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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
英語科教育法Ⅱ (資格)【GC以外】/Methods of Teaching English Ⅱ
授業コード
/Class Code
G001481001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
資格用科目/
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
水4(前期),水4(後期)/WED4(SPR.),WED4(AUT.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
岩田 聖子/IWATASYOUKO
科目区分
/Course Group
【資格に関する科目】 《教職課程に関する科目》/*** COURSES FOR CERTIFICATION *** 《TEACHER TRAINING COURSES》
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岩田 聖子/IWATASYOUKO 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
講義・実技
授業の目的
/Class Purpose
「学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、様々な要求や問題解決に取り組み、知識や技能の伸長を図る社会人として活躍することができる」人材の育成を目指しています。特に将来、中学校や高等学校等で英語科教員として理論(応用言語学、第二言語習得論)と実践力(学習内容についての指導)を持ち合わせ先進的な取り組みができる基礎力を身に付けることを主な目的とします。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.中学校、高等学校における英語教育の目的を理解し説明できる。
2.英語教授法におけるさまざまなメソッドを理解し説明できる。
3.第二言語習得理論の基本を理解することができる。
4.基本的な指導技術を組み合わせた授業づくりと教室運営ができる。
5.将来、児童・生徒にとって英語学習者モデルとなる英語力を身につけることができる。
授業のキーワード
/Keywords
第二言語習得(SLA) 外国語教授法(TESOL) 学習指導要領 動機付け ICT   テスト 
授業の進め方
/Method of Instruction
講義に加え、ディスカッションと発表を中心に授業を進めていき、後期の授業では、教科書を使用した模擬授業を行います。
履修するにあたって
/Instruction to Students
1.単位取得の用件として、英検2級またはTOEIC500点以上の習得を課します。最終授業か後期期末テストの際に担当教員にその証明書(原本)を提示してください。(期日までに計画的に受験すること)
2.英語で授業を行うことを念頭に、日ごろから英語の発話練習をしてください。
3.教員になるという自覚をもって積極的でかつ主体的に授業に取り組んでください。
4.テキスト、ノート、英語Ⅰで使う単語帳、英語辞書等あれば必ず授業に持参してください。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
1.  英語で書かれた理論書または実践書を最低1冊は読み終えてください。
2.  出身中学校、高校の先生方、また教育実習に行かれたあるいは教職につかれた先輩の方々と積極的に交流してください。
3.  指定テキストや参考テキストを読み込んで、理解できない点や疑問点を列挙して、次の授業で積極的に質問、討議してください。
4  小テスト(単語及び英語教育用語)を実施するので、授業外学習をしてください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
1.模擬授業を実施するためのリハーサル、指導案作成の準備作業などの課題
2.小テストの振り返り
3.指定テキストや参考図書に関する課題レポート(複数回)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
小テスト・リフレクションシート(20%) 課題レポート(20%) 前期後期試験(30%) 授業参加度、後期模擬授業指導案(30%)
テキスト
/Required Texts
1)   新・グローバル時代の英語教育 (成美堂) ISBN978-4-7919-7218-0
2)『文部科学省検定済中学校英語教科書New Horizon Ⅱ(令和3年度版)』    (東京書籍) 
3)『文部科学省検定済高等学校英語教科書Crown English Communication Ⅰ(令和4年度版)』 (三省堂)
参考図書
/Reference Books
1)中学校学習指導要領解説 外国語編(平成29年公示) 文部科学省 著  (開隆堂出版あるいは文科省サイトからダウンロード) 
2)高等学校学習指導要領解説 外国語編 英語編(平成30年公示)文部科学省 著 (開隆堂出版あるいは文科省サイトからダウンロード) 
3)JACET教育問題研究会(編)『行動志向の英語科教育の基礎と実践』 三修社 
4)英語教育用語辞典 白畑知彦他(大衆館書店)
5)よくわかる英語教育学 鳥飼玖美子他(ミネルヴァ書房)
6)英語学習のメカニズム 廣森友人 (大修館書店)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 自己紹介・他己紹介(英語) Classroom English導入 授業内容、授業課題等の説明
2 第2回 世界の中の英語 CEFR CEFRJ等 英語能力基準について
3 第3回 第二言語習得(SLA) 第二言語習得における主なメソッドとその長所短所
4 第4回 外国語教授用(1) 訳読法、ダイレクトメソッド、オーラルメソッド、CLTなどそれぞれの活用と問題点
5 第5回 外国語教授法(2) TBLT, CBI, CLIL, FonF, TPR などそれぞれの活用と問題点
6 第6回 学習者要因 臨界期仮説、動機付け、学習ストラテジー、発達障害などについて
7 第7回 学習指導要領 概要の説明 「英語の授業は英語で」に関する取り組み  Classroom English確認とビデオ視聴
8 第8回 言語要素の指導(音声) 音声に関する指導 母音、子音、音声変化の説明とビデオ視聴
9 第9回 言語要素の指導(語彙) 語彙に関する指導方法の説明 語彙サイズ、新出単語、カタカナ語、語源、辞書活用
10 第10回 言語要素の指導(文法) 特に中学校で学ぶ文法、語法についての指導方法の説明 FonF 、TBLTの復習
11 第11回 4技能の指導 (Listening) 聞くことに関する指導法 トップダウン、ボトムアップ、シャドーイング
12 第12回 4技能の指導 (Speaking) 話すことに関する指導法 音読、シャドーイング、リテリング
13 第13回 4技能の指導 (Reading) 読むことに関する指導法 訳読、スキャニング、スキミング、精読、速読、多読
14 第14回 4技能の指導 (Writing) 書くことに関する指導法 プロセスライティング、パラグラフライティング、サマリー、PBL
15 第15回 前期復習 これまで学んだ内容の理解度確認テスト
16 第16回 プレゼンテーション 夏期休暇中の課題に関する発表 Classroom English Test(1)
17 第17回 授業展開 (1) 授業計画、学習指導案 ALTとのTeam Teaching Reflection
18 第18回 授業展開 (2) 指導案の作成 中学校編
19 第19回 授業展開 (3) 指導案の作成 高等学校編
20 第20回 教材・教具 教科書選択、副教材、辞書、教具(ICT, CALL )
21 第21回 テスト・評価 (1) テストの分類、得点の解釈、観点別評価
22 第22回 テスト・評価 (2) テスト結果の分析、標準偏差、テスト作成
23 第23回 教員養成及び研修 教育実習への備え、教員採用試験の概要、英語力鍛錬
24 第24回 指導案作成 グループワーク 導入指導、文法、読解 
25 第25回 指導案作成 グループワーク 読解指導、質問づくり、音読指導、アウトプット指導
26 第26回 模擬授業(1) 指導案に基づく模擬授業と検証 
27 第27回 模擬授業(2) 指導案に基づく模擬授業と検証
28 第28回 模擬授業(3) 指導案に基づく模擬授業と検証
29 第29回 後期復習 後期学んだ内容の理解度確認テスト Classroom English Test(2)
30 第30回 講義のまとめ 自己評価・振り返り

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