝国の影響)
11 第11回 近代・現代の歴史 近現代のウクライナ
12 第12回 世界に影響を与えて知られてないウクライナ人
皆さんも知っている人が実はウクライナ人だった。
13 第13回 クリミア半島歴史と現在の問題 歴史から見たクリミア半島と現在
14 第14回 ウクライナの経済3 ウクライナの経済について
15 第15回 ウクライナと日本 ウクライナと日本:現在と将来

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