学生が主体となって創りあげるオープンキャンパスフロントライン

【フロントライン】2012実践サマーのすすめ 長期休暇を有意義に過ごす5つのヒント
学生が主体となって創りあげるオープンキャンパス より親しみやすく分かりやすい学生目線のプレゼンテーションでお迎え 清水健太さん 総合リハビリテーション学部・医療リハビリテーション学科3年次生 神戸学院大学オープンキャンパス実行委員会委員長

私はいま、8月11、12日にポートアイランドキャンパス、8月25、26日に有瀬キャンパスでそれぞれ開かれるオープンキャンパスを成功させることを目標に、仲間とともに最後の仕上げに取り組んでいるところです。本学は今年、オープンキャンパス実行委員会という組織を立ちあげました。これまで実施してきたオープンキャンパスでも、学生がスタッフとして協力、参加してきたのですが、それを一歩進め、私たち学生が企画や準備の段階から主体的に参画し、オープンキャンパスを創っていこうという、従来なかった取り組みです。

私は昨年8月に実施した有瀬キャンパスのオープンキャンパスに続き、今年6月にも学生スタッフとして参加し、どちらのときも、スタッフ同士で「もっとこうしたらどうか」「ここを変えたらどうか」という話をよくしていました。実行委員会の活動は、既に昨年10月ごろからスタートしていましたが、6月のオープンキャンパス後に先輩や入学事務室の方のお話を聞いて、私も参加して活動したいと強く思うようになり、実行委員会に加わりました。

私たち学生がオープンキャンパスを創っていく意義は、入学を希望する人たちや保護者の方に、本学の学生生活について、より分かりやすくリアルな情報を提供することにあります。「教職員が100点満点のプレゼンをするよりも、学生がやる80点のプレゼンの方が、本学を紹介する生の声として伝わりやすいのではないか」ということが、この実行委員会の出発点になっています。現在、委員会のメンバーは約20人おり、企画部と人事部に分かれて活動しています。企画部は、キャンパスツアーのコース作りなどに取り組んでおり、同時に私たち実行委員会のメンバーも含め、当日手伝ってもらう学生スタッフが効率的に動けるように業務マニュアルの作成などをしています。昨年まではそうしたマニュアルも大学で用意されており、完成度の高いものだったのですが、今年度は、各所で学生自身の声を案内に入れるとか、学生生活のエピソードを加えるなど、親しみやすいものにしたいと考えています。一方、人事部の方ではシフトの作成や人員配置を練っているところで、これも昨年までは大学で用意されていましたが、学年や学部ごとの特性や違いは、学生の方が実感として分かっているので、より適切なスタッフの配置ができるように話し合っています。

そんななかで、私自身は実行委員会という組織をきちんと作り上げることを目標としてきました。実行委員長と副委員長を置き、それから企画部と人事部という部署に分かれた組織を確立し、今年だけではなく来年、再来年とつないでいけるようにしたいと考えています。ゼロから組織を構築することの難しさを学びつつ、新しいことに取り組む喜びや充実感も感じています。活動を通じて他学部の学生や先輩、後輩から、いい刺激をたくさんもらっています。

この夏のオープンキャンパスの目玉企画は、学生による「キャンパスツアー」です。どんなことでも気軽に質問できるガイドを務めます。また、「学生ホンネトーク」では、各学部の学生が一堂に会して、本学での学生生活をテーマに、ここでしか聞けない話を披露します。あとは、キャンパス内の3カ所にスタンプポイントを設定し、オリジナルグッズをプレゼントするという企画も用意しています。ぜひ、たくさんの人にご参加いただきたいと思っています。

学生が主体となって創りあげるオープンキャンパス
学生が主体となって創りあげるオープンキャンパス
学生が主体となって創りあげるオープンキャンパス

オープンキャンパス

2012年夏の神戸学院大学オープンキャンパスは8月11日(土)、12日(日)にポートアイランドキャンパスで全学部、8月25日(土)、26日(日)に有瀬キャンパスで法・経済・経営・人文・栄養・総合リハビリテーション学部(薬学部のみポートアイランドキャンパス)、いずれも10時から15時まで開催される。当日は、2013年度入試説明、各学部の紹介およびミニ講義、ミニ実習などのほか、在学生による学生ホンネトーク、キャンパスツアーなどのプログラムを用意。受験生のほか高校1、2年生や保護者の来校も歓迎。事前申し込みは不要、参加者にはランチ&ドリンク無料チケットをプレゼントするほか、学生実行委員会の企画によるオリジナルグッズを提供する。

※詳しくは、Open Campus 2012をご覧ください。

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