神戸学院大学

大学紹介

2015年度自己点検・評価

2016年1月23日、神戸学院大学は50回目の創立記念日を迎えました。本学は、1966(昭和41)年に、初代学長・森茂樹博士の下、栄養学部の単科大学として100人の入学者を迎え、建学の精神「真理愛好・個性尊重」を掲げて、創立されました。それから50年、現在では、9学部・7研究科、2つのキャンパスに学生数1万人を擁する神戸市内では最大規模、兵庫県下でも2番目の規模の私立総合大学に発展しました。
法人創立100周年を迎えた2012年には「神戸学院100年宣言」を公表し、これを基に2013年度から5年の間に実施すべき具体的施策を「中期行動計画」として取り纏め、全教職員が協力しながらその計画の実現に努めて参りました。
そのプロセスで、2014年の現代社会学部の設置、2015年のグローバル・コミュニケーション学部の設置、3学部(法・経済・経営)の学部移転によるキャンパス再編、ポートアイランドキャンパスにおけるD号館建設など、ここ数年の本学の動きは、課外活動やボランティア活動、その他の大学連携、地域連携活動などと相まって、活気のある大学として外部からも高く評価されています。
2015年度は「中期行動計画」(2013年度~2017年度)の中間年にあたり、学部移転、事務組織改編に伴い計画の見直しを実施いたしました。「中期行動計画」は今後も地道にその実現に取り組み、さらに内容・項目を見直しながら次期の行動計画へと発展させていきます。
この度、2015年度の年次達成度報告書を取りまとめましたので、次のとおりご報告いたします。

教育分野
学生が社会で役立つための十分な力を身につけることができる教育の実践を基本方針として、学士課程教育、大学院教育の質的向上に向けて、アドミッション・ポリシー(AP)、カリキュラム・ポリシー(CP)、そしてディプロマ・ポリシー(DP)の実現を中期目標に中期行動計画を実行した結果、「キャリア教育の充実」「FD活動の促進」および「学士課程教育の質的向上の推進」に一定の進捗がみられました。一方、2014年度に引き続き「教育の国際化推進」については、目標をやや下回る結果となりました。
学生支援分野
充実した大学生活を送ることができるよう、総合的な学生支援の実施を基本方針として、快適で安心安全な大学環境の整備を推進することを中期目標に中期行動計画を実行した結果、「なんでも案内」「ピア・サポート」などの学生生活支援に対する新入生の満足度が高く、また、奨学金の新設を行うなど「健康的で充実した学生生活の実現」に一定の進捗がみられました。
研究分野
多様で質の高い研究の推進を基本方針として、優れた学術活動を奨励し、研究成果を学内外へ還元するとともに、地域と連携した特色ある研究の拠点形成を中期目標に中期行動計画を実行した結果、科学研究費補助金の応募件数、採択件数が増加するなど「多様な外部資金の獲得」はおおむね目標どおりの進捗となりました。一方、「研究環境の整備と充実」については、目標をやや下回る結果となりました。
社会貢献分野
地域連携、産学官連携の強化により、広く社会に貢献し、大学の社会的責任を果たすことを基本方針として、大学の多様な資源を地域社会に提供するとともに、地域の諸課題解決に向けて共に行動することを中期目標に中期行動計画を実行した結果、ボランティア活動を支援するための環境の整備、ボランティア活動参加者の増加など「ボランティア活動の推進と支援体制の充実」に目標をやや上回る進捗がみられました。また、「地域連携ネットワークの確立と強化」「教育研究成果の社会への還元」についてもおおむね目標どおりの進捗がみられました。
大学運営分野
大学憲章の基本理念に基づいた運営を行うことを基本方針として、不断に自己点検・評価を行い、効率的で機動的な大学運営に努めることを中期目標に中期行動計画を実行した結果、「戦略的広報活動の推進」におおむね目標どおりの進捗がみられ、大学のイメージアップに繋がる広報展開が行われました。一方、「労働環境の整備」については、2年続けて目標をかなり下回る結果となり、「よりよい就業環境の実現に取り組む。」「「期待される教職員像」に基づいた人材育成制度の確立に向け、全般的な検討を行う。」との実行計画に大幅な遅れが生じています。

神戸学院大学中期行動計画 実行計画(第4層) 2015年度達成度評価

神戸学院大学中期行動計画 中期計画(第3層) 2015年度達成度評価 集計表

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