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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
時事・現代用語Ⅲ/Current Topics & Modern Usage Ⅲ
授業コード
/Class Code
A003842002
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金4(前期)/FRI4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中川 万喜子/NAKAGAWA MAKIKO
科目区分
/Course Group
【共通教育科目】 〈リテラシー領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LITERACY STUDIES〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中川 万喜子/NAKAGAWA MAKIKO 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、共通教育センターが「学生の到達目標」に掲げる、文化・社会・自然に関する広く豊かな知識を備え、それを社会に役立てること、自立的な学習基盤を備え、生涯学び続けていくことを目指しています。
専門を超えて将来社会人として必要とされる基礎思考力を育成するため、時事問題についての基礎知識を修得し、新聞やテレビ、インターネットなどのニュースに関心をもって、近年話題になったキーワードやトピックスについて適切なコメントができるようになることを目的としています。
到 達 目 標
/Class Objectives
受講生に身に付けて欲しい目標は、時事に関する読み取り・表現能力の修得です。
1.まず、新聞やテレビ、インターネットなどで報道されるニュースに関心を持ち、日々触れるようにする。(態度・習慣)
2.そして、世の中で起こっている事象に問題意識をもち、その事象の背景にある仕組みや制度または歴史を理解できる。(知識)
3.その上で、問題点を抽出し、要約することができる。(技能)
4.加えて、自身の考えも含め自らの言葉で表現できる。(技能)
当科目では、特に3,4を重視します。
授業のキーワード
/Keywords
政治・経済・社会の仕組み、国際情勢、社会問題
授業の進め方
/Method of Instruction
講義中心で授業を進めますが、受講生からの意見や疑問点について積極的な発言を歓迎します。
具体的には、出席カードのコメント欄を利用して、質問、自身の意見・感想などを記入してもらいます。
その内容を次の授業で共有するなどして、双方向型の授業を目指します。
時事問題として、最新の事象も盛り込んでいくので、授業計画の内容が変更される可能性があります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
受講生は、各人の専門性を常に意識し、大学での研究を進めていくための知的好奇心を高揚するよう努めてください。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
日々、新聞やテレビ、インターネットなどで報道されるニュースをチェックするよう心掛けてください。
エントリーシートや履歴書等にも記載できる全国統一評価であるニュース時事能力検定の受験を推奨します。目標は2級合格です。(授業内で詳細をお知らせします。)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
各回の授業の終わりに、受講生には、その日の授業内容に関しての小テストやコメントを求める課題を出します。次の授業で、その内容を共有するなどして総括を行います。

学期中にレポート課題を出します(dotCampus内の「レポート」機能を利用して提出)。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験はありません。
毎回出される小テストやコメントを求める課題によって60%、レポート課題によって40%で総合的に評価します。
レポ―トは、指定したレポートのフォームで、授業で学習した知識を用い、到達目標4.の自身の考えを含め、自らの言葉で表現できているかどうかといった点から評価を行います。

本学期中に、ニュース時事能力検定 に合格した者は加点を受けることができます。
テキスト
/Required Texts
本授業では、テキストの指定はありません。
毎回資料を配付します。 
参考図書
/Reference Books
山田 昌弘『新型格差社会 』(朝日新書) 新書,2021/4/13
山田 昌弘『日本の少子化対策はなぜ失敗したのか? 結婚・出産が回避される本当の原因』(光文社新書) 新書,2020/5/19

日本ニュース時事能力検定協会
『ニュース検定公式テキスト「時事力」発展編(1・2・準2級対応) 』
『ニュース検定公式問題集 1・2・準2級』 
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 はじめに 本授業の概要、授業の進め方、評価方法の説明を行います。
2 第2回 情報の収集とメディアの活用 新聞記事の読み方、インターネットでの情報収集の注意点を学びましょう。
主要紙の読み比べをして、その特徴をつかみましょう。
3 第3回 人口の変化と私たちの未来(1) 今期のテーマは「少子高齢社会における社会政策のあり方を考える」、少子高齢社会における諸問題と新たな社会経済システムについて考えていきましょう。
まずは人口の変化について、少子高齢社会から多死社会へ向かう中、人口減少問題に関する基本的な事柄について学びましょう。
4 第4回 人口の変化と私たちの未来(2) 今期のテーマは「少子高齢社会における社会政策のあり方を考える」、少子高齢社会における諸問題と新たな社会経済システムについて考えていきましょう。
映像を観て「超高齢クライシス」といわれる超高齢社会時代の問題について考えてみましょう。
5 第5回 財政と社会保障制度 超高齢社会において、福祉国家として重くのしかかる社会保障関連の負担。財政、社会保障について理解を深めましょう。
6 第6回 持続できるか!?社会保障 超高齢社会で増える医療費・介護費。医療制度、介護高齢者福祉について考えましょう。
7 第7回 世代間格差と変わりゆく働き方  少子高齢社会における諸問題は、世代ごとに異なっている。また豊かな社会に潜む「貧困」は、日本の現状と先行きを考える上では避けて通れない問題である。なぜ「格差」や「貧困」が生まれてしまうのか、格差是正や貧困の解消に向けた取り組みについてみていきましょう。
少子高齢化、人口減少社会では、労働力人口の減少という切実な課題がある。そのような中、女性や高齢者の活躍が期待される。働き方、家族のあり方、待機児童問題、高齢者の能力を社会に還元する仕組みなどについて考えましょう。
8 第8回 縮小ニッポンの衝撃 映像を観て、人口減少が進む日本で起こっている労働力不足問題について、高齢者労働力、外国人労働力の観点から考えていきましょう。
9 第9回 外国人労働者 少子高齢化が進む日本の将来を考えると、外国人労働者への依存は避けて通れず、日本はより多くの外国人労働者の受け入れに舵を切った。外国人労働者の受け入れについて、制度的変遷と実態についてみていきましょう。
10 第10回 超高齢社会の地方 2040年には、全国の自治体の半数が人口減少によって消滅する可能性があると言われる。超高齢社会における地方はどのような問題に直面しているのか?東京一極集中を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけるため、地域の活性化や雇用の創出などを目指す「地方創生」政策とはどのようなものなのか?これまでも様々な地方活性化策がとられてきた。これらの経緯も踏まえ、人口減少に悩む地方の活性化について考えてみましょう。
11 第11回 農業・食料問題(1) 生存にとってもっとも基本的な「食」。食料安全保障とは?
「日本の農業はあと10年で立ち行かなくなる!」といわれて久しい。農業人口の減少、高齢化、農地面積の減少など日本の農業には多くの問題が山積している。農産物の輸入自由化が進む中で、攻めの農業とは?
日本の農業・食料問題について考えていきましょう。
12 第12回 農業・食料問題(2) 生存にとってもっとも基本的な「食」。食料安全保障とは?
「日本の農業はあと10年で立ち行かなくなる!」といわれて久しい。農業人口の減少、高齢化、農地面積の減少など日本の農業には多くの問題が山積している。農産物の輸入自由化が進む中で、攻めの農業とは?
日本の農業・食料問題について考えていきましょう。
13 第13回 買い物難民 地方では、自動車社会の進展、少子高齢化の進行等の影響により、鉄道、バスといった公共交通の利用者が年々減少、公共交通、地域小売商業の衰退により、モノがあふれるこの時代に日々の買い物に困る人々がいます。
「移動販売」の事例の映像を観て、買い物支援の取り組みについて考えましょう。
14 第14回 住宅政策とまちづくり 総住宅数に占める空き家の割合は増加の一途とたどり、社会問題化しつつある。「新築ありき」の政策や人口減少との関連、対応策について考えてみましょう。
15 第15回 まとめ これまでの授業を振り返って、総括を行います。

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