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管弦楽団第17回定期演奏会で交響的組曲「神戸の壁」を初演!

広報・渉外グループ

合唱も加わった交響的組曲「神戸の壁」<br>の演奏

合唱も加わった交響的組曲「神戸の壁」
の演奏

4年次生による開演前のロビーコンサート

4年次生による開演前のロビーコンサート

花束を贈呈される田尻さん(中央右)と<br>有宗さん

花束を贈呈される田尻さん(中央右)と
有宗さん

東日本大震災のパネルの前で募金を<br>呼びかけるVAFのメンバー

東日本大震災のパネルの前で募金を
呼びかけるVAFのメンバー

 本学管弦楽団の第17回定期演奏会が12月23日、明石市民会館大ホールでありました。今回は、3月11日に発生した東日本大震災のチャリティーコンサート「REVIVAL 鎮魂・復興 〜KOBEからエールを〜」を兼ね、被災地の一日も早い復興を願って、神戸大空襲と阪神・淡路大震災にも耐えた震災モニュメント「神戸の壁」をテーマにした交響的組曲「神戸の壁」が初演されました。会場には約600人の市民らが来場、すばらしい演奏に大きな拍手が送られました。
 定期演奏会は、開演前4年次生によるロビー演奏で幕開け。ブラームスのハンガリー舞曲第5番やクリスマスソングなどで来場者を歓迎し、フルートを演奏する織田沙友来さん(人文学部)が「今年の世相を表す漢字一字は絆でした。4年次生のこのメンバーの絆を大切に練習してきましたが、一緒に演奏するのは今日が最後です。最後までごゆっくりとお楽しみください」と挨拶しました。
 演奏会は午後6時半から始まり、独立団体学生放送局の山南祐太さん(総合リハビリテーション学部1年次生)が舞台袖に立ち、シベリウスのアンダンテ・フェスティーボに続いて2曲目に演奏する交響的組曲「神戸の壁」について説明。元神戸市立須磨高校教諭、田尻彰男さんが作曲したことや、今回の演奏会で初めて披露されることなどを紹介しました。
 神戸の壁は第3楽章からなり、管弦楽団だけでなく、本学の混声合唱団「パンドラ」や、明石の市民合唱団「きらぼし」、ホームページなどで募った合唱団員がステージに立ちました。ホームページを見て参加した木下明洸さん(経済学部1年次生)は「10月初めから練習を重ねてきました。高校時代の3年間は合唱団に所属していましたが、久しぶりに歌うので緊張しました。終わった瞬間、たくさんの拍手をいただき、本当にうれしかったです」と話していました。神戸の壁の演奏後、田尻さんと合唱指導にあたった有宗政忠さんに団員から花束が贈られました。
 演奏会の締めくくりは、シベリウスの「交響曲第2番」。壮麗なフィナーレが、まるで被災地の「復興」を予感させるようで、客席から大きな拍手が起きました。熱心に聴いていた明石市の女性は「土曜公開講座で演奏会のことを知り、クラシックが好きなので来ました。すばらしかった」と感激していました。
 会場ロビーには東日本大震災の新聞掲載写真や、大学の支援の様子を紹介したパネルが展示され、池本早織さん(経済学部2年次生)や永江郁弥さん(人文学部1年次生)らVAFのメンバー5人が募金活動を行いました。
 演奏会を終えた管弦楽団団長、岩田美喜子さん(人文学部3年次生)は「例年とは違い、大きくて音響のいい会場で演奏でき、大勢のお客様が来てくださって、本当に気持ちが良かったです。広島県の出身なので、阪神・淡路大震災のことは詳しくなかったのですが、神戸の壁の演奏がきっかけでいろいろと知るようになりました。私は、第2楽章の蘇る神戸の壁が好きです」といい、団員の嶋村龍斗さん(人文学部1年次生)は「第3楽章の民謡みたいなところは、静の郷音頭といいます。本当に名曲だと思います」と話していました。


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