神戸学院大学

教育・研究

業務内容

近年のコンピュータとその関連機器およびソフトウェアの急速な進歩は、私達の情報環境を大きく変えました。パーソナルコンピュータ(パソコン)が企業や大学などの事務で業務用に使用されるのはごく当たり前となり、さらに、最近の情報通信機器や通信網の発達により、コンピュータネットワークは大学や企業内のみならず世界中に張り巡らされるようになり、今日では一般家庭にまで浸透するという状況になっています。インターネットの時代が到来したのです。

その結果、インターネットを利用すれば、自分の部屋に居ながら日本国内はもとより世界中の人々と情報交換が可能になりました。いま、世界中で、「情報技術(IT)革命」が進行中で、我が国もこれを推進することを国策としています。その一つの現れとして、平成15年度から高等学校の授業科目に「情報」が加えられることになっています。

本学では1976年度に汎用コンピュータを導入して教育・研究活動に利用してきましたが、パソコンの普及に合わせて1986年以降、毎年パソコンを増やし、情報教育を実施してきました。現在では、学内にネットワーク(学内LAN)が整備され、パソコンも授業用として8つの情報処理実習室に合計400台余りを設置し、また、2号館の227情報処理自習室には自習用として120台余りを設置し開放しています。また、パソコン相談室と称したヘルプデスクを用意し、種々のトラブルに対応して専門員が相談にのっています。

一方、シラバスデータベースをはじめ教育用マルチメディアデータベースの構築なども一通り完成し、さらに、2001年4月からは新たに「学内情報サービス」として、休講情報、教室変更など従来は掲示板で知らせていた種々の情報が、学内LANを用いてWebブラウザで検索できるようになりました。

コンピュータを使えば、大量の情報を複写したり転送したりすることは簡単にできます。さらに、コンピュータネットワークを利用すれば、それらの情報は簡単に遠く離れた人々の間で送受信することができます。ホームページ、電子メール、ネットニュース、FTPなどコンピュータネットワークを利用した多くのサービスが行われていて、今後もますますこれらのサービスがさかんになっていくと思われます。私達はそれらを好むと好まざるにかかわらず、使わなければならなくなってきています。

特に、学生の皆さんは、図書館の蔵書検索、e-learningシステムの活用、電子メールによるレポート提出、研究資料収集や就職活動など、学内LANやインターネットをうまく利用しなければ不利益をこうむるという状況になっています。

このように非常に有用なコンピュータネットワークですが、最近ではこれを利用した犯罪や迷惑行為が新聞やテレビなどでしばしば報じられています。たとえば、他人のユーザー名およびパスワードによるコンピュータヘの不正侵入、データ窃盗、コンピュータウイルスなどによる犯罪や迷惑行為、ホームページを利用した詐欺事件などがあります。

このような犯罪や迷惑行為が発生するのは、コンピュータネットワークの進歩があまりにも急速であるために、また、コンピュータネットワークの世界が通常の社会と少し異なった性質を持っているために、法の整備が追いつかないというのが原因だと思われます。2000年2月に「不正アクセス行為の禁止に関する法律」が施行されましたが、まだ不十分な点が多く、国家的には法の整備が急がれるところですが、大学では情報倫理の確立とその徹底が大きな課題となっています。

この情報倫理指針は、学内LANを利用するにあたって、是非とも注意してほしい事柄や守ってもらいたいエチケットなどをまとめたものです。皆さんがコンピュータ犯罪や迷惑行為の被害者や加害者にならないために注意すべき事柄が述べられていますので、熟読の上、学習・研究・就職活動などに学内LANを有効に活用されることを願っています。

2006年4月  
情報処理センター