神戸学院大学

東日本大震災等の被災地支援活動

2017年2月9日(木)~15日(水)学生ボランティア派遣 報告書

標記の件、下記のとおり報告いたします。

プログラム名 宮城県災害支援学生ボランティア少人数滞在プログラム(大学主催)
日程 活  動 2017年2月9日(木)~15日(水) 6泊7日
事前研修 2月8日(水)、事後研修2月16日(木)

参加者

学生4名
法学部2年次生(一般公募で参加)
現代社会学部1年次生(同)
現代社会学部1年次生(ボランティア活動支援室学生スタッフ)
総合リハビリテーション学部2年次生(同)・授業のため2/10から参加
引率1名
ボランティア活動支援室職員(全期間)
研修講師1名
臨床心理士(2/8、12、13、16)

行程・内容

2月9日(木)

午前 伊丹空港発→ 仙台空港到着
午後 箱塚屋敷(仮設住宅)にて活動の打ち合わせ
現地視察

2月10日(金)

午前 茶話会(現地団体主催)へ参加
午後 2/12の学生企画のチラシ配布(仮設90戸)
2/14のバレンタインプロジェクトの準備

名取市沿岸部の視察(2/9)

2月11日(土・祝日)

午前 バザー(現地団体主催)手伝い
午後 カラオケ大会(仮設自治会主催)参加

カラオケ大会(2/11)

2月12日(日)

午前 住民とともに、餃子大会(学生企画)の準備
餃子大会(集会所で昼食を楽しむ)
・餃子の他、炊き込みごはん、卵スープ、お漬物、デザートを用意
午後 ゲームDE交流会(学生企画)
宿舎にて、現地研修を実施

餃子大会(2/12)

ゲームDE交流会(2/12) 名取市の大学生(尚絅学院大学)も参加してくれました。

2月13日(月)

*名取市から石巻市へ移動

午前 みらいサポート石巻(NPO)語り部さんのお話を聞く
・元小学校教頭先生から、震災体験談をお聞きした。
午後 防災まちあるき
・情報端末を持参して、震災前、震災直後、現在のまちの様子を学ぶ 他
石巻市の仮設住宅(南境第5団地)及び日和が丘復興住宅を訪問
夕刻 石巻駅前にて、現地研修を実施
語り部(2/13)
防災まちあるき(同)

2月14日(火)

午前 あみものサークル(現地団体主催)&茶話会に参加
午後 手作りバレンタインチョコレート(学生企画)を各戸配布
活動振り返り(仮設住民、生活支援相談員、学生、引率者)
茶話会(2/14)
バレンタインチョコの配布(2/14)

2月15日(月)

終日 宮城県沿岸部を視察
夜便、仙台空港→伊丹空港着、解散

名取市仮設住宅での活動振り返り

生活支援相談員
  • 参加する住民の人数が不確定な状況で料理を準備することは難しいことだが、学生企画の餃子大会では、用意する量や必要な資材など、事前にもっと相談して準備できればよかったのではないか。また料理はひとりひとり好みが違うことも想定しておくべき。
  • 一方的な支援ではなく、「住民と一緒に作りましょう」というメッセージで参加を呼び掛けることは続けてほしい。
  • 住民(高齢者)は若い学生と話しながら進めることを喜んでいる。そこにも活動の意味がある。
自治会役員
  • 細かな反省点はあるかと思うが次につなげてほしい。神戸学院大学は2011年の避難所 支援から続けてもらっている。この仮設は来年の5月に閉鎖となるが、ぜひ、支援を続けてほしい。
  • 次回のプログラムでは、昨年の夏に行ったように復興住宅などの視察に連れていきたい。

事後研修会、学生の気づき、学び

  • 目標は自分の学習のために震災体験など「知識」を得たかった。しかし、日常生活に寄り添いゆっくりと話をする中でいろんな話ができたことがよかった。
  • 今後は、集会所での活動に留まらず、花見など外出するプログラムも有効だと思った。
  • 短期のプログラムではなく、長期に住民と信頼関係が築け、互いに「頼り頼られる」関係がもてたことがよかった。
  • 学生の企画は、ただ楽しむだけではなく高齢者のリハビリテーションにつながるような視点も必要だと思う。
  • また、来年5月の仮設住宅閉鎖のあとの支援をどうするのか考えたい。
  • あせるのではなく、ゆっくり待てば、いろんな話ができることに気付いた。
  • チラシの作り方は、住民に理解していただくものとして、学生視点に留まらず、工夫が必要だと学んだ。
  • 専門職(ソーシャルワーカー)をめざすが、今回の活動が自己分析の機会となった。
  • 今回、リーダーを務めた。事前のメンバーとの協議が足りていなかった。緊張したら声が小さくなる傾向があるなど自分を知る機会となった。
  • 住民に頼まれエアコンの清掃をしたが、「6年も仮設住宅で生活されているのだ」とあらためて実感した。

講師から

  • 反省点が出ることはよいが、次のメンバー(活動)につながっていない。それがみなさんの活動後の役割だと思う。
  • 外出プログラム、最後の1年間の仮設支援、新しいコミュニティつくりのお手伝いとアイデアは出たが、自分たちで支援活動の企画をまとめ、大学に提案するまでやってほしい。
  • 住民との関係についてうまくいったとの意見が出たが、これまでの支援実績から、住民から積極的にみなさんにかかわっておられた。これほど理解があり、活動しやすい環境はない。感謝すべきだ。また、他の活動で同じようにいくとは思ってはいけない。

以上