課外活動とボランティア活動のすすめフロントライン

神戸学院大学のキャリアサポート

もうひとつのキャリアサポート
課外活動とボランティア活動のすすめ

もうひとつのキャリアサポート ~課外活動とボランティア活動のすすめ

人間の幅を広げる課外活動やボランティア活動を
大学として積極的に支援

本学は、学生が社会人として活躍できるキャリア形成と人間形成を目指し、課外活動やボランティア活動も“キャリアサポート”と位置づけ、全面的な支援を行っています。課外活動団体には、4の独立団体、36の体育会、30の文化会、63の任意団体が加入。テニス部やバレーボール部などの体育会団体のほか、文化会でも、地域との交流を積極的に図っている団体も多く、活発な活動が行われています。また、本学ではボランティア活動を正課外活動とし、専用の窓口「ボランティア活動支援室」を設けるなど手厚い支援を行い、学生のボランティア活動を積極的に奨励しています。

※課外活動団体は2010年4月現在の数値です

昨年の夏期休暇中に実施された「サマーボランティア2009」の様子
昨年の夏期休暇中に実施された
「サマーボランティア2009」の様子

現在、課外活動団体でボランティア活動を主体にしている団体は7つ(2009年度、任意団体も含む)。ここ数年立ち上げられる団体も増え、2009年度よりボランティア活動支援室が企画したボランティアプログラムを実施するなど、学内でのボランティア活動の振興が図られています。昨年度より始まった長期休暇期間のボランティア推進プログラムは、夏期休暇中と春期休暇中の年2回実施され、外部NPO団体のほか、ボランティア活動支援室の学生スタッフや、本学在学生や卒業生などで運営する「学生チャレンジショップ」で企画したボランティアメニューを学生が選択し、実践するというものです。ボランティア初心者でも参加しやすいプログラムとなっています。

※ボランティア活動に関する詳細は、下記をご覧ください。

自発的な気持ちでボランティア活動に参加し
社会に対する意識を高めてほしい

学生支援グループ ボランティア活動支援室
川口 謙造

ボランティア活動支援室は、随時ボランティア情報を提供し参加者を募るなど、これまで学内に向けて積極的なアプローチを行ってきました。ただ、ボランティア活動に興味はあっても何をしてよいのか分からないといった学生も多く、今まではそうした初心者層へのアピールが十分ではありませんでした。そこで、数多くのボランティア活動を内容ごとに整理してメニュー化し、学生が選択しやすいよう工夫したボランティアプログラムを用意しました。夏期休暇と春期休暇にプログラムを実施したところ、多くの学生が参加し、期待以上の成果を得ることができました。ボランティア活動を経験し地域社会と触れ合うことで、リーダーとしての素質や責任感、コミュニケーション能力が高まるといった、社会人としての基本的な素養を身に付けることができます。何より、社会にはさまざまな問題が存在していることを身をもって知ることで、社会に対する関心や意識を高める働きもあると思います。こうした、生きていくうえで必要な“人間力”を養ってくれるという意味では、ボランティア活動も一種のキャリアサポートと言えるでしょう。学生には、大学生活を充実させるために、また将来の指針を見つけるために、「楽しい」「面白いからやりたい」という気持ちで、ボランティア活動に自主的・自発的に参加してほしいと思います。

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