神戸学院大学

大学紹介

2014年度自己点検・評価

2012年に学校法人神戸学院が創立100周年を迎え、さらには、2016年、神戸学院大学が創立50周年を迎えます。本学は、この2つの周年が“交わる時期”を劇的な変貌の時と捉え、次の100年の第一歩として5カ年計画の「中期行動計画」を策定し、大学の活性化と附属高等学校との連携強化を推進しています。
「中期行動計画」の実施にあたって、本学は、教育と研究機能の強化、そして、地域社会への貢献という3つのテーマを柱とし、それらの力をバランスよく育て向上させることを目指しています。特に教育に関しては、学生の学修に対する意欲を高め、個々の能力を伸ばし、学生の満足度の高い教育を目指す必要があります。そのための具体的な取り組みとして、授業の満足度を高めるのはもちろん、資格取得や、ゼミ活動、あるいは地域へのボランティアなどに対して手厚い支援を行うなど、社会人としての基礎能力を育み、強化することが必要であると考え取り組んでいるところです。
中期行動計画2年目となる2014年度は、現代社会学部の開設(4月)とグローバル・コミュニケーション学部の開設準備、全学教育推進機構の設置(4月)、ポートアイランドキャンパスD号館の建設(2015年3月)、有瀬・ポートアイランド両キャンパスへの移転を含む学部再編などを具体的施策として推進しました。この度、2014年度の年次達成度報告書を取りまとめましたので、次のとおりご報告いたします。

教育分野
学生が社会で役立つための十分な力を身につけることができる教育の実践を基本方針として、学士課程教育、大学院教育の質的向上に向けて、アドミッション・ポリシー(AP)、カリキュラム・ポリシー(CP)、そしてディプロマ・ポリシー(DP)の実現を中期目標に中期行動計画を実行した結果、「学士課程教育の質的向上の推進」、「大学院課程の改善」および「共通教育機構の抜本的見直し」に一定の進捗がみられました。一方、「教育の国際化推進」については、目標をやや下回る結果となりました。
学生支援分野
充実した大学生活を送ることができるよう、総合的な学生支援の実施を基本方針として、快適で安心安全な大学環境の整備を推進することを中期目標に中期行動計画を実行した結果、学内奨学金制度の見直し、強化クラブ、準強化クラブ制度の再構築を行い「健康的で充実した学生生活の実現」や「課外活動の奨励と支援」に一定の進捗がみられました。
研究分野
多様で質の高い研究の推進を基本方針として、優れた学術活動を奨励し、研究成果を学内外へ還元するとともに、地域と連携した特色ある研究の拠点形成を中期目標に中期行動計画を実行した結果、2013年度に引き続き、医療系3学部での研究連携が着実に進み、「学内・学外との研究連携促進」はおおむね目標どおりの進捗となりました。
社会貢献分野
地域連携、産学官連携の強化により、広く社会に貢献し、大学の社会的責任を果たすことを基本方針として、大学の多様な資源を地域社会に提供するとともに、地域の諸課題解決に向けて共に行動することを中期目標に中期行動計画を実行した結果、産学官連携、大学間連携、高大連携など、さまざまな連携事業を発展・拡大させ、「地域連携ネットワークの確立と強化」に進捗がみられました。
大学運営分野
大学憲章の基本理念に基づいた運営を行うことを基本方針として、不断に自己点検・評価を行い、効率的で機動的な大学運営に努めることを中期目標に中期行動計画を実行した結果、「戦略的広報活動の推進」に目標をやや上回る進捗がみられ、学内構成員がさまざまな媒体から情報が得られるようになりました。また、保護者や卒業生からの意見を検討する機会を設けることにより、「教育後援会・同窓会との連携強化」を図ることができました。

神戸学院大学中期行動計画 実行計画(第4層) 2014年度達成度評価

神戸学院大学中期行動計画 中期計画(第3層)別 2014年度達成度評価 集計表

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