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  5. 2008年9月 4年目を迎える総合リハビリテーション学部のいま。
  6. リハビリテーションの立場から医療と福祉を総合的に学ぶ総合リハビリテーション学部のいま

リハビリテーションの立場から
医療と福祉を総合的に学ぶ
総合リハビリテーション学部のいま

2009年、1期生が社会に巣立ち、大学院も開設

2009年、1期生が社会に巣立ち、大学院も開設

総合リハビリテーション学部は、2005年4月に開設されました。社会リハビリテーション学科と、理学療法学専攻と作業療法学専攻からなる医療リハビリテーション学科の2つの学科で構成され、少子高齢化社会の到来にともなう保健・医療・福祉・介護領域における社会のニーズに幅広く、かつ的確に応える人材の養成を目指した教育を行っています。4年目となる今年、1期生は最終学年を迎え、来年の春には200名以上の卒業生が社会へと巣立って行きます。来年4月には、神戸学院大学大学院総合リハビリテーション学研究科も開設予定。(設置認可申請中)学部卒業生の受け皿として、また、すでに社会で活躍している専門職の方がさらなる高度な知識と技術を修得する場としての役割を期待されています。

文部科学省の委託事業に採択された社会人「学び直し」教育を実施

文部科学省の委託事業に採択された社会人「学び直し」教育を実施

総合リハビリテーション学部では、学部教育以外にも、広く社会に貢献する教育事業を行っています。昨年の10月に、文部科学省の「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」選定事業として「障害高齢者・障害者を支える人材の資質・意欲向上を目的とした社会人の学び直し事業」が認められ、今年の4月から文部科学省の委託事業として開講されています。開講期間は4月からの約1年間。45名の方が、学部生とともに講義を受講しています。

新しい組織構成図

新しい組織構成図

医療と福祉領域を共に学び
総合的なリハビリテーションを身に付ける

総合リハビリテーション学部 学部長
西林 保朗 教授

総合リハビリテーション学部 学部長 西林 保朗 教授

2000年に介護保険制度がスタートし、少子超高齢化社会を迎える現在において、必要な生活が保証された上で、いかに心身ともに健康に生きることができるかということが、今後ますます重要になっていくと考えられています。人々が、必要以上に高度・専門医療に頼らない生活、そして満足できる生活を送るにはどうすればよいか。また、治療を受けてから健康的な生活を送れるようになるまでのスムーズな移行を実現するにはどうすればよいのか。そうした課題を解決する方法として、「リハビリテーション」という領域が極めて有効な手段として認識されるようになってきています。ただ現状では、直接的に心身に関わる医療系のリハビリテーションと、在宅介護など社会福祉系のリハビリテーションとの連携が蜜に図られているとはいえません。そうした状況を踏まえて、医療系と社会福祉系両方の領域を学べる場を設けることが大切であるという考え方から、2005年に総合リハビリテーション学部が開設されたのです。

学部の開設から今年度で4年目をむかえ、来年春には初めての卒業生を送り出します。この夏、4年次生は今までの学習の総仕上げとして外部機関での実習を数週間行いました。そのなかで浮き彫りにされた課題は、学生がさまざまな場面で要求される、その場に適したコミュニケーション能力を充分に身に付いていないということ。そして、症例の概略や問題解決策などを簡潔にまとめあげる能力の不足でした。学部教育では、そうした能力を修得するための“読み・書き・そろばん”、つまり基礎的な学習能力や態度、マナーなどをしっかりと施す必要があると感じました。こうして基礎を身につけた学生が、より高度な知識・技術を修得したい、あるいは、一度社会に出た方たちがもう一度学び直したいという場として、新たに大学院の開設が来年4月に予定されています。

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