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栄養学部と社会防災学科が、中央区役所と連携して防災力アッププロジェクトを実施しました

社会連携グループ

災害時における食の問題について説明する伊藤助教

災害時における食の問題について説明する伊藤助教

グループ毎に相談しながらレシピを考えます

グループ毎に相談しながらレシピを考えます

ごはんの炊く準備ができたグループから鍋にポリ袋を投入します

ごはんの炊く準備ができたグループから鍋にポリ袋を投入します

完成したレシピをみんなの前で発表してもらいました

完成したレシピをみんなの前で発表してもらいました

 現代社会学部社会防災学科等に所属する女子学生で結成した防災女子が、栄養学部の伊藤智助教監修の下、「地域×防災女子 防災力アッププロジェクト」を神戸市中央区役所と共催して実施しました。中央区内にはふれあいまちづくり協議会が15か所あり、今年は神戸諏訪山地区、吾妻地区、北野地区、二宮地区、雲中地区の5か所で、それぞれの地域福祉センターを会場に開催。この取り組みは、災害時の過程での食糧備蓄の啓発とともに、子育て世代の地域防災事業への参加促進を図り、地域防災組織やその仕組みを知ってもらい、南海トラフ巨大地震等に備え地域防災力の向上をはかることを目的としています。
 今回のプロジェクトは、地域の小学生とその保護者が対象。災害食ワークショップ「夏休み親子料理教室〜ローリングストックで美味しく防災〜」と題し、1〜3家族を1グループとして、グループ内で協力をしながら災害時における食の問題と、ローリングストック食材を活用した調理について考えてもらいました。
 ワークショップでは、社会防災学科の前田緑実習助手が総合司会を務めました。冒頭、各地域の防災福祉コミュニティの代表者が、阪神・淡路大震災の体験を踏まえて地域の絆と共助の大切さについて話しました。それを受けて、伊藤助教が災害時における食の問題や、レシピを考案する際の留意点、災害時を想定したシチュエーションを説明してから、調理をスタートしました。
 最初にポリ袋調理を活用して、主食となる白ごはんを作ってもらいました。無洗米をポリ袋(高密度ポリエチレン製)と水を入れて、できるだけ空気を抜いてポリ袋の口を輪ゴムで結びます。準備ができたグループから、鍋に入れて30分程度加熱しました。
 次に、ローリングストック食材を活用したレシピの考案と調理をしました。各グループで話し合いながら、主菜・副菜・汁物等、栄養のバランスが整うように協力してレシピを考えてもらいました。
 レシピが決まったら、準備されたローリングストック食材(協力:イオン株式会社 提供)から必要なものを選び調理をスタート。調理器具も災害時を想定して限られたものを使い、衛生面を意識しながら進めてもらいました。調理ができたら、子どもたちがレシピカードに調理工程や工夫をしたポイント等を記入。紙皿にきれいに盛り付けた料理の写真を撮影し、レシピカードに貼って完成させました。
 試食タイムでは、他のグループが調理した料理も一口ずつ食べてもらいながら、グループ毎に、自分たちが考えたレシピのポイントを発表。最後に投票をして、最優秀レシピ賞を決定しました。
 ワークショップを通して、日常に使用している食材の購入方法を意識するだけで備蓄につながることや、災害時における食の問題への気づきとともに、どのような工夫が必要となるのか、またその工夫を生み出すためのポイントを体験してもらいました。
 このワークショップで考案されたレシピは、8月30日からスタートするイオンスタイルumieの防災週間イベントでパネル展示されるほか、各ふれあいまちづくり協議会等が開催する、防災訓練や区開催のイベントブース等で発信されます。
 また、umieの防災週間イベントでは、防災女子考案のイオン・トップバリュ食品を使ったローリングストックアレンジレシピが配布されます。9月1日には、防災女子が17時30分からレシピの配布や展示パネルの説明等を行います。


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