大学連携が生み出す新たな潮流 ― ポートアイランドでともに発展し、地域貢献をフロントライン

文部科学省平成20年度「戦略的大学連携支援事業」に採択された新規事業がいよいよ始動

文部科学省平成20年度「戦略的大学連携支援事業」に採択された新規事業がいよいよ始動

この度、文部科学省平成20年度「戦略的大学連携支援事業」に、「ポーアイ4大学による連携事業―安全・安心・健康のための総合プログラムを軸として―」が採択されました。これは、神戸市中央区のポートアイランドにキャンパスを構える本学と神戸女子大学、兵庫医療大学、神戸女子短期大学の4大学が、それぞれの大学の持つ特色を活かして教育・研究活動で連携し、将来にわたる共存共栄を実現するために計画された事業です。大学間だけでなく地域住民や企業、自治体などとも協力体制を築きながら、一体となって社会貢献を図ることを主な目的としています。10月1日には、この事業の核となる「ポーアイ4大学連携推進センター」が本学ポートアイランドキャンパス内に設置されました。

  1. 採択事業名

    「ポーアイ4大学による連携事業―安全・安心・健康のための総合プログラムを軸として―」

  2. 代表校名

    神戸学院大学

  3. 連携校名

    神戸女子大学、兵庫医療大学、神戸女子短期大学

  4. 関係自治体等

    神戸市(中央区役所)、神戸市水上消防署、兵庫県神戸水上警察署、神戸商工会議所、港島自治連合協議会、神戸市立港島中学校、神戸市立港島小学校、神戸市立港島幼稚園、ポートピア保育園、株式会社学生情報センター(Nasic)、神戸ファッションタウン・ネットワーク、特別養護老人ホーム「ぽー愛」

4大学の合同授業「ポーアイ教養科目」がスタート

4大学の合同授業「ポーアイ教養科目」がスタート

今回の事業のなかでは、各種講座や交流事業など、今まで4大学が各自で行ってきた地域貢献を目的とする各プロジェクトを共同で開催する予定となっています。加えて、4大学間による単位互換制度を来年度からスタートさせるなど、学生教育の分野でも隣接する大学同士ならではの密度が濃く画期的な試みも実施されます。その他、学生ボランティアの養成を目的としたセミナーが予定されるなど、今後、さまざまな計画が実施される予定となっています。

ポーアイ4大学連携推進センター
開設記念シンポジウム「地域を活かす大学」を開催

今回スタートした文部科学省戦略的大学連携支援事業「ポーアイ4大学による連携事業―安全・安心・健康のための総合プログラムを軸として―」の中心機能である「ポーアイ4大学連携推進センター」開設を記念して、2008年12月6日(土)にシンポジウムが開催されます。今回は、神戸都市問題研究所理事長の新野幸次郎氏をお迎えして、「地域を活かす大学」をテーマに基調講演やパネルディスカッションを実施。地域と大学のあり方について考えます。

【日 時】
2008年12月6日(土)14:00~16:00
【会 場】
神戸商工会議所 神商ホール
〒658-8543 神戸市中央区港島中町6丁目1番地 TEL:078-303-5801
【基調講演】
新野 幸次郎 氏(神戸都市問題研究所理事長)
【パネリスト】
岡田 芳男 (神戸学院大学 学長)
波田 重煕 (神戸女子大学・神戸女子短期大学 学長)
松田 暉 (兵庫医療大学 学長)
【コーディネーター】
金芳 外城雄 (ポーアイ4大学連携推進センター センター長)
【主 催】
ポーアイ4大学連携推進センター
【後 援】
兵庫県、神戸市、神戸商工会議所、港島自治連合協議会、神戸水上警察署、神戸市水上消防署、神戸ファッションタウンネットワーク、特別養護老人ホーム「ぽー愛」
●入場料は無料です
【申込について】
はがき、電話、FAX、メールで、氏名・住所・電話番号・職業・参加人数を、
ポーアイ4大学連携推進センターまでお申込下さい。
●申込締切 2008年11月30日(日) ただし、空席がある場合は、当日受付もいたします。

4大学学生の交流と知力の向上、そして地域のために
―シンポジウム開催にあたって

ポーアイ4大学連携推進センター
金芳 外城雄 センター長

ポーアイ4大学連携推進センター 金芳 外城雄 センター長

今回のシンポジウムは、ポーアイ4大学連携推進センター発足後、はじめて4大学の学長がそろって行われる記念シンポジウムです。これを機会に4大学の学生、あるいは地域住民の方に、「ポーアイ4大学による連携事業―安全・安心・健康のための総合プログラムを軸として―」を知っていただきたいと考え、このシンポジウムを開催することとなりました。当日は、前神戸大学の学長で本学理事も務めておられた神戸都市問題研究所理事長の新野幸次郎氏をお招きし、基調講演をしていただくことになっています。シンポジウム開催にあたっては、4大学の学生による実行委員会も組織され、運営スタッフとして参加することになっています。学生には、この事業を通じて、お互いに交流しあいより高度な知識を身につけてもらいたいと考えています。そして、その成果が地域住民へと還元されることを願っています。

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