スポーツフェスタフロントライン

【大学の新たな可能性を求めて】 ヴィッセル神戸とのパートナーシップ

スポーツフェスタ

スポーツフェスタとは

本学学際教育機構スポーツマネジメントユニットが主催する地域住民参加型のスポーツイベントです。子どもから大人まで多くの方々に、スポーツの素晴らしさや楽しさを知ってもらうことを主な目的として2006年度から年に数回、開催されています。スポーツフェスタで実施されているスポーツ種目はテニスやバスケットボール、サッカー、駅伝、最近注目のビーチバレーなどさまざま。いずれも多数の応募がある人気イベントとなっています。通常、子どもから大人まで幅広い層を対象にしていますが、テニス教室などジュニア世代の強化・普及を目的とした教室も開催されています。6月には2008年度最初のスポーツフェスタ「太極拳と健康について」がポートアイランドキャンパスで行われ、経験者を中心に多くの方々が参加し汗を流しました。

ヴィッセル神戸チャリティー親子サッカー教室

チャリティー親子サッカー教室は、2006年度から6回行われ、ヴィッセル神戸と合同で4回開催しました。本学サッカー部小松晃監督はじめ、ヴィッセル神戸のスクールコーチがコーチングスタッフとして指導を行い、本学サッカー部員がアシスタントとして参加しています。また、スポーツマネジメントユニットの学生が、企画運営に携わっています。

この教室は、小学校1年生から3年生までの子どもと親が対象で、サッカー経験の有無に関係なく、親子で楽しくサッカーすることを目的に行われています。2007年4月にポートアイランドキャンパスが開設してからは人工芝グランドで行っており、神戸市内だけではなく、明石や西宮からの参加者もいます。参加費として当日、家庭で不要になったサッカーボール等のスポーツ用品を持参していただいています。また、神戸学院大学ボランティア活動基金(VAF)による募金活動も行われています。集まったスポーツ用品と募金は、VAFのメンバーがカンボジアを訪れ、スポーツ環境の整備と向上に利用してもらうために届けています。

ヴィッセル神戸チャリティー親子サッカー教室

地域交流や社会貢献の大切さを
実習やスポーツフェスタを通じて実感

人文学部人文学科
学際教育機構スポーツマネジメントユニット
マネジメントコース 3年次生
東郷 護靖 さん

人文学部人文学科 学際教育機構スポーツマネジメントユニット マネジメントコース 3年次生 東郷 護靖 さん

6月7日に、「スポーツフェスタ2008太極拳と健康について」と題した太極拳教室が行われましたが、私は実行委員のリーダーとして運営スタッフのとりまとめ役をまかされました。これまでそうした大きな役割を担ったことはありませんでしたが、運営もスムーズに行われたので何とか責任を果たせたのではないかと思っています。私が学んでいるスポーツマネジメントユニットは、スポーツフェスタの運営をはじめ、理論だけでなく実践を重視したプログラムが多く組まれているのが特徴です。私自身は本学体育会の空手道部に所属し、地元のフィットネスクラブでインストラクターなどを務めています。そのこともあり、スポーツに関する知識と技術が学べると考えユニットに所属することにしました。授業では、運動生理学など実際のスポーツの現場で通用する知識や技術がしっかりと学べるので大変興味を持って授業に臨むことができています。また、海外も含めた学外での実習が行われているのですが、昨年12月にハワイでの実習に参加した際には、自分の価値観が大きく変わる経験をしました。現地の学生は、学内の売店でアルバイトをして稼いだお金を大学の施設を設立するために寄付しているというのです。そのときの体験がきっかけとなり、自分のことだけでなく自分に関わる社会に対してもっと目を向けなければと考えるようになりました。スポーツフェスタは、地域活性化に貢献し地域の方たちと触れ合う絶好の機会。今後も率先して運営に参加していきたいと思っています。

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