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vol.54

防災について港島小学校で神戸学院大生が授業を実施
−防災・社会貢献ユニット生・卒業生が出前授業で大活躍!!−

ポートアイランドキャンパス総務事務グループ

1月20日(木)神戸市立港島小学校での防災授業で、神戸学院大学学際教育機構防災・社会貢献ユニットの学生13名(男子9名・女子4名)と卒業生1名が出前授業を行いました。

最近の小学生は意識が高いと感じました

当日学生たちが行った出前授業は、1年生は「防災カルタ」、2年生は「防災ダック」(防災カードゲーム)、3年生は「防災駅伝」(すごろくゲームと防災に関する三択クイズを合わせたゲーム)で、小学生たちは楽しみながら防災の知識を学んでいました。4年生になると災害時に必要な生活グッズを話し合い、「僕は水」「私は懐中電灯」など一人ひとりが意見を出し、何を優先するかについて白熱の討論となりました。

かわいい歓声をあげながらカルタを取り合っていました(1年生「防災カルタ」)

かわいい歓声をあげながらカルタを
取り合っていました(1年生「防災カルタ」)

火事・津波・地震・洪水・落雷・暴風・不審者のイラストをかざす学生(2年生「防災ダック」)

火事・津波・地震・洪水・落雷・暴風・不審者
のイラストをかざす学生(2年生「防災ダック」)

地震のイラストを見て机の下に潜り込んだ2年生たち!!

地震のイラストを見て机の下に潜り込んだ
2年生たち!!

3年生に防災駅伝のルールを説明する学生たち

3年生に防災駅伝のルールを説明する学生たち

間もなく防災駅伝がスタート!!緊張の一瞬です

間もなく防災駅伝がスタート!!緊張の一瞬です

「僕は水」「私は懐中電灯」一人ひとりが意見を出し白熱の討論

「僕は水」「私は懐中電灯」一人ひとりが
意見を出し白熱の討論

また、5年生は震災後にいち早くお店を建て直した写真『焼け跡の中の商店』を見て、それぞれが感想を述べ、「この店をオープンして神戸の人たちに元気を取り戻してもらうために建てた」などと核心をついた意見も出ていました。

震災直後の写真を見て意見を出しあう5年生

震災直後の写真を見て意見を出しあう5年生

学生の質問にも積極的に手を挙げる5年生

学生の質問にも積極的に手を挙げる5年生

6年生の「語り部」では、震災直後の様子や心が痛む体験談に児童たちは真剣に聞き入っていました。そして最後にこれから先のことを考えて「非常用の食糧や水、懐中電灯、非常用の持ち出し袋を用意してください」「いろんな人と防災について話してほしい。そういった議論の中から、自分のやらなければいけないことを見つけてほしい」とアドバイスを受けていました。

今回の出前授業について大橋一徳さん(法学部・3年次生)は「6年生を担当しましたが、一生懸命に聞いてくれているのが伝わってきたので話しやすかったし、質問タイムの時もすぐに手が挙がり、意識が高いと感じました」と感心していました。

一生懸命に聞いてくれるのが伝わって来たと語る大橋一徳さん(6年生「語り部」)

一生懸命に聞いてくれるのが伝わって来た
と語る大橋一徳さん(6年生「語り部」)

5歳で阪神大震災、中学3年生の時は新潟県中越沖地震に遭いその震災体験を語る小池真名美さん

5歳で阪神大震災、中学3年生の時は新潟県中越
沖地震に遭いその震災体験を語る小池真名美さん

学年を追うごとに深い学習へステップアップ!!

また、今回学生たちを指導した舩木伸江講師から次のような感想をいただきました。

少しずつでも防災の勉強を!!

学際教育機構防災・社会貢献ユニット
舩木伸江 講師

すでに小学生は震災後に生まれた世代で、阪神・淡路大震災の経験がありません。しかし、将来いつどこで災害に遭うかはわからないので、少しずつでも防災の勉強をしてほしいと思います。

港島小学校では、低学年はワイワイしながら地震など災害の対応法、防災の豆知識を知ってもらうことを重視し、高学年になるほど実践的な知識や技術を習得できる段階的な独自のカリキュラムで構成されています。

知識や技術の習得にあわせて、助け合い、思いやりの心を養う部分もとりいれられていて、学年を追うごとに深い学習へステップアップしていきます。本学学生の学んでいる防災の知識や経験が、小学校で生かされていくことを、とてもうれしく思います。

今年で4年目本当に感謝しています

本学と港島小学校の連携授業で窓口になっていただいた、港島小学校松本宏昭教諭から次のようなお言葉をいただきました。

平成22年度連携授業について

港島小学校教諭 松本宏昭

今年で4年目となる神戸学院大学との防災連携授業。毎年学生の方々が、低学年にはいかに楽しく、高学年にはいかに自分たちで考えることができるかを考えて授業をして下さっています。本当に感謝しています。

1年生は防災カルタ、2年生は防災ダッグ、3年生は防災駅伝、4年生は生活グッズ集め、5年生は写真を使って、6年生は語り部と、それぞれの学年に合った関わり方をして下さっているので、子どもたちの中に自然と防災に対する意識が積もっていっていることと思います。

こどもたちからは、「次はいつ大学の人来るん?」という声がたくさん聞かれ、本当に楽しく、勉強になったんだなと思いました。

これからは震災を経験していない人々が、伝えられてきたことを自分なりに感じ、考えて次に伝えていく時代です。その意味でも、今回の連携授業はとても意味のあるものになったのではないでしょうか。

参 加 学 生
大橋一徳(法・3) 小池真名美(法・3) 稲田靖子(人文・4) 高木洋輔(人文・4)
竹原裕貴(人文・3) 堤下一真(法・2) 河井正敏(経営・2) 大塚光一(経済・2)
坂本淑樹(経済・2) 吉田麻美(人文・1) 米岡愛咲美(法・1) 小笠原朋也(人文・1)
梅田耕平(人文・1) ※那須琢矢(人文学部卒業生)

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