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学生企画の神鉄イベントの研究発表会を実施しました

経済学部教授 関谷次博

【日時・場所】
2017年7月7日(金)11:15〜12:45(2限)
神戸学院大学有瀬キャンパス11号館 118H教室

【発表テーマ】
地域住民参加型の神戸電鉄イベントを企画する

【発表者】
演習U(担当:関谷)履修の3年次学生18名
4つのグループに分かれて発表

【外部出席者】
神戸電鉄
松本修治様(経営企画部長兼鉄道事業本部企画部長)
佐々井孝一様(鉄道事業本部運輸部副部長)
西口耕平様(経営企画部係長)

三木市役所
田中栄一様(三木市まちづくり部交通政策課課長)
寺戸佑輝様(三木市まちづくり部交通政策課主任)

【これまでの経緯と発表会の様子】
 神戸電鉄は、同社粟生線の利用者が少なく、存続の危機にある。その問題は、神戸電鉄のみならず、沿線地域においても、地域の公共交通をいかに整備していくのかという問題にも重なる。そのような問題の打開策の一つとして、神戸電鉄の利用促進、ならびに神戸電鉄そのものの地域住民に対する認知度をあげる目的で、これまでにも神戸電鉄はさまざまなイベントを企画し、実行してきた。そのイベントの効果には長短あるものの、さらなるイベントをおこなうにあたり、これまでとは異なる新しいアイデアとして、若者からの意見を神戸電鉄は求めていた。そこで、本学学生が、神戸電鉄のイベントを企画し、その内容を発表することとなった。
 6月中に、学生は、グループに分かれ、実際に神戸電鉄粟生線沿線を散策したり、地元住民、自治体、神戸電鉄に話しを伺ったりと、精力的に調査をおこなってきた。今回の発表会は、その成果を発表する場であり、発表に際しては、神戸電鉄の方、ならびに沿線自治体の三木市役所の方をお招きし、発表に対する意見を聴取することとした。
 学生の企画は、電車の装飾や車内でのハロウィンイベント、三木市の祭りや、フリーマーケットとのコラボなど多岐に渡った。それに対する外部出席者からの意見として、内容を賞賛する意見があった一方で、「現地の調査不足ではないか」とか、「イベント開催時の評価をどう計るのか」、「計画に具体性が欠けるのではないか」といった厳しい意見もあった。学生にとっては、つらい立場に追い込まれたであろうが、経営者としての感覚や、自治体運営の方法など、当事者の方から直接意見を聞けたことで、通常の講義では修得できないことが勉強できたのではないかと思われる。
 発表会終了後には、外部出席者の方のなかから、「今後も協議を重ねて、イベントが実現できたら良いですね」というお言葉も頂くことができ、今回の研究発表会のさらなる進展が期待できる。

【今後の展開】
 企画のなかで、優れたものについては、実際に神戸電鉄のイベントとして実施することとなり、今後も協議を続けていく。
 なお、このテーマに関連する行事として、本年11月11日(土)・12日(日)の両日に、本学有瀬キャンパスにおいて、鉄道史学会第35回大会を開催することとなり、同大会の共通論題として「鉄道の地域に与える影響」(仮)を設定(問題提起は関谷がおこなった。)した。当日は、神戸電鉄の松本修治様からご講演していただくこととなるほか、全国から研究者が集まり、まちづくりに果たす鉄道の役割を歴史の視点から議論することとなっている。


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