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vol.64

2011 キッズオープンキャンパス

場 所:神戸学院大学 有瀬キャンパス
開催日:2011年12月4日(日)

今年で5回目となる地域交流事業「キッズオープンキャンパス」が開催されました。
これは、神戸市教育委員会と連携協力協定を締結している本学の地域の教育活動支援の一環として、地域の子どもたちに大学を開放し、スポーツや芸術・文化などに関わる活動を通し、未来を担う子どもたちの健全育成に貢献することを目的としています。近隣の子どもや保護者約250人が参加し、「とびだす!クリスマスカードをつくろう」「おたのしみ人形劇」など7つのプログラムが行われ、子どもたちの笑顔がキャンパスにあふれた一日となりました。

1.英語で2012年カレンダーをつくろう!

13:00〜15:00 15号館1階 151H講義室

このプログラムは、子どもたちが知らない人と知らない場所で話をすることが目的です。2012年のカレンダーづくりを通して、参加者間や大学生スタッフと英語を交えて、交流しました。月、曜日、日の言い方を英語で練習したり、参加者や大学生スタッフの誕生日を英語で聞く練習なども行いました。

経営学部の中西のりこ先生による月や曜日の英語のレッスンも。会場には、英語が飛び交った

経営学部の中西のりこ先生による月や曜日の英語のレッスンも。会場には、英語が飛び交った

学生スタッフと一緒にカレンダーづくりを楽しむ子どもたち

学生スタッフと一緒にカレンダーづくりを楽しむ子どもたち

互いに自分の誕生日を英語で言って、顔写真の交換も

互いに自分の誕生日を英語で言って、顔写真の交換も

経営学部2年次生 上田 茉耶 さん

私は「英語で2012年カレンダーをつくろう」にボランティアスタッフとして参加しました。

今回は、事前準備に力を入れました。中西チームで活動するので英語を使う活動をしようと立ち上がり、どのような内容にするのか、何ヵ月も前から計画を練りました。

企画が決定してからも、紙で作るカレンダーの枠をどうしたらうまく立てることができるのか、子どもたちがカレンダーを作るのをどこまで手伝うのか、英語で月の名前を教えるための発音練習など、いろいろと話し合いを重ねました。そのかいあって、スムーズにプログラムを進めることができました。

事前準備から力を入れていたので、本番で子どもたちの笑顔を見てすごくうれしくなりました。

今回の活動は、全てボランティアスタッフに任せてくださり、先生方は後から温かくサポートしてくださいました。そのおかげで、スタッフ一人ひとりに責任感が芽生え、自分で考え、実行していく力や先のことを考える力が身についたのではないかと思います。

本当に充実した楽しい時間を共有することができました。この経験を今後の活動にも生かしていきたいです。参加させていただき、ありがとうございました。

2.ミニ気球をつくろう

13:00〜16:00 大学会館4階 マナビーホール

岡本純一さんの指導で、ビニール袋を1枚1枚丁寧に貼りつける

岡本純一さんの指導で、ビニール袋を1枚1枚丁寧に貼りつける

2時間後には、巨大な気球が目の前に出現。子どもたちも大喜び

2時間後には、巨大な気球が目の前に出現。子どもたちも大喜び

気球の中に入ってはしゃぐ子どもたち

気球の中に入ってはしゃぐ子どもたち

人文学部2年次生 淡路島アートプロジェクト 宇野 龍希 さん

ワークショップの講師は、淡路島美術大学学長でアーティストの岡本純一さんです。作品のテーマは「アートにおけるワークショップを体験的に理解する」。いかに子どもの気持ちになってオモチャを作るかということが目標となりました。材料はビニール袋です。

学生による話し合いの結果、ビニール袋を貼り合わせ、大きな気球を作ることになりました。参加者は親子連れ23組。主催側も驚きの大人数でした。

初めに岡本さんから簡単なレクチャーと注意事項があり、その後の作業では、どの子も真剣なまなざしで黙々と取り組んでいました。保護者も一緒に参加できるため、会場全体は和気あいあいとした作業風景でした。

作業を行うこと90分で無事土台が完成。そこからは大学生を主体にビニールを円すい形に張り合わせ大きなドーム状にしました。扇風機で空気を入れ始めると、どんどん膨らむ様子に歓声がもれ、あっという間に大きなド−ムになりました。中に入ることもできるドームで、子どもたちは中で飛び跳ねたり、手を振ったり、大はしゃぎでした。

できるまでは、つまらそうに作業していた子もできあがりに感動し、夢中で遊んでいたのが、印象的でした。最後に岡本さんは、「アイデア1つで感動するものができる。芸術は、身近なものから始まること」と話していました。

子どもたちだけではなく、大人も学生たちも一緒に楽しむことができたワークショップでした。

淡路島アートプロジェクトはこちら >>

3.新聞紙タワーをつくろう! 〜タワーの中に入れるよ〜

10:30〜12:00 大学会館4階 マナビーホール

このプログラムでは、4つのグループに分かれて、新聞紙を細く巻いて棒状にしたものを30本使って正二十面体を作りました。

これは、災害現場など物資の少ない場所でも遊べるようにと考えられた遊びです。

ちょっと作り方にコツがいるのですが、子どもたちは協力しながら、時に保護者の方やボランティアの学生に手伝ってもらったりしながら、楽しく完成させることができました。

新聞紙タワーの作り方を説明する難波愛先生

新聞紙タワーの作り方を説明する人文学部の難波愛先生

大人も子どもも一緒になって、新聞紙の棒をつなげる

大人も子どもも一緒になって、新聞紙の棒をつなげる

いろんな形に切った折り紙を貼るとすてきなオブジェに

いろんな形に切った折り紙を貼るとすてきなオブジェに

人間文化学研究科1年次生 井戸 友香子 さん

「新聞紙タワーをつくろう」では、20人近くの子どもと保護者が参加してくださいました。初めて出会った子どもたちがその場で仲良くなり協力し合う姿は、和やかでほほ笑ましいものでした。

最初は緊張していた子どもたちも、作業が進むにつれ他の子どもたちやスタッフと打ち解けていました。また3歳から10歳以上と年齢に幅もありましたが、大きなお兄さんお姉さんが中心になって作り、小さな子どもたちが飾りをつけるなどし、みんなで楽しむことができました。

最後に「ありがとう」と書いた手紙や絵を手渡され、子どもたちも楽しんでくれたのだと分かり、うれしく楽しい時間でした。

人間文化学研究科1年次生 廣瀬 恵美 さん

今回のプログラムには、10人以上の子どもたちが参加してくれ、タワー作りやタワーにつける飾り付けを作ったりと、とても楽しそうにしていました。説明を聞くときもきちんと座って聞いてくれて、とてもスムーズに開始できたと思います。保護者の方も積極的に参加してくださり、楽しいとおっしゃっていました。

知らない子同士でも協力してタワーを作る様子が印象的でした。スタッフが折り紙を教えるときには、保護者も子どもも一緒になって折り紙に集中する場面もありました。楽しそうに工作をしたり、撮った写真をうれしそうに眺めていた子どもたちの笑顔がとても印象に残るイベントでした。

4.伝えて、買って、食べちゃおう! 〜障がいのある人のお店から〜

@10:30〜12:00 A13:00〜14:30 15号館2階 屋内外住環境実習室

子どもたちが、障がいに応じたコミュニケーションを取りながら、障がい者に扮した学生スタッフから、食品をそろえるプログラムです。

屋内外住環境実習室に集合し、総合リハビリテーション学部の糟谷佐紀准教授からユニバーサルデザインの商品や福祉器具の説明を受け、商品や車いすを実際に使ってみました。その後、実習室内に設けられた模擬店で、学生スタッフが扮する障がい者から、お皿やクッキーなどの食べ物、飲み物をそろえていきました。

最初は戸惑いがちだった子どもたちも、視覚障がい者に扮するお兄さんに自分から話しかけられるようになりました

最初は戸惑いがちだった子どもたちも、視覚障がい者に扮するお兄さんに自分から話しかけられるようになりました

初めての車いす体験。一人でも大丈夫

初めての車いす体験。一人でも大丈夫

福祉器具について子どもたちに説明する糟谷佐紀先生

福祉器具について子どもたちに説明する糟谷佐紀先生

総合リハビリテーション学部1年次生 河戸 亜耶 さん

私は糟谷ゼミ生として、このプログラムに参加しました。

福祉に関することをテーマに企画するのは大変でした。ゼミの時間に、みんなで意見を出しあい、なかなかまとまらない意見をまとめたり、企画の名前を考えたりするのも大変でした。

用意も授業と平行に行うので、スムーズにできたとは言えませんが、糟谷先生の力も借りながら、少しずつ皆で形にしていきました。

当日は、不安もたくさんあったなか、予想外のことにも柔軟に対応し、なんとか成功させることができました。来てくださったお客様、糟谷先生、そしてなにより私たちゼミ生が笑顔で過ごせたことがうれしかったです。

今回成功できたのは、ゼミ生みんなで力を合わせたからであり、糟谷先生が最後までサポートしてくださったからだと思います。また、機会があればみんなで企画して成功させたいです。

5.とびだす! クリスマスカードをつくろう

@10:30〜12:00 A13:00〜14:30 15号館3階 オーバルホール
※展示等10:00〜16:00

好きな色用紙を選んで、とびだすカ−ドづくり開始。お姉さんと話をしながら作るのも楽しみの一つ

好きな色用紙を選んで、とびだすカ−ドづくり開始。お姉さんと話をしながら作るのも楽しみの一つ

国旗を当てるクイズに手をあげて、元気に答える子どもたち

国旗を当てるクイズに手をあげて、元気に答える子どもたち

会場には、VAFの海外支援活動を紹介や手作り絵本などの展示も

会場には、VAFの海外支援活動を紹介や手作り絵本などの展示も

経営学部2年次生 神戸学院大学ボランティア活動基金 VAF 中 聡子 さん

ボランティア活動基金VAFは、カンボジアの教育支援活動をしており、絵本を自主製作し現地の子どもたちに送り届けています。昨年もプログラムを行い、絵本作りをしました。今年はクリスマスが近かったので、開くと絵が飛び出すクリスマスカード作りと、私たちが普段活動していることの紹介や、カンボジアについてのクイズなどを行いました。

当日は15人の学生でプログラムを行い、子どもたちは午前が14人、午後が10人参加してくれました。カード作りは各テーブルに学生と子ども各2人ずつ分かれて座り、それぞれおしゃべりを楽しみながらカード作りを教えていきました。子どもたちは緊張した表情でしたが、次第に笑顔になってゆき、途中からは笑い声が絶えませんでした。

カードにはそれぞれ家族や、お友達にメッセージを書いていてもらい、中には「サンタさんにプレゼントのリクエストを書くんだ」と悩みながら書いている子もいて、とてもほほ笑ましかったです。

飛び出す絵の部分は、事前に私たちがサンタクロースやトナカイの絵を描き用意、その中から子どもたちが好きなものを選び、色を塗ってもらえるようにし、子どもにも保護者の方からも可愛いと喜んでいただくことができました。

今回も本当に良い経験をさせていただきました。またぜひ参加させていただきたいと思います。ありがとうございました。

6.留学生と一緒に遊ぶ 外国語であいさつ・笑顔になろう!

@10:30〜11:30 A13:00〜14:30 15号館3階 第15会議室

パンダも登場。中国、英国の留学生8人が参加し、国際色豊かな行事に

パンダも登場。中国、英国の留学生8人が参加し、国際色豊かな行事に

留学生のお姉さんたちと交流。言葉が分からなくても、すぐに打ち解けた

留学生のお姉さんたちと交流。言葉が分からなくても、すぐに打ち解けた

全員で英語の歌をうたって、会場は熱気に包まれた

全員で英語の歌をうたって、会場は熱気に包まれた

神戸学院大学留学生会 顧問 千原 伸郎 さん

外国人留学生と交換留学生の6人、日本人学生アシスタント2人が、近隣地域の子どもたちと外国語を通して遊び、交流しました。

小学1年生から6年生までの25人が午前と午後の2クラスに分かれて、約1時間半の時間を楽しく過ごしました。

まずは世界の国々のことを少しだけクイズ形式で勉強した後、留学生たちに中国語、英語で「あいさつ」を学びました。英語の歌では身振り・手振りで体を動かし、大いに盛り上がりました。子どもたちは留学生たちとの会話に臆することもなく、積極的に質問などをしていました。

日本の現代の若年層において海外離れが進むなかで、世界の国々との付き合い、異文化を理解することは大切なことと考えます。今回参加してくれた地域の子どもたちが、留学や海外との仕事などに興味・関心を持ってもらうきっかけになれば、試みとして成功だと思います。

当日、子どもたちと接した留学生たちは良い経験ができたことに大変満足していました。また、地域の子どもたちから手紙などをいただき、今後の交流を希望しているなどの声が寄せられました。

7.おたのしみ人形劇

15:30〜16:30 15号館3階 第15会議室

クリスマスをテーマにした人形劇

クリスマスをテーマにした人形劇

紙芝居に見入る子どもたち

紙芝居に見入る子どもたち

みんなで元気に手遊び

みんなで元気に手遊び

児童文化活動団体 S.S.W.顧問 酒田 順司 さん

昨年に引き続き、「おたのしみ人形劇」を行いました。S.S.W.(Student of Social Worker)は、児童館や保育園などを訪問し、人形劇や紙芝居やゲームを通して、地域の子どもたちと触れ合うことを活動の目的としています。今回はクリスマスシーズンということもあり、公演にはその要素をたくさん盛り込みました。公演中は人形劇や紙芝居を見る子どもたちの真剣なまなざし、そして一生懸命にゲームに取り組む姿を目にし、部員たちも負けないように一生懸命にがんばりました。

子どもたちの喜ぶ姿、そしてその笑顔に触れることができ、本当に楽しい貴重な時間を共有することができました。今回もこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

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