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野田佳彦前総理が経済学部岡部芳彦ゼミで講演しました

経済学部

講演後、野田前総理を囲む<br>岡部ゼミ生

講演後、野田前総理を囲む
岡部ゼミ生

○か×で質問に答える野田前総理

○か×で質問に答える野田前総理

講演する野田前総理

講演する野田前総理

野田前総理のお見送りで、<br>握手してもらうゼミ生たち

野田前総理のお見送りで、
握手してもらうゼミ生たち

野田佳彦前総理が11月23日、有瀬キャンパスを訪れ、経済学部の岡部芳彦准教授のゼミで特別講演をしました。野田前総理が関西の大学で講演されるのは初めてです。同ゼミ日本経済班が「アベノミクスと野田財政」について学んでいることから、講演をお願いしたところ、日程調整がうまくいき実現しました。
当日、野田前総理は午前9時半過ぎ、新幹線西明石駅に到着。ゼミ幹事の辻出奈都美さんが改札付近でお出迎えし、車に同乗。車内で今日のスケジュールを野田前総理に説明しました。辻出さんは、同乗した車内で「お子さんはおられますか」などと雑談も交わしました。
ゼミでは岡部准教授が司会を務め、冒頭、ゼミ幹事の藤田海斗さんが歓迎のあいさつ。続いて、増重菜子さんが「理想としていた政権、政策ができたか」「これまでドジョウすくいをしたことがあるか」など、前総理に○×で答えてもらう硬軟入り混ぜた10の質問をしたことで、一気に和やかなムードになりました。

―講演は多岐にわたりました―
同ゼミ日本経済班の高谷拓臣さんが「アベノミクスと野田財政―何が変わったのか、何が変わらなかったのか」のテーマで発表した後、野田前総理が約50分にわたって講演。野田前総理は、社会保障制度と消費税のほか、高校授業料無償化、子育て支援、TPP、アベノミクスなど多岐にわたる分野について述べましたが、「多数の若い人がお年寄りを支える胴上げ式から、騎馬戦を経て、近い将来は一人が一人の高齢者を支える肩車の時代になる」などと、分かりやすい言葉でゼミ生に説明。借金まみれからの財政再建について「政治家は、名前を書いてもらってなんぼです。国民にとって耳の痛いことを言っては当選しない。将来のこと、次世代のことを考えず、次の選挙のことを考えてきたから(国の)借金がここまで増えた」と語り、「これから生まれてくる世代にツケを回すのはやめないといけない」と、熱い思いを語りました。

―谷垣総裁と政策論はかみあっていたが…―
消費税の増税法成立の経緯については少し生々しい話も。当時は、ねじれ国会。「政策より政局」という雰囲気だったこともあり、当時の谷垣禎一自民党総裁とは「政策論ではかみ合っていた」ものの、「それぞれがバックにいろんな人を抱えていたので、なかなかストレートなやりとりにならなかった」「谷垣さんが自民党のトップだったからできた」と振り返りました。また、「もう一度総理になりたいとは思わないが、二大政党制として、ライバルがいるのが望ましい。そうでないと政党政治も独走する。そのために民主党が再生しなければいけない」と語り、党再建に意欲を見せました。

◇   ◇    ◇

―今回の特別講演を聴いたゼミ生の感想―
辻出さん「すごく緊張しましたが、お話が私たち学生にもとてもわかりやすく、感心し続けた50分でした。とても貴重な経験が出来ました」
藤田さん「貴重な経験ができ、充実した講演会でした。これからも自信を持ってゼミをさらに更良いものにしていきたいと思います」
増重さん「緊張しましたが、講演をお聴きして政治についてさらに興味がわいてきました。野田先生は気さくな方に思えました。貴重なお話が聴けてよかったです」
高谷さん「すごく緊張感のある講義でした、また、講義内容に深みがあり、気付いたら聴き入っていました。充実した時間が過ごせたことに、感謝しています」
学芸委員の河本直己さん「日本の事を真剣に考えておられ、政治家に対する私の見方を改めさせられました。また講演を聴ける機会があれば、ぜひ参加したいです」
同、小田幸輝さん「政治に関して今まで関心があまり持てませんでした。というのも、親が政治家だからといった理由で政治の世界に入った方もいるからです。しかし、今回のお話を聴いて、これからの日本を考えておられることを知り、政治家に対する見方が変わりました。また、政治は一般市民からすると、かけ離れたものと思っていましたが、目の前でお話を聴いて、政治が身近に感じられました」


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