“地域に必要とされる神戸学院大学”を目指してフロントライン

多岐にわたる分野で地域との連携強化を図り、
社会に貢献するための本学の取組事例

学部や学部連携による取組

本学は7つの学部、8つの研究科からなる総合大学です。この総合大学ならではの強みを生かし、各学部・研究科がそれぞれの学びの特色を打ち出しながら、あるいは、学部横断的な連携によって複数の領域を補完し合いながら、地域や、産業界との連携を図っています。一方、これら社会とのつながりを学生の教育にいかすべく、フィールドワークなど研究室やゼミナール単位で地域に出て行き、調査や研究を行う授業のほか、共通教育機構のカリキュラムに「地域学分野」など地域を知るための科目群を開設。全学部の学生が深く地域について学ぶことができるようになっています。また、社会人向けの講座を開設したり、兵庫県や神戸市などの自治体と連携しながら、公開講座を設けたりなど、学外にも広く門戸を開放。社会に役立つ人材の養成とともに、地域の方々に対しても大学の持つ知的財産の積極的な還元を行っています。

協定締結による取組

現在本学では、神戸ポートアイランドにキャンパスを構える大学間(本学、神戸夙川学院大学、神戸女子大学[短期大学を含む]、兵庫医療大学)で締結されている「神戸ポートアイランド4大学連携協定」や、神戸市西区や中央区との連携協力協定など、他大学や地元自治体との協定を数多く結んでいます。また、平成20年度の文部科学省「戦略的大学連携支援事業」に、「ポーアイ4大学による連携事業―安全・安心・健康のための総合プログラムを軸として―」が採択されました。さらに、本学キャンパス周辺大学だけでなく、東北福祉大学や大妻女子大学、工学院大学など他地域の大学とも協定を締結。より広域へと連携の輪が広がっています。

研究機関による取組

本学には、「ライフサイエンス産学連携研究センター」をはじめ、「神戸学院大学地域研究センター」などの研究機関が開設されています。これらの研究機関では、地元企業と連携して薬剤の研究開発を行ったり、地元に残る伝統行事の活性化を図ったり、キャンパス周辺地域との結びつきのなかで研究活動が行われているのが特長となっています。こうした研究機関による活動は、地域社会に対する直接的な貢献であると同時に、学生の知識や技術、コミュニケーション能力の向上にも役立っています。

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