学習環境の設備と連携フロントライン

ハードをいかにソフトに還元できるか
新キャンパスの今後に期待

ポートアイランドキャンパスは、最新鋭の設備機器を備え万全の体制で開設され、各講義室にはスクリーンとプロジェクターを完備。また、フロアのどこからでもパソコンをつなぎ、利用することができます。遠隔授業が行える教室もあり、有瀬キャンパスとポートアイランドキャンパス間で同時に同じ授業を受講することも可能となっています。

そうした優れたハード面を、日々の学修の中でいかにうまく使いこなしていくか。今後、ポートアイランドキャンパスが充実した教育サービスを学生に提供できるか否かの重要な鍵となってくるでしょう。

また、従来の有瀬キャンパス、長田キャンパスにポートアイランドキャンパスが加わったことで、特に有瀬キャンパスと新キャンパスとの連携をいかにスムーズに運営できるかということも今後の課題です。

共通教育機構について


今年度の1年次生から、全学共通の教養教育、基礎教育を充実させる目的で、全学的な協力体制の下に「共通教育機構」を発足させ、従来の教養総合教育科目に代わる新しい「共通教育科目」を実施することになりました。

共通教育科目の特徴は、基礎的な学力の底上げを図り、専門領域に繋げていくためのリテラシー科目群と専門分野だけに限定されることなく教養の幅や視野を広げるためのリベラルアーツ科目群から構成されている点です。文理7学部を擁する総合大学としての教育環境を最大限に生かし、「神戸学院大学」としてのスタンダードを確立することを目標としています。

新カリキュラムの内容は、学べる語学の種類が増え、実用会話や各種検定に対応した科目、情報処理の資格科目など、より実践的な科目を新設し、他方で地元の歴史や文化を深く学ぶ地域学ほか特色ある科目が充実。学問領域が広がり、学生の選択肢が増えたことも大きな特徴となっています。また、それら科目を担当する教員のほとんどが各学部の専任教員であることも特筆すべき点です。

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