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vol.67

「熟議―2012in神戸学院大学」を開催しました

― ポートアイランドキャンパス ―
開催日: 2012年10月20日(土)

「熟議―2012in神戸学院大学」(本学、文部科学省主催、兵庫県、神戸市、明石市など後援)が10月20日、ポートアイランドキャンパスであり、約150人が参加しました。熟議とは、協働を目指した対話のことです。教育を取り巻く環境の変化を踏まえ、課題を克服するための知恵と実行力を生み出していくために欠かせないとして、文科省が昨年度から始めました。ことに大学は、人材の育成だけでなく、地域社会の知の拠点として、生涯学習や価値の創造への社会貢献が求められており、文科省は取り組みの中核となる大学間ネットワークを年度内に構築し、「地域と共生する大学づくり」の機運を高めたいと、全国各地の大学と共催してリレー方式で開催しています。

地域力、大学力、解決力を高めることを軸に熱心に議論

趣旨や発題について説明する実行委員長の中村副学長

趣旨や発題について説明する実行委員長の
中村副学長

防災教育のグループ熟議

防災教育のグループ熟議

地域・社会貢献に積極的に取り組んでいる本学での熟議は、「大学における地域連携・協働事業の在り方の将来像を求めて〜ネットワークから未来のチカラへ」がテーマ。学生放送局の美柑莉子さん(人文学部2年次生)の総合司会で始まった全体会議の冒頭、岡田豊基学長と文科省の平林正吉生涯学習推進課長があいさつ。

続いて、実行委員長の中村恵副学長が「現状から一度立ち止まり、反省して課題を見つけ出してほしい。地域力、大学力、解決力を高めることを軸に議論していただきたい」「(連携して)さまざまな取り組みをしている団体が、それぞれの活動や知見を相互に交換できたら、新しい発想や事業が生まれてくるのではないかと感じました。グループ熟議の後、議論を共有するため、各グループの報告をもとに全体熟議を行いたい」と開催趣旨と発題について説明しました。

参加者はその後、1988年から始めたグリーンフェスティバル▽93年から取り組んでいる時のウィーク(明石市の地域活性イベント)▽明石市朝霧地区で今年から始めた、地域の活性化に学生の力を生かす実践活動▽学際教育機構防災・社会貢献ユニットによる防災教育を軸とした減災プランの推進など、10の連携・協働事業グループごとに演習室に分かれ、2時間近くにわたって意見交換。各グループは地域住民や自治体、企業、大学関係者の約10〜12人で構成され、最初は緊張した様子でしたが、次第に打ち解けて熱心な議論が交わされました。

グループ熟議の内容を報告し、全体熟議を開催しました

グループ熟議の後、参加者は再び全体会議に戻り、時のウィークのメンバー、井上慶祥さん(人文学部3年次生)ら各グループの代表が熟議の内容を発表。ポートアイランド・ヤングワーキング部会(産学連携〜学生によるまちのにぎわいづくり〜)のメンバー、松田一樹さんは「ポートアイランドに人を呼び込む施策として、総合運動施設や農業公園、イベント・教室の開催が必要」とし、大学との協働による取り組みとして、みなとこうべ海上花火大会の際に、大学施設を開放するなどの提案も報告しました。次いで、中村副学長の司会で、全体熟議に移り、参加者からグループの枠を越えたさまざまな意見が出ました。

グリーンフェスティバルのグループ熟議

グリーンフェスティバルのグループ熟議

子育て支援のグループ熟議

子育て支援のグループ熟議

グループ熟議の内容を発表する井上さん

グループ熟議の内容を発表する井上さん

全体熟議

全体熟議

「地域が学生を育てているという実感が、大きな発展に」と講評

講評する文科省の合田局長

講評する文科省の合田局長

全体熟議の後、文科省の合田隆史生涯学習政策局長が講評。合田局長は「熟議は立派な答えを見つけるのが目的でない。むしろ、いろんな考えがあって、その意見を聞いて考えてみると、より深い理解を得ることができる」としたうえで、「地域連携は、大学と地域の双方向の取り組みであると分かっていても実行が伴わないことが多い。地域が宝の山であるということに気づき、地域が学生を育てているという実感が定着したとき、地域と大学のベクトルが一致し、大きな発展につながっていく」と述べました。

最後に、伊藤茂副学長が「本学は、社会貢献についてはトップランナーでありたいと願っています。大学が持つ研究力、教育力が直接、地域貢献に結びついていると実感しました。本日は貴重なご意見をいただきありがとうございました。皆さんの活躍をお祈りしま
す」とあいさつし、閉会しました。

熟議―2012in神戸学院大学 実施報告書

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