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vol.66

「司法試験合格者をお迎えしての報告会」を開催

― 神戸学院大学法科大学院 長田キャンパス203教室 ―
開催日時: 2012年9月29日(土)15:30〜16:30

平成24年司法試験の最終発表が9月11日に行われ、神戸学院大学法科大学院から1人が合格しました。その結果を受け、合格した久田浩誌さんの報告会が同29日、長田キャンパスで開催されました。

始めに、実務法学研究科長の田中康博教授が、「これから司法試験の勉強法など、さまざまなお話をしていただきます。この機会に自身の学習方法について考え、しっかりと勉強をしていただきたいと思います」と挨拶。報告会がスタートしました。
久田さんは、法科大学院修了後2回目の受験で司法試験に合格しました。報告会で久田さんは、今までの2年間で培ってきた効果的な学習方法や受験に臨む態度などを具体的な事例を挙げて紹介。さまざまなエピソードなども交えたアドバイスもあり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
最後に、実務法学研究科の上脇博之教授が「勉強のスタイルは人それぞれ。これから受験する皆さんも、自分に合った勉強方法を見つけてください」と話しました。

挨拶する実務法学研究科長の田中康博教授

挨拶する実務法学研究科長の
田中康博教授

報告会の感想と在学生への激励の言葉を述べる上脇博之教授

報告会の感想と在学生への激励の
言葉を述べる上脇博之教授

合格に至るまでの勉強法や心構えなどを報告する久田浩誌さん

合格に至るまでの勉強法や心構え
などを報告する久田浩誌さん

報告内容要旨

学習方法について

◇ 合格に必要なのは「知識」「理解」「技術」
「知識」は、主に条文の知識を指す。条文知識の蓄積は、特に短答式問題の対策に有効。短答式問題は条文だけで回答できる問題も多いため、事前に数多くの知識を習得しておく必要がある。
次に、内容を確実に「理解」することが必要。各条文の内容を真に理解していないと論文を書く際の精度に影響するため、内容を正しく理解し、自分の言葉で記述できるようにする。実際の試験ではじっくりと条文を探す時間がないため、日常的に繰り返し素読みをしておいたほうがよい。
「技術」は、論文対策に有効。実際に答案を書き、分かりやすい文章を書く練習を怠らないことが重要である。その際、ある程度の長さの論文を書いたあとで、時間や配点、紙幅に合わせて文章の長さを調整する練習をしておく。

◇ゼミのすすめ
自分にない得意分野を持った仲間とゼミを組み、受験に対するモチベーションや学習ペースの維持、答案作成を実践する場として利用する。ゼミは3〜4人程度で組み、目的をしっかり設定したうえで参加することが大事。

◇問題集等の選択は自分の好みで
受験勉強の際に使用する基本書や判例集、問題集に関しては、基本的には自分で理解しやすい、使いやすいといった好みで選んでよい。ただし、問題集などは必ず反復して解くようにする。

取り組む姿勢について

司法試験の受験にあたっては、目標設定が非常に大切。例えば、具体的に各科目の獲得点数を合格圏と思われる50点と設定する。その上で、得意な科目の点数を伸ばすのも有効である。
また、法科大学院修了後何回目の受験で合格するといった、合格までの道筋を明確にすることも必要。進むべき道のりをしっかりと認識し、その過程で自分には何が欠けているのかを考えながら到達レベルまでの誤差を修正していくことが重要である。ただし、体を壊すとレベルアップを妨げる大きなマイナス要素となるため、あくまで自分のペースを守り健康に留意しつつ、目標達成のためにまい進する態度が求められる。
今回報告した受験対策は、あくまで一例。自分なりに明確な目標を設定し、合格までの適切な道のりを選択し、着実に実行することが合格への近道である。そして、成績の善し悪しを過度に気にせず、自分の信じる道を突き進む勇気を持つことが大事。

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