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8月21日(金)〜8月24日(月) 学生ボランティア派遣 報告書

本ボランティアバスは「ひょうごボランタリープラザ」との共同開催です。

標記の件、下記のとおり報告いたします。

プログラム名
宮城県災害支援学生ボランティアバス(大学主催)
日程
2015年8月21日(金)〜25日(月) 3泊4日(2泊は車中泊)

行程・内容

8月21日(金) (全員KACに集合)KAC=神戸学院大学有瀬キャンパス

16:30
KAC 142A教室集合、事前研修会
19:00
KAC 11号館前にバス到着、備品等積み込み
19:30
KAC 出発。バスにて宮城県へ
―バス車中泊―

8月22日(土)

08:30
沿岸部視察(石巻市門脇地区)
09:30
石巻市南境第4団地到着(バスは近隣のミニストップに停車)→備品下しなど
10:00
仮設住宅で活動開始
午前・午後の部=昼休憩は各班ごと
・夏祭り&流しそうめん(準備、実施)
・仮設敷地内草むしり 他
16:30
活動終了、片付け
17:30
完全撤収
17:30
宿泊施設へ向けて出発
18:30
松島町フットボールセンター(宮城郡松島町手樽字大蓬沢13-1)
―お風呂、就寝前に振り返り、翌日活動打ち合わせ―

8月23日(日)

07:00
朝食(朝食時間は出発の1時間前としています)
〜寝具の片づけ、部屋の掃き掃除、トイレ・風呂・洗面台の掃除〜
08:00
宿泊施設出発(バス迎え)=昼の弁当不要
08:45
沿岸部視察(名取市閖上地区)
09:30
現地到着(バスは箱塚屋敷に入る=Uターン可能)
10:00
箱塚屋敷で活動開始=昼休憩は各班ごと
午前・午後の部
・ずんだ餅大会+学院からおもてなし料理「お好み焼き」
・環境整備活動(共用ベンチ、駐車場カラーコーン点検) 他
16:00
活動終了 →後片付け、撤収
16:30
近隣のスーパー銭湯(極楽湯)に移動、備品も持参
17:00
入浴
18:30
出発
―バス車中泊―

8月24日(月)

8:30
KAC帰着 学生、備品等のおろし
9:00
KAC 151G教室にて事後研修会
10:00頃
解散

参加者

本学学生19名
(一般申込み7名、ボランティア団体VAF3名、ボランティア活動支援室学生スタッフ3名、防災・社会貢献ユニット1名、現代社会学部社会防災学科4名、就業体験講座受講生1名) ※一般申込み学生に1名キャンセル有り
本学学生6名
(少人数滞在型プログラム参加学生、バス参加者の受入対応他)
引率者1名
柴田 真裕(神戸学院大学 現代社会学部 実習助手)
現地派遣者1名
川口 謙造(神戸学院大学 ボランティア活動支援室 職員)
*少人数滞在型プログラム引率として先に現地入りし、現地受入の準備をしていた。

活動詳細

8月21日(金)事前研修会

  • 今回参加するメンバーの自己紹介、活動前の最終確認作業、当日の作業の流れについて話し合いを行った。守田敦子氏(神戸松蔭こころのケア・センター臨床心理士)の協力で、子どもや住民とのかかわり方等の指導を受けた。

8月22日(土)石巻市

《沿岸部の視察》(写真)

  • 活動前に沿岸部の視察を行った(門脇地区)


門脇地区 視察の様子(写真)

《石巻市仮設住宅 南境第4、5団地》


石巻市仮設住宅 南境団地付近地図

  • 第1〜7団地において、約750世帯の方が居住されている
  • 集団移転ではなく、様々な地域から集まってできた団地。転出する世帯が増えている様子。空き住戸が出始めている。
石巻市南境団地での活動
  • 夏祭り:屋外(写真)
    到着後、仮設住宅にて夏祭りの設営〜運営を行った。
    活動としては、持参した竹を利用し、流しそうめんを実施したほか、綿あめ(機械は総合リハビリテーション学部より貸与)、かき氷、輪投げ、スーパーボールすくい、ヨーヨー釣りを実施した。
    また、昼食のために住民に豚汁をご用意頂き、住民と一緒においしく頂いた。
    お祭りの最後には集会所内でコンサートが開催され、住民の皆さんと学生とのセッションも行われた。最後に仮設住宅の雑草抜きを短い時間ではあったが実施した。


夏祭の様子(写真)

活動終了後の振り返り
  • 宿舎に移動し、各自で初日の振り返りを行った。その中で「子供たちとは交流できたが、お年寄りの方々と交流する事がなかなか出来なかった」という声や「何を話せば良いか分らない」という声が非常に多く出た。
    学生自ら、初日の反省を踏まえたうえで、翌日の活動に繋げたいという意見が出ていた。

8月23日(日)名取市

(視察写真)


閖上地区の様子(写真)

《名取市仮設住宅 箱塚屋敷団地》


名取市仮設住宅 箱塚屋敷団地付近地図

  • 約160世帯の方が居住されている
  • 集団移転ではなく、様々な地域から集まってできた団地。自治会があり、集会所も活発に活用されている。転出する世帯が増えている様子。空き住戸が出始めている
集会所でのずんだ餅大会
  • ずんだ餅&お好み焼き大会(写真)
    集会所内にて、先方よりずんだ餅を用意頂いており、学生も住民の皆さんと一緒に調理を行った。
    こちらはお好み焼きを提供。あらかじめ用意した食材が途中でなくなってしまい途中で食材を調達に行くほどに好評で、住民の皆さんから喜ばれた。


ずんだ餅&お好み焼き大会の様子(写真)

8月24日(月)事後研修会

【活動終了後の振り返り】(写真)

  • 疲れを癒すためのストレッチ体操、事後のケア(協力:神戸松蔭こころのケア・センター)、二日間の活動を振り返った。以下は参加学生及び引率者の振り返りコメント(一部抜粋)である。


事後研修会の様子(写真)

【事後研修会での学生及び引率者のコメント】

  • 実際に被災の現場を見て、まだままだ復興できていないのがショックだった。
  • 自分の目で見るということが大事なことだったと思う。テレビ等では伝わらないことを今後は自分が伝えていけたらと思った。
  • 視察で見たところにみなさんが住んでおられたのかと思うと話をするのが難しく感じた。
  • 石巻市では子どもの対応に追われてしまい、ほかの現地の方と話す機会がなかった。二日目の名取市は、それを反省として、自分から話しかけると現地の方が色々と話をしてくださった。それを考えると、違う地域で被災をされた話が聞けたはずなのに、一日目からできていなくて残念だ。
  • 一般申込みの学生は学スタに指示してもらうばっかりだった。自分たちが事前準備やミーティングに参加できていないことが原因で、学スタ任せになったと思う。
  • 仮設の人と話をしていて、みなさん元気だと感じた。1日1日を大事に生きておられるけれど、自分は夏休みをなんとなく過ごしてしまったりしている。
  • 子どもをちゃんと叱れなかったり、お年寄りに振られた話をかえせなかったり、コミュニケーション力が足りないと感じた。
  • 初めての参加だったが、みなそれぞれが自分の目標を実現しようとしていたのがよかった。
  • 二日目は目があった人にはとにかく挨拶して、話しかけるようにしていたら、みんなが話してくれて、中には「あなたはとても話しやすい」と言っていただけた人がいたのはとてもうれしかった。
  • 震災の話をもっと聞きたかったが、こちらかそれを言うと逆に傷つけてしまうのではないかと思うと聞けなかった。
  • 準備を自分たちが把握していればもっとスムーズにいけたのではないかと反省している。
  • 視察では復興が全然進んでいなかったのを感じ、ボランティア団体で活動しているが、ボランティアに対する意識の再確認になった。
  • 全体のリーダーを担った。「リーダーの役割って何か」とボランティア活動支援室学生スタッフに聞いたとき、メンバーのメンタルのサポートをしてほしいと言われ、バスの中でも楽しくして、繋がり合えたらいいと頑張った。この目標は達成できた。
  • 楽しいと思えた学生は多かったと思うが、それは最低限のことにすぎず、学スタや引率の先生がサポートしてくれたからできたと反省している。
  • 昨年の夏に引き続いての参加で、前回は指示してくれる先輩がいたけれど今回はおらず、現地に着いてから自分の立場に気付いた。もっと前から準備など関わっていたら指示できたはずなのに残念だ。

(学生スタッフの感想)

  • 視察や企画の準備から実施までばたばたしたけど大きな事故もなくやりとげられたので良かったと思う。前回訪れた仮設住宅で自分の顔を覚えてくれている人がいて嬉しかった。反省点としては、二日間とも事前準備が足りないところがあって、それがみんなには申し訳なかったかなと思う。
  • 雨が降ったりしてみんながぐだぐたしたところがあったが、そんな時に学スタとして対応できていなかったと反省している。
  • 反省はみんなにうまく指示ができなかった。1日目の反省点がみな同じで、同じことを感じてくれていたのだというのがうれしかった。2日目は、自分から仕事を見つけていたのが良かったと思う。

(引率者の感想)

  • 学生から初日より二日目のほうがよかったという話があったが、みんなが主体的に動けていたということだと思う。反省は、今後の自分自身の課題として持っていただいて、今後の成長としてつなげていっていただけたらと思う
  • 学スタの4人本当にありがとう。みなさんのおかげで活動ができたと思う。

(講師からのアドバイス)

  • 子どもを叱る前に、注意を向けさせることが大切なポイントだ。遊んでいるとだんだん盛り上がっていって、つい悪いことをしてしまう。その状況になる前にこちらに注意を向けさせて、そこまでいかないようにさせることが大切だ。
  • 今回、仮設住宅の子どもから住所を尋ねられ、教えた学生がいた。きちんと子どものことを考えて教えたのかを反省してほしい。
  • 子どもから手紙が来たら返事を出すのか。手紙が続いたら、最後まで責任をもって出し続けられるのか。いまは子どもへの気持ちがあっても、日常生活の中で気持ちが薄れていくと返事を出さないようになるかもしれない。その場合、子どもを傷つけてしまうことになる。どこで区切りをつけるかがとても難しい。
  • 震災は、「行ってきます」といって家を出て行った人に会えなくなってしまったという経験である。手紙を出さないことで、その時の悲しかった気持ち、辛かった気持ちがまた復活するかもしれない。慎重に対応する必要があるので、考えてみてほしい。

以上

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