2008年4月

學報トピックス

◆ 「神戸学院大学と天津中医薬大学との学術交流協定書調印式
      および神戸東洋医療学院孔子課堂開校記念祝賀会」を開催
  ― 神仙閣(神戸市中央区下山手通) ―
開催日時 2008年4月5日(土)12:30〜15:00

学と中国の天津中医薬大学は、友好協力と教育・研究上の交流を図るため、「学術交流協定」を結ぶことになり、この度、調印式が行われました。天津中医薬大学は、漢方薬を専門とする薬学教育を進める外国大学で、神戸市内に日本校を設置しています。今後、本学では薬学部が、天津中医薬大学では日本校が窓口となり、教員や研究者の相互派遣、留学生の受け入れ、共同研究などを実施する予定です。調印式には、本学や天津中医薬大学はじめ天津市教育委員会、中国領事館などの関係者ら約70人の方々が参加しました。

学術交流協定書調印式では、天津中医薬大学が母体である針灸師養成施設・神戸東洋医療学院が、孔子課堂(中国教育部認定の中国の語学や文化を学ぶための学校)を開校する祝賀会もあわせて行われました。まずは、神戸東洋医療学院の石橋尚久理事長より、孔子課堂開校の報告および神戸学院大学と天津中医薬大学の協定書調印式に向けてのご挨拶が行われました。続いて、天津中医薬大学の張伯礼学長、本学からは岡田芳男学長、谷昇平薬学部長が壇上へ。そして石橋理事長を含めた計4人が、大勢の参加者が見守る中、日中の国旗が飾られたテーブルにつき、協定書へのサインを行いました。

調印式後は、神戸中華同文学校の金翼校長による乾杯のご発声で祝賀会がスタート。祝電や来賓の紹介が行われたほか、二胡の演奏、歌やピアノなどのアトラクションが次々と披露され、和やかな雰囲気の中で閉会となりました。

学術交流協定書にサイン。左より神戸東洋医療学院・石橋尚久理事長、天津中医薬大学・張伯礼学長、本学・岡田芳男学長、本学・谷昇平薬学部長
学術交流協定書にサイン。左より神戸東洋医療学院・石橋尚久理事長、天津中医薬大学・張伯礼学長、本学・岡田芳男学長、本学・谷昇平薬学部長
調印を終えて、固い握手を交わす両大学の学長
調印を終えて、固い握手を交わす両大学の学長
協定書調印後の記念撮影
協定書調印後の記念撮影
各テーブルで話が弾む祝宴
各テーブルで話が弾む祝宴
舞台では二胡の演奏も披露
舞台では二胡の演奏も披露

人的・学術的交流の促進によって
医薬学分野における新たな展開を期待

天津中医学大学
張 伯礼学長


天津中医学大学 張 伯礼学長岡田学長のスピーチを聞いてこれまでにも中国との友好や学術交流に尽力してきた方々が多くおられることを初めて知り、大変感動しています。さらに、神戸学院大学の学生の個性を尊重するという建学の精神にとても感銘を受けました。天津中医薬大学は、中医薬研究分野において中国の先端にあります。神戸学院大学とは、これから医薬学、例えば高齢者の疾病やリハビリテーションといった分野において学術的交流を行い、共同研究などに取り組めるのではないかと考えています。本日の協定書への調印によって、さらに友好協力や交流が促進すると確信しています。両校の相互理解と信頼をもとに、双方の優れた教育力や人材力が医薬学分野における新しい展開につながるものと信じます。

提携調印式を契機に
日中学術・文化交流の更なる促進を

神戸学院大学
岡田 芳男 学長


神戸学院大学 岡田 芳男 学長今年は、日中平和友好条約締結30周年の記念すべき年であり、また、本学と中国の高等教育機関との交流を開始して20周年を迎えます。本学の元学長・倉田士氏は上海留学の経験があり、20年ほど前に中国の名門四大学と交流協定を結び盛んに交流を展開して「日中架橋人」と呼ばれてきました。この倉田氏のように、本学には、現在でも長年日中友好に尽力してきた教員が多数在籍しております。上海や西安の医科大学に招聘されて顕微鏡写真や標本作成技術の講義をした溝口史郎理事長はじめ、著名な徐悲鴻画伯研究者や京劇・越劇研究者などもおり、日中の学術・文化交流が図られています。私自身も1992年10月から吉林大学の客員教授となって、毎年貴国での学会に出席し、講義も実施してまいりました。こうした、本学がこれまで継続的に行ってきた中国との文化・学術的な交流を、貴学との提携調印を機に、今まで以上に推し進めてまいりたいと考えております。中国で誕生した東洋医学を、この日本においてより発展させるため、天津中医薬大学と手を携え、この輝かしい21世紀に素晴らしい薬学の未来を切り開くことができるよう、切に願っています。

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