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2016年度前期学位記授与式 式辞

 

式辞


 本日卒業の日を迎えられた111名の学部卒業生の皆さん、そして、博士の学位記を授与された3名の皆さん、誠におめでとうございます。神戸学院大学を代表して、心よりお祝いを申し上げます。皆さんが、神戸学院大学において積み重ねてこられた努力が実を結び、今日のこの日を迎えられたものと思います。そのひたむきな姿勢に惜しみない賛辞を送ります。
 卒業生および学位を受けられた皆さんのご家族ならびに関係者の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。本日に至るまで学生の皆さん、博士論文の作成に奮闘する皆さんを支え続けてくださったことに対して、深く敬意を表したいと思います。
 博士の学位記を授与された皆さんは、博士論文を完成させるという研究者としてのひとつの目標を達成されました。博士号を授与されたことは、研究者としての新たなステージの始まりでもあります。これからも、神戸学院のDNAを秘めながら、有能な研究者として地道に精進を重ねてください。
 学部卒業生の皆さんは、本日、神戸学院大学を卒業し、8万人に迫る卒業生の仲間入りをされます。皆さんは、神戸学院大学で多くのことを学び、様々な経験を重ね、その能力を高めるとともに人間的にも成長してこられました。今後はそれぞれの道を歩み、その培った能力を生かして、社会に貢献することが求められます。
 そこで、皆さんにいくつかのアドバイスを申し上げます。
 第一に、社会の荒波の中で、どんなに苦しい場面、つらい状況に遭遇しても、自分を信じてください。自分を信じて、プライドを奮い立たせて進む以外にないことが多いのです。結果を恐れて怯んでしまうのではなく、ここというときには覚悟を決めて進んでください。
 第二に、とはいっても、謙虚さも忘れないでください。周囲の方々の助言、アドバイスには謙虚に耳を傾け、耳の痛い意見にも真剣に向き合ってください。最後は自らの決断に迫られても、様々な考えに接し、それらを吸収することで、自分の判断を研ぎ澄ますことができます。そして、そのような姿勢が周囲の信頼を生むことにもなります。
 三つ目に、周りの目を気にしすぎたり、自らの可能性にふたをするのではなく、自分が本当に納得できる道を進んでください。自分からの「逃避」が後々の「後悔」を生み出す原因になります。たとえ期待したような結果が得られなくとも、納得のいくチャレンジこそが次へのエネルギーと知恵を生み出します。
 最後に、自分が築いた人間関係を大切にしてください。自分を支えてくれる家族、苦しいときに頼りになる先輩や友人、厳しくも的確な指導をしてくれる上司や指導者、これらの人間関係の蓄積は大きな財産です。自らの能力を発揮する上での大きな力になります。時には、どんな人間関係を構築しているかが、その人の能力として評価される場合もあります。
 以上が皆さんへの私からのアドバイスです。
 神戸学院大学は、1966年に、建学の精神「真理愛好・個性尊重」の下、栄養学部だけの大学として設立されました。創立50周年を迎えた現在では、2つのキャンパスに9学部・7研究科、1万人を超える学生数を擁する、神戸市内で最大規模の私立総合大学に発展しました。今年6月に開催された大学創立50周年記念式典においては、「未来50年―神戸学院大学の進むべき道筋」を発表し、今後本学が取り組むべき重要課題を明らかにしました。
 神戸学院大学は、これからも、神戸・兵庫を代表する存在価値のある大学を目指します。そして、「学生の満足度の高い大学」「学生が成長を実感できる大学」であり続けることを目標として、日々前進していく所存です。
 大学創立50周年という記念すべき節目に卒業される皆さんが、歴史ある神戸学院大学の卒業生であることに「誇り」を持ち続け、社会の様々な分野で活躍されることを祈念しています。卒業生は大学50年の最大の宝です。神戸学院大学は皆さんを応援し続けます。皆さん、今日からは、卒業生として、神戸学院大学を力強く応援してください。
 本日は、誠におめでとうございます。

2016年9月24日 神戸学院大学学長 佐藤雅美


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