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日露アニメ・オタク文化学生サミットは共同宣言を採択して閉幕しました

15.09.07 NEWS

 日ロ青年交流事業としてモスクワ大学で始まった「日露アニメ・オタク文化学生サミット」は4日、本会議が開催され、「日ロアニメ愛好者共同宣言」を採択して無事閉幕しました。岡部芳彦准教授を団長とする訪ロ団は7日に帰国予定です。
 サミット2日目の本会議は、モスクワ大学本棟に会場を移して開催。開会に先立ち、久保可織さんがロシアと日本の両国国歌を三線で演奏、独唱しました。アレクサンドル・ラエフスキー心理学部講師が司会を務め、冒頭、ロシア側からモスクワ大学のニコライ・ショーミン副総長と、同大附属アジア・アフリカ諸国大学(ISAA)日本語学科のステラ・アルテミェヴナ・ブィコワ学科長、日本側からは日本大使館の牧崇史秘書官がそれぞれあいさつしました。
 この日は、初日の学生同士のディスカッションと異なり、プレゼンテーション形式で計7報告が行われました。久保可織さんと宇山礼乃さんは「ロシアのアニメ」というテーマでロシア語で報告。宮崎駿監督がソ連のアニメ「雪の女王」(1957年制作)の影響を受けており、日本アニメの源流の一つはロシアにあると結論づけました。横岡杏奈さんは「日本のアニメ」と題し、近年のアニメについて声優ブームなどと併せて話しました。
 ロシア側からは、サマラノーバさんが「日本のアニメにおけるロシア人登場人物」という題で、日本のアニメにどのようなロシア人キャラクターが登場するのかなどを詳細に説明。団長の岡部准教授はロシア語で「日本とロシアのアニメ産業―現状と課題―」を報告しました。
 このほか、ロシアで最大のアニメサイト「otaku.ru」のヴァレリー・コルネーエフ代表が「ロシアにおける日本のアニメの人気」と題し、特にソ連崩壊後にロシアで日本のアニメの需要があり、広まったかについて発表。「スーズダリ・アニメ映画オープン・フェスティバル」の組織者の一人、ルクニフさんは、映画祭や日本の古典アニメの重要性についてプレゼンし、最後は、文化交流団体「ヤポンスキ・ドム(日本の家)」ディレクター、イオリ・エンドウさんが「コスプレが日ロの文化交流にどれだけ役立っているか」について報告しました。
 採択された「日ロアニメ愛好者共同宣言」の文面は、アニメ『図書館戦争』にも登場する「図書館の自由の関する宣言」のオマージュです。サミット終了後、参加者全員で記念撮影。その後も、参加学生の興奮は冷めず、グループごとに写真に収まるなど、名残が尽きない様子でした。



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